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カテゴリ:旅
さっき屋久島から戻ってきました。
屋久島の自然の素晴しさ、出会った人々、体験した数々のことは、 あとでゆっくり書きたいと思っているので、是非読んでくれると嬉しいです。 その前に、今の気持ちを忘れちゃう前に、忘れちゃわないように、 つたない表現力と、貧弱なボキャブラリーを搾り出して、 なんとか今、言いたい、残したい。 屋久島は、素晴しい「場所」でした。 私が今改めて言うまでもなく、自然は文句なく美しいです。 その自然を作り出す島の本来の姿が雄大です。 屋久島の地面に足をつけているときは「自然いっぱいでいい島ね」くらいの感覚でした。 よく旅で、特に田舎に旅に行ったときに感じるのと同じような感覚。 ところが、船が出港して、島と自分が離れていくのを心の奥のほうで直感的に感じたとき 「戻りたい」 と体が自然に感じました。 現実に戻りたくない、じゃなくて「屋久島に戻りたい」と。 さっきまでと今とでは空気が違ったのか、 ただの悲しさなのか、 何かに引っ張られているのかよく分からないけど、 何かそこに宿ってる力があるように感じました。 自然とのふれあいでは本当に色々なことを肌で感じて、心で想いました。 それはそれぞれの日に記したいと思います。 そして、もう一つの出会い。 それは初対面の人たちとの出会いであり、 つまりは、自分との出会いとなりました。 屋久島は一人旅が本当に多く、特に女性が多く、何人か友達ができました。 知らない人達と何時間も登山もしました。 そんな出会いの中で、 日常において自分はどんな部分を無意識のうちに作っているのか、って事に気づいちゃったり。 結局のところそれは自分の弱さを隠している部分でありました。 初対面の人に対しては、それを作っている自分、 そして 逆に作らなくもいい部分の心地よさ その両方を通じて、弱さに気づかされました。 また、他の人に見せたい部分ってのもあって、 それは自分が誇りに思っている部分だったりして、 私、こんなこと誇りに思ってたんだな~、でも、それってちっぽけだな、 なんて事に気づいちゃった。 自分の殻のもろさや、 ちっぽけでダメな部分や、 必死で守ってきた馬鹿みたいな小さなプライドや、 逆に、指摘されたりして気づく、これちょっといいんじゃないか!って思う部分だったり。 そんなのを一気に感じちゃったのでした。 私は自分を比較的ちゃんと持っているんじゃないかって、 勝手に思ってたけど、 人に惑わされてばっかりで、そんなの全く大違いだった。 見た目では変わってないと思うけど なんとなく心の奥底で感情がフツフツと鼓動してて、 これから少しずつ変わっていけそうな予感がする。 この気持ちさえ忘れなければ。 屋久島で向かえた33歳、そして考えたこと 過去や人に執着しない 自分をもっと信じてあげる 人に左右されない 自分の使命をちゃんと感じて考えて遂行する まだ他にあるんだけど、できてないと恥ずかしいから内緒。 まだまだ泣くこともあって、弱くてもろいけど、 屋久杉のようにどっしりと、優しい強さを持っていきたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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