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日曜日の夜、とあるご縁から、ある社長様のお誕生日会に参加させていただきました。
またまた出会いの連続、シンクロ・・ なんてついてるんだ私!! このところ、お知りあいになった方の新しい名刺が一日に10枚単位で手元に増えております。 ご縁をもたせていただいた方々に感謝です。 お誕生日会は銀座にて。 62歳にして現役バリバリの社長、五十嵐由人社長のお祝いでした。 どーみても50代の五十嵐社長。 周りを取り囲むのは予想に反して20代~30代中心の若い男女。 このおじさま、何者?! ほどなくして五十嵐社長の講演会がはじまり、じっと聞き入る・・ このお方、すんごい不屈の精神をお持ちの信念のお人でした。 6歳のときに自分は商人として生きると確信、若干18才で独立、事業主となる。 昭和50年に株式会社アイワールドを設立、社長に就任。 50坪の店で初年度5億円を売上げ、業界の話題をさらう。 バブル崩壊後も躍進を続けるが、 過大な負債の金利と元金の返済に困窮する事となり信用が急落し2002年7月22日断腸の思いで民事再生に突入。 2002年12月11日27年間に及ぶ創業からの波乱万丈の社長業に終止符を打つ。 そのとき、全てを失った五十嵐社長の胸に浮かんだ言葉、それは・・ 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある」 失ったもの(会社や財産、資産、地位、名誉)はひとつの現象にすぎず、一番大事なものは何一つ失ってはいない。それは、信頼と希望。生きることの勇気である。 実際に地獄をみたお方が語るのだから、 それはそれはわたしの胸に響くものがありました。 もっとも大事なものは、信頼と希望。 それがあれば、ひとはまた生きる希望を見出して、新しいスタートが切れるのだと。 素晴らしいお話しを聞かせていただきました。 現在、五十嵐社長はわずか1年間にして、1円起業で3社を立ち上げ、軌道にのせようと頑張っていらっしゃいます。 その事業内容がまた素晴らしいのです!! 二酸化炭素を減らす、地球環境配慮、国際協力に連なるビジネスそれはなんと・・・・ 竹!! 竹です。 タイ・ラオス・ミャンマーの山岳地帯に500万ヘクタールの竹林があり、タイ王室とタッグを組んでのビジネスを展開されるのだそうです。 竹は3年で成木になる、だからきってもきっても新しい竹がどんどん育つのです。 森林伐採などで枯れ地になってしまった場所に樹木が育たないことを考えると、竹の生命力はとんでもない可能性を秘めているのです。 バンコクの屋上緑化計画が、CDM(クリーン開発メカニズム:京都議定書によるCO2排出権取得制度)を利用して実現できるのだそうです。 また、竹は抗菌効果にすぐれ、制服や床材などの建築材にも用いることができる。 二酸化炭素対策のために樹木を切れないことからパルプ製品は竹をつかった紙に移行。 石炭は竹チップへ。 様々な環境配慮型プロジェクトが動きはじめているそうです。 そしてこの事業が動いていくことで、地元の産業が発達し、人々の暮らしが潤っていく・・・ これはまるで巨大フェアトレードみたいではないですか! わたしは非常に感銘を受けました。 その、竹の繊維で、SlowWearできないかしら?! 竹の繊維の着物を私たちが身に付けることで、 タイの地元の産業が潤い、彼らの生活は安定し豊かになり、 わたしたち日本人は自国の文化を継承していく・・ それは環境配慮型の新しいライフスタイル・・ 夢がひろがります~~~ 現在はこんな素晴らしい事業を導かれている五十嵐社長ですが、 自分の仕事は「商人」だと信じて邁進した半生を思えば、 今の姿はまったく思いも寄らない展開だったことでしょう。 天命というか、使命なのでしょうね。 五十嵐社長のお生まれは7月7日、七夕の笹の日なのだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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