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カテゴリ:日常
朝起きて
おばあがお墓参りの準備をしていた お墓参りの日なのか聞いたら そうだと答えた そしてお墓参りは一人で行くもんじゃない、だから車で乗せていけという 一人で行ったらいけないなんて聞いたこと無い… 一人で行きたくないから強引にこじつけたと思った お通夜は夕方からだし、それまではまだまだ時間あるので乗せていくと答えた 部屋の掃除も着替えもまだだったので、それが終わったらというと それじゃ~9時過ぎに行こうと言われた いいよと答えた ドアと窓を開けて部屋の掃除をしていると 軽トラのエンジン音が聞こえた 窓から外を見た おばあが発進していった ちょ、ちょ、ちょ、なんで!?と思った なんだかんだ言って結局一人で行くじゃねーかと思った 少しして帰ってきた 掃除を終わらせて一階に降りるとおばあが座ってうなだれていた どうしたと聞くと お墓参りに行こうとして、途中で花を買っていこうとしたが財布を忘れたと言った そして、お墓参りに来るなって言ってるんだ(ご先祖様?)と言った はぁ?と思った 忘れたのは自分のせいだし それを先祖のせいにするなと思った オトンも一旦帰ってきたので事情を話した それで三人で行くことにした 途中で花を買って、気づいた お茶がない… おばあが自販機でも何でもいいんだと言い出した お茶に違いはない、ただ心のありようだと思うんだよね うちで作ってきたものか、ただ買ってやるか ご不満な点は多々あったが、言いたいことを飲み込んで口にしなかった そんな疲れた午前 昼寝を少ししてお通夜に行った たくさんの人のなか自分の居場所がなく 気疲れした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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