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カテゴリ:読書感想文
殊勲の駆逐艦 KILLING GROUND ハヤカワ文庫
ダグラス・リーマン 第2時世界大戦の1942~1944年までの駆逐艦グラッディエイター号のお話です。 もちろん実際にえがかれているのは搭乗している人ですけど。 1人の主人公にしぼってお話が書かれている訳ではないようです。 この本は作者の名前と駆逐艦って題名の文字だけで購入してしまったので、 (~_~;) てっきり駆逐艦と潜水艦の一騎打ちのお話かな? と 思っていたのですが、 やはり、駆逐艦の本って云うと「眼下の敵」を一番に想像してしまうので。。。 この本のお話はもう少し大局的見地からのお話でした。 出だしの負け続けの描写を読んでいて、暗くなり、かなり暗いお話なのだろうか? と危惧していたのですが、 この本以前に、船団護衛任務を書いた本を読んでいたので、それを思い出してしまいました。 こういう描写の部分では、読み進む速度も遅くなって、しまい、中々先に進みません、、 エアロバイクを漕ぐ足も重くなる? (~_~;) お話の途中からは、(第2部に入ってから)Uボート戦略が変り急速に駆逐艦の活躍場面が増えます。 (^o^)丿 きっと、作者はこの変化を書きたかった為に、前半の苦労の描写を入れたのでしょう。 「眼下の敵」のようにUボートと駆逐艦の一騎打ちこそ出て来ませんが、 Uボートとの対戦描写は彼方此方にあり、かなり楽しんで読めます(特に後半は駆逐艦が勝つ描写が多いので) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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