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テーマ:山登りは楽しい(12031)
カテゴリ:旅
なんとなくそこに決まり、何があるのかよく分からないまま行って見ました。 立川 → 青梅 → 御嶽 → バス → ロープウェイ → 徒歩 やっと宿に着きました。 「蔵屋」に泊まりました。御岳神社に一番近い宿です。 角部屋からは、関東平野が一望できて、新宿や六本木や都庁が小さく小さく見えました。 小さな光が、チラチラしてる感じ。 あんな場所で、毎日ウゴウゴしてるんだな。 ストーブをつける程の寒さの中で夜景を見て、 寒い冬の切なさや寂しさのような感情が押し寄せてきました。 なんか、どっかで感じたことある気持ちで、 それは、どっかで見たことのある、この夜景に近い風景で感じた感情なんだろうけど、 思い出せなかった。 宿の料理はとても美味しく、お風呂も気持ちよくて、 宿の人たちもいい人で、過ごしやすかったよ。 前のお店の90を越えてそうなおばあちゃんが、元気で、しっかりしてて お酒何本か買ったんだけど、私たちに計算機で計算させて お釣りは「この缶から持って行って~~」と言って、信用がうずまいてる感じで そのほんわかさと、おばあちゃんの元気な存在が嬉しくなった。 次の日、武蔵御嶽神社にお参りしに行った。偶然にもまた神社だ。関東随一の霊場らしい。 その後、ロックガーデンという名の2時間半のゆるいハイキングをする・・・ はずだった。 ロックガーデンのコースを半周以上し、こんな感じの道をのんびり歩いてた。 あと残すところ15分ってところで、あるおじさんと出会う。 「もう帰るの?今日は富士山がきれいだよ。あと1時間くらい登るとすごく良く見えるよ。 おじさんは先週も来たのに、また今日も来ちゃったよ。ゆるやかな道だから大丈夫」 と。 せっかくここまで来たし、富士山見てみたいし、1時間くらいならいいかと思って スニーカーに比較的普通の服装の私たちは標高約1200メートルの大岳山を目指した。 周囲はストックを使い、登山靴を履き、リュックを背負った登山客ばかり。 自分達の無謀さに気づくのに時間はかからなかった・・・ 「あら、スニーカーでのぼってるわ」なんていう声を聞こえない振りをして登る。 ちょっと、これ、本格的登山ジャン こんなだよ なんとか1時間以上掛けて頂上へ。 最初に声かけてきたおじさんがいた。 「あら~、本当にきたの」って無責任発言だよーーー。 でも、全然憎めないおじさん。 周囲の人とどんどん仲良くなっていくタイプ。 そして頂上から見た富士山も、下界の景色も、素晴しいものでした。 雲の上に富士山が出てて、浮いているみたいだった。 頂上は広くないんだけど、またまた出会いが。 私たち4人が宿で作ってもらったお弁当を食べていると、 10人くらいのおじさん・おばさんグループが色々とおすそ分けしてくれた。 笑いながら「あのおじさんにだまされてきたんでしょー」 「はい、ついノリでこんな軽装で来ちゃいました」って感じで。 いただいたのは、赤ワイン。山の頂上でワインだなんてー。うれしー 昨日の夜漬けたというピクルス、そしてお菓子。 そして、けんちん汁。道具とコンロと材料を持ってきて、なんと頂上で調理してた。 これが美味しいのなんのって。ごま油が効いてて。 私たちはおすそ分けするものもなくて・・・ その軍団は毎週仲間で集まって色々な山に登ってるらしい。 てんぷらを揚げることもあるらしい。 なんとも楽しそうでファンキーな人たちで、年取ってああゆうのすごい楽しそうだった。 彼らが溜まり場にしているのが、リーダーっぽい人のお店で浅草橋にあるらしい。 名刺をもらい、今度行くことを約束して、みんなにお別れ。 もちろん最初に誘ってくれたおじさんにも「ありがとう」とお伝えした。 いや~、思わず楽しいひと時でした。 帰りはワインですっかり酔っ払いながら下山。 すっかり「酔登山(すいとざん)」になってました。(勝手に命名) 山の上はすっかり秋の風景でした。今回もいっぱい自然に触れたな。 旅。秋が本格的に始まったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.23 01:28:12
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