「すべてのがん患者は運動を治療として行うべきー欧州臨床腫瘍学会」
https://nyugan-file.jp/news/2019/002677.html#一部紹介「すべてのがん患者は、運動の習慣化をがん治療の一部として行うべきだと、がん治療の専門医らは主張している。これらの研究は、2018年10月にドイツ・ミュンヘンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)の年次学術集会で発表された。運動ががん患者の症状管理や生活の質(QOL)を改善 がん治療の一環として運動やスポーツを行うことで、治療中および治療後の症状管理や、生活の質(QOL)が向上し、健康状態も大幅に改善されることがフランスの研究で明らかになった。QOLの低いもっともリスクの高い患者でも、運動による改善効果は大きいという。 フランスでは、パリなどのがんセンター80ヵ所以上で、毎年3,500人以上のがん患者が運動プログラムに参加している。その費用は患者1人あたり約5万円(400ユーロ)だという。「運動プログラムに参加するがん患者の数は増え続けています」と、イル=ド=フランス地域圏にあるアメリカンホスピタルの腫瘍学専門医のティエリ ブイエ氏は言う。 運動クラスは、がんとその治療について専門的な知識をもつトレーナーによって運営されており、個々の患者のニーズに適合した運動プログラムが提供されている。」フランスのアメリカンホスピタルは、非常に診療費が高く、日本人だと駐在家族や日本から旅行保険等に加入してきている日本人が利用する。日本人の医師と通訳もいるので助かる。学生ビザの時は何度か利用した。裕福層の街の中にあり、保険もあまりきかないので、日本で言う勝ち組、上級国民の様なフランス人が利用する。運動療法で血流を上げると、体温も上がり、治療前にガンを縮小する手助けにもなりそう。ガンの診断を受け、三大治療が決まると不安だらけになるが、治療の前に運動療法や食事療法、温熱療法、安静療法など直ちに生活習慣を変え始める事が大事。そんなアドバイスをする医師は少ない。これで腫瘍が小さくなれば病院は儲からない。上記の記事は、結局、抗がん剤や放射線治療を前提とした運動療法。フランスは、1歳までに多種のワクチン接種が義務だし、子供にはすぐ解熱剤が処方される。私はフランスは薬大国という印象を持った。処方箋を持って薬局で薬を購入。余ったら薬局に返却できるがいつも一瓶、一箱購入。保険で賄っているので、自費はゼロに近いが、保険の無駄遣いが感じられる。返却したって、余った薬の金額の返金はない。と言う事で、フランスもしばらくはガンの三大治療に運動療法が加わったという話。癒しの医療からは遠い。残念。にほんブログ村にほんブログ村