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2008年09月11日
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テーマ:ニュース(100069)
カテゴリ:カテゴリ未分類
GSEの止血対応、今回も日曜日に発表にありました。

以前のブログにも書きましたが、日本でも山一、長銀、日債銀、北拓の発表は毎回、日曜日でした。

日米の対応策のスピードの対比が良くされます。3倍以上のスピード感ですが、上手くバランスがとれるかは、ちょっと不透明です。

率直なところ、バズーカ砲で対応出来る規模なのか疑問です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
GSE政府管理は止血剤、不良債権問題先送りで根本解決に至らず

  [東京 8日 ロイター] 米政府が7日に発表した政府系住宅金融機関(GSE)の政府管理を受け、為替市場では急激なドル高が進み、日本株も大幅高となった。ポールソン財務長官は7月にGSE救済策を「バズーカ砲」にたとえたが、市場では、海外投資家のGSE債離れや、2社が今月に予定する巨額の債務借換えを意識した対応だとの見方があり、株高やドル高の持続性を疑問視する声もある。
 今回の対応は出血を止めるだけで病巣の除去には至らないとの指摘が早くも市場から出ている。
 米政府の対応策では、GSEの連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)[FNM.N]と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)[FRE.N]を政府の管理下に置き、財務省は2社に対してそれぞれ総枠1000億ドルずつに上る優先株の購入協定を締結。資金繰り対策として、住宅ローン担保証券を担保に財務省がニューヨーク連銀経由で融資することや、2社が発行するRMBSを市場経由で買い取ることが柱となっている。
 ポールソン米財務官は、住宅公社支援法が7月に議会を通過した段階で、米政府が2公社のために取り得る措置を「バズーカ砲」と称し、金融市場の沈静化に向け意欲を示していたが、今回は実際にそのバズーカ砲を発射したことになる。
 <止血剤としての意味>
 だが、市場の評価は厳しい。「今回の救済策は栓の抜けた浴槽に湯を注いでいるようなもの。肝心の不良債権処理をいかに進めるかは手付かずで、次期政権に先送りした。これでは、住宅価格下落と不良債権増加という負の連鎖を断ち切ることはできない」とバークレイズ銀行・チーフストラテジストの梅本徹氏は語る。
 このままでは、GSEに注ぎ込まれる税金は雪だるま式に膨れ上がり「すでにGDPの2.5%に達する財政赤字は、拡大の一途をたどるだろう」(梅本氏)とし、現在の株高、米ドル高/円安は短期的なものに終わると予測する。
 8日の東京市場では、同救済策を好感し、日経平均<.N225>が400円を超える上げを見せたほか、ドル/円[JPY=]も1円以上買い進まれ、一時109円台まで上昇した。
 米議会予算局(CBO)によると、2008年度11カ月(07年10月─08年8月)の米財政赤字が4860億ドルとなり、前年同期の2120億ドルから拡大した。一方で、S&P/ケース・シラーが発表した6月の米主要20都市の住宅価格指数は、前年比で15.9%低下と依然として下げ幅が大きいままだ。
 「今回の措置は当面の止血剤としての意味はあるが、2000億ドル規模の公的資金は到底十分だとは言えない。2社の債務は5.3兆ドルに達しており、1割の下落でも5000億ドルを超える損失が出る計算だ」と東海東京証券のチーフエコノミスト・斎藤満氏は語る。
 バークレイズ・キャピタルの試算では、フレディマックのバランスシートは、マーク・ツー・マーケット会計で、少なく見積もっても200億ドルの債務超過であり、ファニーメイのバランスシートは30億ドルの債務超過である。
 今回の救済策については、「政府保証のイメージをウリとして、債権者の顔色をうかがいつつ、なんとかクレジット(信用)を維持するという範疇を超えていない」と同氏は言う。
 ただ、その手法も市場では通用していない側面がある。
 ファニーメイの株価は1月の高値40.45ドルから約87%下落し、8月21日に3.53ドルまで売り込まれた。フレディマックは1月の高値34.68ドルから、8月22日には2.50ドルまで下落した
 信用低下に伴い、発行市場では2社の債券への上乗せ金利が拡大している。
 8月19日にフレディマックが発行した5年債の利回りは、財務省証券金利に113ベーシスポイント(bp)上乗せした水準となり、過去10年間で最大の上乗せ金利幅となった。フレディマック債の上乗せ金利は5月には69bpだった。
 一部の市場が公的資金という言葉に過剰反応しているとの指摘もある。
 「日本では住専に対する公的資金から、メガバンクに対する公的資金注入へと道筋がついたが、今回の米国の措置をきっかけに、米大手投資銀行にも近い将来、公的資金が注入されるとみるのは早計だ。GSEから大手金融機関支援に行くまでには、相当のギャップがある」と東海東京証券の斎藤氏は指摘する。
 <発表のタイミング>
 市場では救済策発表のタイミングは、最近顕著になってきた海外投資家の政府機関債離れや、今月に予定される2社合計で2500億ドルもの債務借換えを目前に、米政府が切羽詰った結果との声も聞かれる。
 「フレディやファニメの入札の1つでも大きく崩れれば、海外中銀をはじめとした海外投資家の(GSE債の)投げを誘発するだろう。結果として、債券安、ドル安という米国が恐れるシナリオの導火線に火がつくかもしれない」(ヘッジファンド・マネージャー)という。
 中国をはじめとする海外投資家のGSE債券の投げ売りは既に始まっており、発行市場では2社が発行する債券の上乗せ金利は拡大している。
 米連邦準備理事会(FRB)によると、9月3日時点の外国中央銀行の米財務省証券・政府機関債保有高は、前週比134億7500万ドル減少し、2兆3950億ドルとなった。内訳は財務省証券が37億2100万ドル減の1兆4370億ドル、政府機関債は97億5400万ドル減の9585億6900万ドルとなった。政府機関債は7週間連続の減少となった。
 さらに、中国交通銀行[3328.HK] [601328.SS]は、7月にファニーメイとフレディマックの債券2700万ドルを売却したことを明らかにした。

最終更新:9月8日16時27分
9月8日16時10分配信 ロイター
森 佳子記者





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最終更新日  2008年09月11日 13時45分41秒
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