ゲーム業界団体のコンピュータエンターテインメント協会(CESA)が23日に発刊した「2007CESA 一般生活者調査報告書」によると、06年の国内外を含めたゲーム総出荷額が過去最大の1兆6323億円に達したことが明らかとなった。 ゲーム機とソフトの出荷額も96年の調査開始以降、過去最高を記録。ソフト、ハードともにトップは、任天堂のニンテンドーDSで、ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション(PS)2からの"世代交代"を浮き彫りにした。
報告書によると、ソフトの出荷額は、ピークだった00年の約5700億円を超える6742億円。ゲーム機も01年の約9300億円をわずかながら上回る9581億円だった。出荷金額の内訳では、ハードで、DSとDSライトが計30.9%、以下PSPの20.1%、PS2の18.8%、PS3の18.5と続く。ソフトでは、DSが34.8%、PS2が29.8%、PSPが7.9%だった。
国内の総市場規模は6799億円で、97年の最高水準時の約7600億円には届かなかった。ゲーム機の市場規模は2665億円で過去最高を記録。ソフトは4133億円で、05年の約3100億円よりは大幅にアップしたが、97年の約5800億円には及ばなかった。CESAは「97年はソフトの単価が高かったのが要因。ニンテンドーDSのヒットで、顧客層が広がったのが大きく、来年はWiiなどの新型ゲーム機が定着すれば、さらなる上積みも期待できる」と説明している
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Last updated
2007.04.24 02:46:32
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