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カテゴリ:読書感想文
終極の標的 ENDGAME
J・C・ポロック 初めてこの人の書いた作品を読んだのはたぶん僕がまだ高校生ぐらいの時だったと思います。 「樹海戦線」あまりにも、衝撃的な本でした。 でも、その当時の僕は手近な本を片端から読むタイプで、特にジャンルにこだわったり、同じ作者の作品を集めたりなど、という余裕はなく「乱読」それも酷いやつで、手当たり次第だったので、あれほど心に残った「樹海戦線」の作者すら覚えていませんでした。 と いうか作者には興味がなかった。 どんどん、もっと もっと新しい本を読みたかった!! それからかなりの時が過ぎて、改めてポロックの作品に出会いました。 その頃は乱読もだいぶ落ち着いていて、作者の事を考えたり、他にはどんな作品を書いた人なんだろう?とか 普通に興味を持てるようになっていまいた で、ポロックの過去の作品を見てみると、懐かしの「樹海戦線」があるではないですか(@_@) 正直 驚きました、すでに記憶からかなり滑り落ちていたのですが、何となく題名に心当たりがあり、おぉ って。 (この話を書き続けると終らなくなりそうなので) あ しまった、終極の標的の事を書かなくては。。。 この作品を読みながら強く感じたのは、「正義」についてでした。 日本人の正義(僕個人の正義かも)とこの本に書かれている正義は(アメリカ人の正義だと思う)違うな~ って事です。民族の違いだと思うのだけど。 大きな、国の組織が出てくると、もうそれだけで日本人って「へへ~お代官様~」的な考えが浮かんで来ませんか? この本の主人公は違うようです、自分の心に誓って正義は正義、政府の役人でもやってる事が悪い事なら悪人って。正義の前には手段は正当化される?見たいな。 この本の解説のページにプライベート・ウォーって言葉が出てきます、本を読んでからこの解説を読むと、何だかかなり納得します。 あぁ 全然、読書感想文になってないな(ーー;) まずいかも・・・ お話は突然目の前に持ち主の見当たらない2000万ドルが転がっていてたらどう行動します? で始まって、シークレットサービスやCIAの工作員などの政府の組織が追いかけてきて、問答無用でピストルの弾が襲ってくる。 後はランボーの世界です。 3行で終ってしまった。。。。 (^^ゞ お話の筋よりも、スリルとスピード感を楽しむ小説ですね。 後、正義に付いての考察が出来ます (^o^) 最後に一言。 一章節単位が細かく区切れているので、スポクラでエアロバイク踏みながら読むには最適な一冊でした。 次は何を読もう (^o^)丿 また楽しい本に出会えると良いのだけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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