|
カテゴリ:カテゴリ未分類
三菱とホンダが乗用車で 計43万台が
三菱自動車とホンダは20日、乗用車各4車種に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。三菱はギャラン、ギャランアスパイヤ、レグナム、グランディスの計21万7009台(96年8月~03年7月製造)。グランディスはワイパーのモーター内に水が浸入し、作動しなくなる恐れがあり、それ以外の車種は前輪緩衝装置のベアリング部が浸水し、蛇行走行する恐れがある。ホンダはストリーム、CR―V、インテグラ、シビックフェリオで計21万3209台(00年10月~02年6月製造)。いずれもステアリングギアボックスの一部でボルトの締め付け不足があり、車庫入れなどの低速走行時にボルトに負担がかかって折れ、操舵(そうだ)できなくなる。 ・ 買い替え特需で全社売り上げ増 9月中間決算 トラック大手4社の03年9月中間連結決算が20日、出そろった。10月のディーゼル車の排ガス規制強化に伴う買い替え特需で国内販売が好転し、全社が売上高と本業のもうけを示す営業利益を大幅に伸ばした。 いすゞ自動車は前年同期は営業、経常、最終(当期)損益が大幅赤字で、金融支援を受けるなど苦しい経営が続いていたが、一転してすべての利益が中間期として過去最高の黒字になった。日産ディーゼル工業はリストラに伴う特別損失で最終赤字になった。 国内トラック市場は景気不振の影響で低迷していたが、今年に入ってから予想を上回る買い替え需要があり、04年3月期の普通トラックの総需要は前年同期より3万台増の11万台に達する見通し。人員削減などのリストラ策で収益性が高まっていたことも重なり、各社の業績を押し上げた。 ただ買い替え需要は3年間ほどとみられ、「景気の本格回復がなければ07年3月期には販売台数が大幅に減る」(日野自動車)、「普通トラック需要は年間6万5000~7万台が基本」(いすゞ自動車)と好業績が持続するかは不透明だ。 ◆トラック大手4社の03年9月中間連結決算◆ 売上高 営業利益 当期利益 いすず 7229 356 249 (14.3) ( ― ) ( ― ) 日野自 5023 235 139 (28.8) (369.9) (272.6) 三菱ふ 4321 135 非公表 (26.1) (575.0) 日産デ 2260 113 ▼96 (22.7) (193.2) ( ― ) (注)単位・億円、カッコ内は前年同期比伸び率・%、▼はマイナス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.11.20 22:10:06
|