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3カ年で28の新モデル
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は25日に発表した新3カ年計画「日産バリューアップ」の期間中、「インフィニティ」ブランドを含み世界で28の新モデルを投入する計画を明らかにした。 このうち、新規開発の車種が10、既存車種のモデルチェンジが18となる。新モデルは複数の国で生産されるため、工場ベースでの延べ立ち上げ件数は「日産180」の44モデルを大きく上回る70モデルに達するという。 このうち、2005年度に日本市場に投入する新モデルは同日公開した『セレナ』をはじめ『オッティ』「コンパクトワゴン」「Mクラスセダン」、さらに三菱自動車工業から新たに調達する軽自動車を合わせ5車種にのぼる。 ・2週間の受注が月販目標の1.7倍 ホンダは25日、『エアウェイブ』の発売後2週間の受注台数が、月間販売目標の約1.7倍にあたる7000台に達したと発表した。 同モデルの月間販売目標は4000台。この受注ペースが続けば発売後1ヶ月の受注は14000台となる。月販目標の3.5倍ということになり、順調なスタートといえる。 受注の内訳はスカイルーフを標準装着した「Lスカイルーフ」が40%、「Gスカイルーフ」が24%と同モデルの最大の特徴であるスカイルーフ車に人気が集まった。その他のタイプは「L」と「G」がそれぞれ18%ずつとなった。 ホンダは「スカイルーフがもたらす開放感、広い居住空間、荷室空間やシートアレンジなどの利便性の高さが評価されている」としている。 ・トヨタ エスティマに装備充実の特別仕様「X“Limited”」 トヨタ自動車は、『エスティマ』に特別仕様車「X“Limited”」を設定し、25日から発売開始した。 X“Limited”は、「X」をベースに、ブルーグラデーションオプティトロンメーター(メーター照度コントロール付)、木目調プッシュ式フロントコントロールパネル(外気温度表示機能付)、木目調パワーウインドウスイッチベース(フロントドア)を採用し、質感の向上を図った。 左右のリヤドアが電動スライドするデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)や異形マルチリフレクターディスチャージヘッドランプ(ロービーム・レベリング機能付)を特別装備しながら価格アップを抑えた。 価格はFFが266万7000円。 ・インフィニティの国内導入は08年度以降 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は高級車販売チャンネル「インフィニティ」の日本での展開について「(新中期計画の)日産バリューアップ終了後に導入する」と述べ、早くても2008年度以降とすることを明らかにした。 日産は新3カ年計画である「バリューアップ」の期間中に韓国、中国、ロシアでのインフィニティ展開を図る計画。 日本では同日に、2系列ある国内販売網の統合を図ったばかりで、販売網強化の途上にある。ゴーン社長は「日本でやる時はサービス対応などが完璧でなければならない」と述べた。現時点では「まだそこに到達していない」と、時期尚早との考えを示した。 トヨタ自動車が8月から「レクサス」を展開することについては、「他社の方針に振り回されないようになったのが、(ルノーと提携した)この6年間で日産が変わったこと。われわれに意味のあることだけをやる」と語った ・過去最高益更新するも、日産に失望売り 買い先行で始まったが、決算発表控えで模様眺め気分が強まり、全体相場は小幅続伸。自動車株は高安まちまち。 トヨタ自動車が前週末比20円高の3870円と続伸。南アフリカ共和国で国際戦略車『IMV』の生産・販売を開始すると発表した。いすゞ、日野自動車工業も続伸し、ホンダは40円高の5270円。スズキもしっかり。 日産自動車は12円安の1036円と反落。この日発表した前3月期決算は純利益が過去最高を更新、今3月期もさらに増益を見込んでいるが、発表直後に急落。市場の失望売りを誘った模様だ。富士重工業、マツダ、ダイハツ工業もさえない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.25 22:34:45
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