花火百景 設定6




「明日は、200万円の赤字狙っていきます」
昨日の夜・・・店長がそう口を開いた。

きっかけは、いつ花百のイベントをやってくれるのー?と質問したところから始まり。
「明日あたりやろうと思ってますよ」
「ホントにッ?」
「5月はノルマをもう達成したんで、明日明後日はかなり出すつもりです!」
「わぁ~いッ!」
「明日は、200万円の赤字狙っていきます」
に、にッ200万~!?
ひっくり返りました。
パチンコ屋さんで200万赤字なんて、
ちょっとやそっと出したからって出せるモンじゃない!
・・・ってコトは、明日はすごいコトになりそうな予感!

そんなわけで、朝からはりきってみんなで並んでいまーす。(笑)
「たぶん、かなり今日は出るぞ」
メンバーは、おにいとリコとMくんとWくんとYさんの5人。
何を打つかで盛り上がってる最中、リコたちの携帯にS店会員メールが届いた。
「花火百景・アラジン・ビンゴ 設定6多数導入!」
さらに熱くなるリコたち!(これ以上熱くなってどうする!)
ここでみんなが打つ機種を決め始めた。
リコは、そんなメールが届くも届かないも、最初から花百を今日は打つと決めている。
昨日の時点で、狙いは1台に絞ってあるのダ。
Mくんも同じ花百へ行くと言う。
おにいもそうかと思ったら・・・アラジンの6狙いとのコト。
一緒にWくんとYさんもアラジン側へ。
なんで~?
アラジンの6ならイベントの時いつも入るじゃん!
花百の6って言ったら、めったに入らないじゃないか!!
大花マニアのリコとMくんだけが、花百の6導入に胸を躍らせていた。

ようやくシャッターが開き、みんなが一斉に店の中へ。
走る走る、会議へ向かう金太郎のように!(懐かしいのう)
リコの前を先にMくんが走っていった。
オイオイ、リコの狙い台667番台取っちゃイヤだに!!
そう、走ってる最中は思ってた。
そして花百の島へ辿りつき、パッを全体的を見渡す。
Mくんがちょうど左から2台めに煙草を投げ入れ、
どこかに消えた。
よし、狙いかぶってナイや!
狙い通り667番台をーーーッ・・・

ところが。
ここで、今どんなに考えてもどうしてあの時そうしたのかわからないのだけれど、
リコ何を思ったか、Mくんの右隣の左から3台めの台を確保。(ナンデヤネン!)(爆)
恐らく・・・前の日の下見の時に、
リコがおみくじイベントで大吉ゲットした時(あ、設定5で2000枚だった)(また古傷を!!)、
左から2台め3台めが大吉だったのだけれど、
それ以来ずっとその2台が出ていないなと心の中で思ったものの、
やっぱり今度こそ真ん中に6を置く!と思ったリコは、島の真ん中あたりにある667番台をチョイス。
でも目の前でMくんが左から2台めを取ったのを見て、
パッと何か、
「あれからしばらく経ってるし、やっぱりMくんもここへ6が来てもおかしくないと思ったか!」
「1人で打つより誰かの隣の方がイイか!」
この2つあたりの考えが頭をよぎって、突然直感で左から3台めを取ったんだろうと思われる。
(わかりにくいくだらん説明で申し訳ナイ)
ちなみにそのままアラジンの島へ行くと、
左から3台めにWくん、4台めにおにい。(Yさんはどこに座ってたか忘れちったい)
アラジンなら左から4台めだよね!!
鉄板だよ!!
これはMくんも同じだったようで、
「絶対俺も左から4台めだと思うや」なんて話をしながら、
2人で花百の島へ戻り、ようやく打ち始めた。
さぁ、絶対花百の6ゲットするぜぇぇ!!

しかし・・・
今日は赤字200万覚悟の、かなり激アツな日だってのに、
花百にも6があるってのに、
半分以上空席の花百の島。
なんで!?
みんなもっと盛り上がっていこうよ!(笑)
しかも直感で左から3台めを打ち始めたものの、
やっぱり昨日からの狙い台667番台が気になって仕方ナイ。
しかもまだ誰も座ってない。
「あ~どうしようかなぁ、迷うな・・・やっぱ667にしようかな」
朝っぱらからすでにグズってるヤツ。(笑)
そう思っていた矢先、大人しそうな男の人がポッと花百の島へ現われ、
見事リコの狙い台に着席。(あ~ぁ~)(だったら最初から座れよ?)
しょうがない、直前になってこっちだって思っちゃったんだし、
667のコトは忘れて、自分の台に集中集中!
そう思うものの、なぜか気がつくと目が右の方へ向いているリコ。
やっぱり気になる・・・と思ったら、いきなりすぐに打ち上げ演出!!(あ、667の方ネ)
うわ~なんか入りそう!!・・・と思ったら、葉月ちゃんの髪の毛が!!
「よっしゃぁ!」という文字が見えて、
一気に落ち込んだ。
ところが、3枚がけで左3連ドン・中リール上段ドン・・・(ドキドキ)
右リール中段ドン。(!)
オバケか!!
ところが、その後すぐにまたオバケ!
う~ん、なんかイヤな予感・・・
そんな中、隣のMくんは朝いち2千円でBIG。
ようやくリコは294Gでオバケ。
とりあえずホッ。
しかもその後150Gくらいで初BIG。
ホッ・・・。

ところが!
ヤバイんです!!
667番台が・・・朝のオバケ2連からその後、
200Gくらい回っただろうか、初BIGを引き、
そこからまたBIG、またBIG!!
「ねぇ、Mくん!リコの狙い台が・・・」
ちょっと見る度、すぐに打ち上げ演出が始まって、
気にしないと言いつつ、むちゃくちゃ気になりまくりで遠くから見ていると、
絶対「よっしゃぁ!」のドンちゃんのうれしそうな顔がチラリ。
「うわ~まただよ」
「またBIGだに、オイ!」
667番台のドンちゃんの打ち上げが決まって、
キレイな花火が上がる度、リコの顔はドス黒くなっていく。(凹)
かなり激しい連チャンが始まったせいで、
割と朝から調子よくボーナスを引いているMくんも、
「ホントだ、すげーじゃん・・・あの台」
「あれが6だったらどうしよう!!」
「そうかもしれんに」
そんな話をしてれば、また打ち上げ演出が始まったのが見え、
ドンちゃんの花火が失敗に終わってホッとした次の瞬間、
人さし指を出したドンちゃんがチラリ。
うぅッ・・・また入ったじゃん!!!
また・・・
まッ、また・・・

マジで後悔しました。
そんなカンジでいきなり朝から4000枚オーバー。
それも何度もしつこいようだけど、リコが昨日からずっと「明日はこれ打つ!」と決めていた667番台。
朝から大忙しの彼とは違って、
リコとMくんは、連チャンするわけでもなくウダウダ。
心の中では、もう667番台が6だな・・・とほぼ決定していたものの、
まだ信じたくない気持ちもあってか、
割とイイ回数のMくんを応援。
だってS店は高設定を固めておくし、
Mくんの台が良ければもしかしたらリコのもイイかもしれんし・・・
そんなわけでMくんがボーナスを引く度、
「よーし!がんばってMくん!まだわからんに!667に負けないで!」
そう掛け声をかけていたものの・・・
当の本人のMくんはすでに諦めモード。(笑)
「あれが6だよ・・・俺んの、あって4だ。
 お前んのもあんまり悪くナイだろ?ここらへん4の固まりかなんかだろ」
もう素直に認めろよと言わんばかりのMくん。
ヤダよ・・・そんなコト言わないで。(泣)
グチを聞いてもらおうと、アラジンの島へ様子を見に行くと、
おにいがなんと朝一発めのはずれでアラチャン!
そんなおにいにとって、リコの花百の狙いがどうの~という話はどうでもイイらしく、
やさしく取り合ってもらえず、泣きべそで自分の台へ。
しかし、この時すでに頭の中は「後悔」という2文字で埋め尽くされていた。(爆)

だいたいさ・・・
昨日から667番台だ!って決めてたのに、
朝ここへ来る車の中でもそう決めてたのに、
シャッターくぐる時だって思ってたのに、
花百の島の前に来た途端、いきなり全然違う台取ったわけ!?
バカじゃない!?
あ、そうだよ・・・
Mくんが先にリコの前を走って、左から2台めなんて取るからじゃん!(怒)
だからリコも、やっぱ左から2台め3台めかなってふといらんコトが浮かんで・・・
Mくんのせいじゃん!!(人のせい)(爆)
もーーーー!!
なんで667番台素直に座らなかったんだろう!!
オイオイ、またボーナス引いてるよ!!
絶対6じゃん・・・ものすごい回数になってるじゃん!!
もう、イヤァァァァ!!!!(号泣)

そんなわけで、もう諦めたのか涼しげな顔のMくんの横で、
グズグズグズグズ・・・
ダメだ!もう後悔したってしょうがない!
諦めよう!!
ポジティブに行こう!・・・と思いつつ、暗い顔。
まぁでも667番台のコトばっかり気にしてて気づかなかったけど、
リコの台もハマらず300Gや200Gでボーナス引いてるし、
Mくんが言ってた通り2人とも4くらいはあるかもしれない。
6は諦めて、4でもイイ・・・がんばろう。
そう思うように努力した。(思ったんじゃないのかよ)(笑)
後は、奇跡が起こって6を打ってるあの人がやめるのを待つしかナイ!!

一方アラジンの島では・・・
2回連続ではずれからアラチャン入り、
6かもしれない・・・と思われていたおにいの台、突然はずれがスカりだし、
おまけに6らしき台はどうやらWくんの左隣じゃないかと発覚。

ところが・・・
お昼過ぎ頃、667番台の出方がだいぶ緩やかになった頃、
リコの台がなんだかんだ言いながら確実にボーナスを引いているコトに気づく。
それはわかってたんだけど、
だんだん667番台の回数に近づいてきたのダ!!
「よーし!あとボーナス3回だ~!」
隣でちょっと朝より停滞気味のMくんと一緒に、
6に負けないぞ!の勢いで、ようやく元気を取り戻しがんばっていたリコ。
だけど、おかしい。
大して連チャンもしてナイのに、確実に回数が増えていく。
コインもちょっとずつ増えていく。
そして・・・かなり遠のいていた667番台の回数と、ぴったり同じ回数に!(BIGもオバケも)
あれ?
667番台は大連チャンしてあの回数、
リコはポコポコとゆっくり引きながらこの回数・・・
隣のMくんがポツリと言った。
「なぁ、お前の6じゃねぇ!?」
「えっ・・・」
そう言われて、戸惑いながら、
実を言うと・・・かなりちょっと前からそんなような気がしてきてました!(照)
おまけにリコの右の台も途中から若い男の子が打ち始めたものの、
出だし好調だし、今はハマり始めてるけどMくんの台の回数も悪くナイ。
3台並んでイイカンジ!
だけど667番台は1台だけポッツリとよくて、その両脇は死亡。
オイオイ、マジでこっちが6なんじゃないのか!?
ねぇ!?(暴走中)(爆)

一方アラジンの島では・・・
Wくんがロングを引いてご機嫌、おにいは完全に見切りをつけ朝いちの狙い台をポイ。
ウロウロしているところを、ビンゴの6だと言ってビンゴを打っていたYさんに誘われ、
おにいってば、ビンゴなんかに手を出しているじゃないか!
「おにい、なんでビンゴ打ってるだ?」
ちょうどビンゴが花百の後ろにあるので、
珍しくビンゴを打っているおにいを見て、心配そうなMくん。
「わからん、打つ台ナイじゃないだ?」
「まさかまたYに騙されてるじゃないらね?」
「アハハ・・・」
「ちょっとリコ、おにいに聞いてきて!Yに6だとか言われて打ってるのかって」
「わかった、聞いてくる」
というのも・・・
Yさんの言うコトには、正反対の法則というものが昔からあるらしく、
Yさんとずっと仲良しのMくんは、
そのYさんの意見に散々な目に遭わされた内の1人。(笑)
Yさんが「あれは6だ!」と言う台は全然6じゃなくて、
「全然よくない」とやめてく台が6だったりと・・・キモチイくらいに正反対。(爆)
アラジンも目押しミスで、チェリーの取りこぼしかもしれない目でも、
全部はずれを引いたと思ってしまい、
「昨日6回はずれスカったもんでやめたら6だった!」なんてついこの間も話してた。(笑)
リコもたまに「この台たぶん高設定だと思うけんやる?」と言われ譲ってもらい、
その後ハマりまくって、全然ダメだった経験あり。
反対に「ダメだ、絶対もう出ないよこれ」と言われ、
そうか・・・と思って打たないでいたら、
いきなりドカドカ他の人が出し始めたという経験もあり。
とにかく!!!
すごいんです!
そんなわけで、そんなYさんに騙されてビンゴを打っているんじゃないかと心配して、
おにいに確認したものの、おにいが6じゃないかと思って打っているらしいコトがわかり2人でホッ。(笑)
ついでにYさんと会話をすると、Yさんが打ってるビンゴは間違いなく100%6だとのコト。(怪)

しばらくして、その噂のYさんが血相を変えてリコたちの元へやってきた。
「オイ、海一番の6が空いてるに!!」
出たァァ!!(笑)
かなり怪しい6発言出たぁぁ!
「やる?」と聞かれ、リコとMくんは同時に首を横に。(爆)
怪しいよね・・・と目線で会話をしているリコたちの後ろで、
おにいとYさんの声が聞こえるのは気のせいデスカ。(笑)
まさか・・・と思ったら、おにいがビンゴから海一番へ移動してる~(泣)
オイオイ、大丈夫なのか!?
ホントに6なの!?
Mくんと顔を見合わせ、苦笑いをしつつも、
「オイ、おにい大丈夫~?」と海一番に移動したおにいに声をかけた直後、
すぐに液晶の魚が揃いBIG。
まぁ確かに回数はイイけど・・・

ここから、いろんなコトが短時間に次々と起こる。
Mくんの台、ハマりが長く、
「お前んのが6だ、これはダメだ」
店内をウロウロ。
その時、猪木で6なんじゃないかと思われていた台が空いたのを見つけたMくんは、
「猪木行ってくる!」と、案外あっさり花百をポイ。
その直後、アラジンの6らしきが空いておにいが海一番で3連チャンした後、
ウキウキでアラジンへ移動。
当然そのYさんいわく海一番の「6」が空いてしまうので、
ビンゴの「6」を捨てて、Yさん移動。

久しぶりに絵で説明しましょう!(いらないって?)(笑)
0530
ゴメン、眠くてうまく書けん。(^^;

その直後、
今日200万円赤字を宣言した店長が登場。
見つけた途端、かけ出すリコ。(笑)
「今日花百って6、1台だけですかッ?」
すると。
「1台なんてわけでしょう、3台ありますよ!」
「え~ッ、3台!?」
「当然」
花火百景に3台も6があるんかい!
じゃあ・・・やっぱりリコの台6?
もしかしてリコの台の両脇も6?!
それで・・・朝リコがずっと「やればよかった」ってグズってた667番台は、
全然違ったりして!?
そうかもしれない!!
店長の元から一目散に走り、猪木に移動したMくんの元へ。
「Mくん!花百6が3台あるって!!」
「マジでッ?」
「やっぱ3台固まってるじゃないだ?」
「えッ」
「Mくんやってた台そうかもしれんに!リコの右側の台もよくよく考えればイイし!」
その途端ダッシュするMくん、
やめた花百は無事まだ、Mくんの後は誰も座ってなかった。
「危ねぇ~」
「ホントよかったよ~」
それから、まだ店長がウロウロしていたのでもう一度Mくんと一緒に質問しに。
花百はわかったけど、
実は6だと思ってたアラジンでいきなり3回はずれがスカったおにいの台。
それ以外にどう考えても6らしき台は見当たらない。
アラジンこそ6あるの!?とさっきみんなで話してたのダ。
「アラジンは6ナイだら?」
Mくんが今度はそう質問する。
その瞬間、店長の顔に異変が!
「し、失礼なコト言う人だなぁ~」
突然怒り出した!(爆)
「ハハハッ」
ってコトはアラジンにもちゃんと6がある!
3回スカったけど、きっとおにいがさっきから打ち始めてる台がそうだ!
店長、打ってる人が「引き弱なだけ」ぐらいなコトを言ったので、
おにいにそれを伝えると苦笑い。
「やっぱ6かぁ・・・俺引き弱かぁ~」
よーし!
おにいもアラジンの6取ったし、
リコの台もきっとそうだし、Mくんもそうだし・・・みんなイイ方向へ片付いたじゃないか!
と思っていたら・・・
「え?海一番には6ナイけど?」
用が済み、早速6だろう花百を打とうと席に戻りかけたリコたちの後ろで、
例のYさんが店長に海一番のコトを聞いたのだろう。
「えッ!!6ナイだ!?」
「今日は入れてナイっすよ」
「マジーー!?」
その瞬間、リコもMくんも大爆笑。(笑)
やっぱりYさんの怪しい6発言ビンゴ!!
海一番に、今日は6なんかナイらしい。(爆)
「うわ~俺だけやる台なくなっちゃったよ」
と、Yさん苦笑い。
その瞬間、なんとゆう偶然か!
リコたちと一緒に6の3台の中の1台ではナイかと予想される、リコの右側の台の人が1杯持ってやめたのダ!
すかさず取り、Yさんを呼ぶ。
「Yさん!これたぶん6だに!やりなッ!」
そう言ってものすごい笑顔で、Yさんにその台を勧めたところ・・・
「マジで6?」
怪しい顔!!
怪しいのはYさんじゃい!(笑)
疑っている風の顔で、でもやる台し・・・と仕方なくその台に座って打ち始めた。
「絶対この3台が6だと思うだよ!」
そう言うリコの台、確信した途端ドカドカ連チャンを始める。
気づけばあんだけ騒いだ667番台なんか、時間と共にコインがジャブジャブ減っていく。
後悔して損したよ~
すっごい損した。(笑)
Mくん、恨んでゴメンね。
ねぇ、Mくん・・・・Mくん!?
「オイ、これホントに6かぁ?」
なんと!
やめた台に戻ってきてまた打ち始めたものの、リコが6だと言うのを疑ってるMくん!
「6だってば、絶対そうだよ!」
「そうかやぁ~」
それもそのはず、なかなかハマりが続いてる。
そんな中リコだけがドカドカ連チャン。
しかも右側のYさん・・・何度も後ろを振り向いては、
「あ~ぁ、やっぱ最初からビンゴの6ずっと打ってればよかったっけ」
なんてつぶやいてる!!
なんでぇ!?
花百の6だって言ってるじゃないかぁ!!
みんなしてリコのコト疑って・・・(泣)
絶対この3台が6だと思うけどなぁ。

その後、Yさんの台が連チャンを始め、
その途端ようやくYさんが今頃気づいたように、
「これ絶対6だ!」と言い始めた。
だから最初からそうだって言ってるじゃないか。(笑)
アラジンの方はどうだろう?と様子を見に行ってみると、
おにいがようやくはずれからアラチャン当選してホッ。
そこで話をしていると、おにいの左隣の台がポッと空いた。
その途端おにい・・・
「たぶんな、アラジンもここに6が3台固まってると思うだよ」
「嘘!?」
「この台(左隣の台)も6回はずれ引いて3回入ってるんだよ~」
「マジで?」
「誰か打つヤツいないか?」
「う~ん・・・もうこっちも3人とも花百の6打ってるしなぁ・・・」
「じゃあ、しょうがないな」
そこにMくん登場。
その話を聞いて「アラジンの6?うわ~ド打ちてぇ」と言い出した。
「なんで?Mくん花百の6打ってるでイイじゃん!」
リコがそう言うものの、
迷っているMくん。
「あ~どうしよう」
「なんで?朝から花百のあの台打ってるんだからこのまま打てばイイじゃん!」
「う~ん・・・お前だったらアラジンの6と花百の6つったらどっち選ぶ?」
「花百だよ!!当たり前じゃん!」
「でもな・・・」
なんだかんだ言いながら、Mくんやっぱり花百が6じゃないんじゃないかと思ってる様子。
だからアラジンの6打ちたいって・・・
そこへ仲間のUくんが、S店が今日は激出しだというコトを聞いてやってきた。
これはちょうどイイじゃん!
Uくんにアラジンの6を渡せば!!
すぐにMくんがUくんと話をしだしたので、
当然アラジンの6の話をしているかと思い、そのままトイレに行ったリコ。
急いで戻ってきて、また打ち始めたら。
あれッ!?
隣にはUくん!!
「えッ、Mくんは?」
「アラジン行ったよ」
「え~っ!」
なんとMくん、朝から一緒にいろんな試練を乗り越えながら花百を打ってきたというのに、
ここでアラジンの6に移動してしまうなんて!!
もう・・・

まぁそんなわけでようやくUくんとリコとYさんが3人で並んで花百を打ち、
落ち着いてきたと思っていた。
Uくんも最初はまだハマりを続けていたものの、
ようやくBIGがかかったあたりから、
朝のような状態になり、確実に回数を増やしていく。
相変わらず、最初は疑っていたYさんもドカドカと出し、
リコの出玉を抜かしそうな勢い。
ところが・・・
リコの台に今度はハマりが訪れる。
まぁ当然高設定だろうとハマりはつきものなんてわかってはいるけど、
その台が6だという保証がどこにもない。
おまけにそのハマりにブチ当たって、ようやく気づいたコトがあったのダ。
なんと全然眼中になかった花百の右隅の方の2台が、
リコと同じくらいの回数じゃないか!!(もうてっきりこの3台だと決めつけていたため気づかなかった)(笑)
おまけにリコがハマり出したせいか、
BIG回数もオバケ回数も抜かれ始める。
オイオイ・・・だんだんリコも不安になってきた!
だいたいなんでリコの台が6って決まるんだよ!?
まだわかんないじゃん!!
(散々自分で6のかたまりだと勝手に確信していたくせにいきなり今度はネガティブに)(爆)
「ねぇ、やっぱリコの台違うかも・・・」
突然暗くなり始めたリコを、一生懸命励ましてくれたのが、
あんなに最初疑ってたYさん。(笑)
「そんなこんナイよ!絶対リコちゃんのも6だって!」
「そうかな・・・」
「もうそうだと思って打つしかないよ!俺なんかもう6だと思い込んで打ってるモン!」
ハハハ・・・
しかしハマりは続く。
600G、700G・・・
その間、ちょこちょこと店長が顔を出したので、
「花百って3台並んでる?」と聞いてみても、
「どうかな~それは言えません」
と、口をつぐんだままの店長。(当たり前か)(笑)
ますます不安がつのる。
「とにかくブン回してください!」
何を聞いても、ブン回せと言われてしまう。
確かに今日の花百の島には、「ブン回しましょう」という張り紙が。(笑)
わかってるけど・・・
人1倍心配性のリコ、あんだけ疑ってたMくんやYさんのコトを不思議に思っていたのに、
今度は自分がその身に!!

そんな時、アラジンの島でも悲劇が起こっていた。
なんとMくんの台、
6じゃないコトが発覚!!!
移動してすぐに1回めのはずれでアラチャン入りし、
これで7分の4、6だ!とみんなで確信したのにも関わらず、
その後のはずれがどんどんスカり、
合計4回のはずれが次々とスカ。
おまけに大ハマリも食らい、
「6じゃない!」とMくんがその台をやめたのダ。
おにいが「Mに悪いコトをした」とすごく気にしてる・・・
「6分の3だったし、俺の隣だったしそうだと思ったんだけどな」
それは仕方ナイ、おにいの右隣のWくんの台もイイし・・・
「まぁしょうがないよ、Mくんもそうだと思って移ったんだし気にしてナイと思うよ」
「でも悪いコトした・・・」
かなり気にしてるおにい・・・ん!?
「あれッ?おにい、どうしただ!?」
さっきまで$箱1杯かそこらだと思ってたのに、
いきなり、ドサクサ紛れに木箱になってるじゃないか!(爆)
「スーパーアラチャン500引いただに」
「はぁ~!?」
なんだ、そりゃ~(笑)

そんなわけで、
ホントに今日はひっちゃかめっちゃか。
ようやくリコは800G近くのハマリを抜けBIG、
その後ウダウダしながらもボーナスを引き、
抜かされてた右隅の台たちの回数を追い抜き、
ようやくやっぱり6だと確信する。
しかもその後、ようやく6らしい出方を始めルンルン。
ところが!!!
今度はあんだけ確信して打っていたYさんがハマりだし、
「やっぱこれ違うわ」と言い出す。(笑)
何を今さら夜になって言ってんだよ~(←散々リコも疑ってたけど)
自分を信じろって言ったのはYさんじゃないか!!
まぁ心配するキモチはわかるものの、
「リコちゃんが6だって言うもんで!」
「6が3台固まってるって言ったじゃん!6なのはリコちゃんの台と左隣で、
 俺のはそうじゃないら!」
いきなり怒りだすYさん。
イヤイヤ・・・
なんで怒られなきゃいかんだ~(笑)
しかも$箱3杯くらい出てるんだし、怒らなくてもイイじゃんかよ~

まぁそれも今となれば笑い話で・・・
グズってたYさんも900Gのハマリを抜け、
3人とも6らしく連チャンを始めた。
リコのもイイカンジ!!
$箱4杯になったと同時に店員さんが後ろから・・・
「すいません、これにコイン入れてもイイですか」
そう言ってきたので、もちろん木箱だと思い、
イイですよ・・・と言いかけたその時!!
店員さんの手を見ると、
木箱じゃない!!!
なんか趣味の悪いピンク色の酒樽みたいなヤツ!!(爆)
「オイ、ちょっと何これぇ!!」
「新しく買ったんですよ」
「ヤダよ!こんなの!!」
「入れ換えますね~」
「ちょっとイヤだって!!」
イヤだって言ってるじゃないか!(笑)
かなり強引に、笑いながらその趣味の悪い樽にコインを入れる店員さん。
しかも入り口がせまいのでコインこぼれまくり!!
かなり笑えた。
知り合いには、
「何だ、それ」と爆笑される始末。
おまけに台の上に、
「○○番台のお客様 たるゲット!(軽く3杯は入る!」
なんて書いた紙まで貼られてる!!(爆)
こんな樽に入れられたら、何枚あるかわかんないし、恥ずかしいよ~
通る人通る人、笑いながらリコの樽を見ている。(笑)
しかし、隣でそれを笑っていたYさんが連チャンを始め$箱4杯めに突入。
「オイ、たるに入れなきゃ!」とリコが笑いながら、
ふと後ろを見ると、
向こうの方で店員さん2人が樽を持って笑って近づいてきたのが見えた。
「来たに!」
「オイ、イヤだに!」
抵抗するYさんをよそに、また半強制的にたるにコインを移されるYさん。
まったくあんなヘンなたる、誰の趣味だよ~(笑)
微妙に細くて、バランス悪いし。(爆)

そんなわけで色々あったものの・・・
その後順調に閉店を迎えたリコたち。
あんだけハマってた(1500Gくらいのハマリ)Uくんの台も7000枚くらい抜き、
Yさんも8000枚弱。
リコは・・・9500枚。万枚行かず!
はずしミスと今回やたら多かったパンクがなければ絶対万枚行ってたはずなのに!
しかも今日は朝から667番台が6だと思い込み、
グズグズ言いながらの出だしだっただめに、
全然回しが足りず、7800ゲーム。
BIG34回のオバケ10回。
この結果、どうでしょうか・・・(引き弱かなぁ?)
店長に、
「だからブン回してくださいって言ったのに!回しが足りない!」
なんて怒られてしまった。(笑)
さぁ~って、花百で忙しくて全然見に行けなかったアラジン。
途中おにいとはメールでやりとりをしたものの、
「出ないのう」と言ってたおにい。
どうだったんだ!?・・・と思いながらアラジンの島へ行くと。
木箱が2つ!
しかもアラチャン中で閉店!
「ちょっと!出ないのうとか言ってたじゃんか!!」
なんとおにい、6だと確信したのが3時頃だったのに、
あれから16000枚も!!(爆)
アラチャン回数なんか99回振り切ってる!!
なんじゃそりゃ~

おにいご機嫌かと思いきや、
相当Mくんに左の台を6だと言ってしまったコトを気にしていたのか、
あまり浮かない顔だった。
(でも16000枚は上等だよ、おにい!)
なのに・・・
「お前何枚だっただ?」
「リコ?9500枚」
「はぁ?万枚行かなかっただ、お前!」
「うん・・・」
「俺打てば絶対12000枚は行ったな!」
「うるさぁぁぁいッ!」

でも・・・
ホントに今日は6を打ててよかったです。
朝絶対667番台が6だと思ったし。
午前中グズグズ言わずにもくもくと打ってれば万枚行っただろうなぁ。(笑)



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