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2004年05月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
午前中、地元市役所で「市政モニター会議」に参加。

今回の議題は「市民との協働」であった。

行政の分野・行政では縦割り組織でできにくいことを市民にやってもらおうということである。

このテーマは全国の行政(国・都道府県・市町村)が流行のように取り上げている。


私見であるが、「根本には財政難・行政の下請けを市民に押し付ける」という考えがある。
方向としては悪くない。
しかし、今までいろいろな「提案・質問・クレーム」を出した市民の要望に何も答えてこなかった行政に市民は「何を今更いうのか」という雰囲気が会議室に充満していた。

市側も「職員の意識改革」を取り上げていたがこれは「自己否定」を意味し、行政が今まで何もやらなかった事を出しているだけで「何も反省が無い」。

協働もNPO主体であるようで、一部の人からは「自治会」等今まである組織の軽視ではないかと批判があった。
行政のいいように使われて用が無くなったら捨てられる
・・・・この人は結婚詐欺にでもあったと感じたのではないか?

1人の人が話していたが
1.NPOありきではなく、市民にまず必要なサービスをアンケートでとる。
2.必要なサービスをしているNPOに仕事を出す(入札)。サービスをするNPOが無い場合は市民に作ってもらう。

というように、
市民の要望の集約→業者→市民へのサービスの提供
というようなシステムがあるべきだと気づいた。

一市民の意見の方が行政側より「答え」になっていた。

他の地方自治体でもこの人の意見を取り入れたらどうか。

役所の職員の話を聞いていて「知恵・工夫がない」と感じた。
特に市民への広報であるが「市政広報」「HP」をしていれば終わりという感じである。
新聞折込方式の「市政広報」は見ない人が多い。
「メルマガ」とか「市民説明会」とか工夫しろ!!、と言いたい。

「市民との協働」の前に「役所改革」が先である。


午後から「高齢社会を考える」フォーラムに参加。

医療・介護、年金についてパネルディスカッション方式で議論をした。

2015年「団塊世代高齢者問題」は今から考える必要がある。

どう社会参画してもらうかがこれから日本が良くなるか、沈没するか左右している。
「学生運動」を経験した「エネルギー」ある年代なので、是非日本をリードして欲しい。

以前会った団塊の世代の人のように「年金受給逃げ切り世代になりたい」なんてせこいことを言わないで「明るい日本を作る行動リーダー」になって欲しい。





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最終更新日  2004年05月27日 13時24分00秒
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