|
カテゴリ:カテゴリ未分類
首都高速の料金所襲撃…5分で2カ所
16日未明、東京都足立区内の首都高速・中央環状線、葛飾川口線にある2カ所の料金所が刃物を持った2人組の男から襲撃を受け、現金を奪われた。警察ではいずれも同一の人物が関与したものとみて、現場から逃走した車両の行方を追っている。 警視庁・西新井署、竹の塚署によると、事件は16日の午前2時50分から55分にかけて連続発生している。 同日の午前2時50分ごろ、足立区梅田1丁目付近の首都高・中央環状線内回りの千住新橋料金所で、ブース横で停止したクルマの運転席に乗っていた男が料金収受員の男性にカッターナイフのようなものを突きつけた。後部座席の男が手を出して現金を要求するような仕草を行ったため、収受員はレジにあった現金約15万円を手渡した。 2人が乗ったクルマはそのまま首都高に入って逃走。収受員は被害が起きたことを警察に通報した。 しかし、この事件から約5分後の午前2時55分ごろ、足立区入谷4丁目付近にある首都高・葛飾川口線の足立入谷料金所でも同様の被害が発生した。この際にも運転席の男はカッターナイフのようなものを突きつけ、後部座席の男が現金を要求しているという。 警察では短時間に同様の手口の犯行が連続発生したことや、両事件の現場が数キロしか離れていないことなどから同一犯による犯行と見て、車両の通過記録などを元に逃げた車両と犯人の行方を追っている。 クルマを強奪する目的で割り込み? 14日未明、埼玉県さいたま市内の国道16号線で、強引に車線変更してきたクルマにクラクションを鳴らした25歳の男性が、割り込んできたクルマに乗っていた2人組に暴行され、現金とクルマを奪われた。警察では強盗傷害事件として犯人の行方を追っている。 埼玉県警・大宮署によると、事件が起きたのは14日の午前2時30分ごろ。さいたま市見沼区春野2丁目付近の国道16号線で、25歳の男性が運転する乗用車の直前に、隣の車線を走っていたクルマが強引に割り込んできた。 衝突の危険もあり、男性は急ブレーキを掛けて回避したが、クラクションで抗議の意思を示したところ、信号待ちで停車した際に、前のクルマから30歳前後とみられる男が飛び出し、男性を車外に引きずり出した上で「何を鳴らしとんだ!?」と怒鳴りながら、模造刀のようなもので男性の顔面を殴打した。 男は倒れている男性を車内に強引に押し込み、自分が運転して300mほど離れた場所にあるバスの折り返し場に連れて行き、割り込んできたクルマを運転して後を付いてきた男と2人で執拗な暴行を加えた。 男たちは男性が所持していた現金約1万円入りの財布を奪い、クルマも乗り逃げしている。男性は病院に運ばれたが、全治2-3週間程度の重傷を負っている。 男性が乗っていたクルマが高級輸入車だったこともあり、警察では偶発的に発生した事件ではなく、当初からクルマを奪う目的で起こされた可能性もあるとして、強盗傷害事件と断定し、現場から逃走した男たちの行方を追っている。 被害者本人、事件の目撃者の証言によると、犯行に関与した男はいずれも20歳代後半から30歳代前半とみられ、うち1人は身長175cm程度で細身。もう1人は身長165cm程度で小太りだという。 営業中のタクシー運転手が酒気帯び…特別監査へ 国土交通省・北陸信越運輸局は17日、石川県松任市内にあるタクシー会社の運転手が営業中のタクシーを飲酒運転していたとして、近くこの会社に対して特別監査を実施するという方針を示した。 北陸信越運輸局・石川運輸支局、石川県警・金沢中署によると、タクシー運転手の飲酒運転が発覚したのは今月14日。同日の午前0時15分ごろ、金沢市片町1丁目付近の交差点で信号待ちをしていたタクシーが、後ろから来た別のタクシーに追突された。 警察では双方の運転手から事情を聞いていたが、追突された側(被害者側)の58歳運転手の呼気が酒臭いことに対応した警察官が気づいた。アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)で検挙している。 当時このタクシーは客待ちで乗客は乗っていなかったが、営業中であったことから、石川県警では事態を重くみて、この運転手の勤務していた松任市内のタクシー会社に摘発の事実を報告。タクシー会社は即日でこの運転手を懲戒解雇するとともに、飲酒運転の事実を北陸信越運輸局・石川運輸支局に報告した。 解雇された運転手は会社が行った事情聴取に対しては「前日の朝に飲んだ酒が残っていた」としたが、出勤直後の点呼ではこの事実を報告していなかった。 同局ではこの会社の点呼に乗務員の酒気帯びを見落とすような過失が生じていた可能性もあるとして、近く特別監査を実施する方針を示している。会社への立ち入り調査を行い、点呼や運転手の管理状況について調べるとしている。 有名になりたくて交番を破壊…少年を逮捕 16日未明、東京都杉並区内にある警視庁・荻窪署管轄の交番に対し、少年2人が乗ったバイクが突っ込むという事件が起きた。 2人で交番の窓ガラスを破壊するなどしたが、交番内にいた31歳の巡査長に取り押さえられ、公務執行妨害と器物損壊の現行犯で逮捕されている。また、交番に向かって消火器を投げつけようとしていた1人も同容疑で逮捕された。 警視庁・荻窪署によると、事件が起きたのは16日の午前2時30分ごろ。杉並区上井草2丁目付近にある同署・今川交番の入口付近に2人の少年が乗った原付バイクが突っ込んだ。 当時この交番には当直中の31歳巡査長がいたが、少年2人は巡査長の目前で入口付近の窓ガラス2枚を破壊。そのまま逃走しようとしたが、巡査長が走って追いかけ、数メートル先の路上で2人を確保。器物損壊と公務執行妨害の現行犯で逮捕した。 また、この少年らが取り押さえられるのを目撃し、持っていた消火器を路上に捨てて逃走しようとしていた別の少年1人も続けて逮捕されている。 3人はいずれも16歳の少年で、中学時代の同級生という。警察の調べに対しては「交番を壊したとして有名になりたかった」、「騒ぎを起こして目立ちたかった」などと供述しているようだ。 警察では突入に使ったバイクの所有者を調べるとともに、供述内容に不審な点もみられることから、この3人をさらに追及する方針だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.05.18 22:58:22
|