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カテゴリ:如歌~百年の誓い~ 全52話
![]() 烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter 第23~25話ダイジェスト 戦楓(センホウ)は副荘主ながら烈火山荘の実権を握り、鍾離無涙(ショウリブルイ)を罷免 しかも姫驚雷(キケイライ)まで評議会から締め出してしまいます 憤慨した姫驚雷は中へ入れろと騒ぎを起こし、諌めに来た裔浪(エイロウ)と思いがけず手合わせに すると姫驚雷は裔浪から一撃を受け、引き下がるしかありませんでした 罷免されたものの行くあてもなく正門前の木陰で蕭を吹く鐘離無泪 すると鐘離無泪の行方を探していた蝶衣(チョウイ)が発見します 蝶衣は自分のことが好きなら山荘に残って欲しいと訴え、行き場のない鐘離無泪に梅院のかまど番を任せると言いました 鐘離無泪は口下手ですが、カールを陰ながら助けるためにも″引き受けた″と答えます ![]() 一方、松院へ戻った姫驚雷は中庭に入るなり喀血 脈診した侍女の碧児(ヘキジ)はことのほか重傷だと気づき、治療のた松院を閉鎖して人払いします 姫驚雷はなぜ裔浪の武功が上がったのか首をかしげますが、碧児は恐らく達人から伝授されたのだと教えました ともかく玉自寒(ギョクジカン)がいない今、姫驚雷がカールの唯一の味方 碧児は怪我を負ったと知られてはさらに権力を削がれると懸念します 治療は半月かかるため、その間は武術を使わず、松院での静養を余儀なくされることに しかしその夜、薫衣(クンイ)が松院を訪ねます 姫驚雷にとって愛しい薫衣は特別、あっさり部屋に入れ、裔浪と喧嘩して怪我したと告白 薫衣は治療をした碧児の素性を怪しみますが、姫驚雷は先代が自分に付けてくれた侍女なので心配ないとなだめます 翌朝、戦楓は姫驚雷が裔浪と争ったと知り、松院での禁足を命じます 大師兄の仕打ちに激怒する姫驚雷、しかし実は裔浪に手を出させまいとする戦楓の苦肉の策だったのです ようやく床を離れたカール 寝ている間に鐘離無泪が罷免され、蝶衣が引き止めて梅院にいると知ります 早速、会うことにして部屋を出たカール、するとちょうど梅院を訪ねた戦楓が現れました (´ ・ω・)<病と聞いたが具合は? ( ತ _ತ)<… 戦楓は思わずカールの額に手を当てようとしましたが、カールが払い避けました ( ತ _ತ)<心配無用じゃ カールの冷ややかな態度に戦楓はもはや兄妹弟子の絆も失ったと思い知らされます カールは鐘離無泪と再会 父から鐘離無泪が医術にも精通していると聞いたことがあったカールは薬を所望しますが、その薬は病の回復を遅らせるためでした 今や実権もなく、山荘に味方もいないため、病と見せかけながら相手を観察し、巻き返したいというわけです 一方、東海で倭寇(ワコウ)の残党を探す静淵(セイエン)王・玉自寒(ギョクジカン) そこへ烈火山荘に帰ったカールの情報が届きます 黄琮(コウソウ)の話では先代の死後、山荘を仕切る裔浪が戦楓に反抗的な者を厳しく罰して排除、しかしカールは病で運営には関わっていないとか ただ戦楓の独断的なやり方でむしろ烈火山荘の求心力は先代の時より高まっていました 裔浪は予定通り烈明鏡殺しの罪を江南霹靂(ヘキレキ)門の少主・雷驚鴻(ライコウケイ)になすり付けることに 実は武道場に焼け残っていた火器が霹靂門のものだったと公表します しかも戦楓の婚礼の日に帰ってきた玉自寒が当時、朝廷のお尋ね者だった雷驚鴻を密かに同行していたと暴露、その時、武道場に仕掛けたのだと訴えました 驚いた慕容(ボヨウ)堂主は動機がなく、霹靂門といざこざを起こせば江湖に血の雨が降ると懸念します そこで戦楓は2人の顔を立て、霹靂門を追われた舵主(ダシュ)を探して証言させると決め、調査には慎重を期すことに 父が好きだった竹院でひとり物思いにふけるカール すると戦楓が現れ、師匠を殺したのは霹靂門の火器だったと伝えます カールの目を見た戦楓は、ふと自分が疑われていると感じるんですね~ しかしカールはまさか兄さんを疑うはずないじゃないの~と言いながらけん制 ただ父を殺した犯人を絶対に見逃さないと宣言します、その人とどんな交情があったとしても… 裔浪はかつて霹靂門で麒麟火雷(キリンカライ)を制作した舵主を捕縛します 自分の作った火器で烈火山荘の先代が殺されたと聞いた舵主は驚き、火器は全て老門主に渡したと証言、自分の手元にはひとつもないと訴えました 火器を作ったのは去年、実は亡くなった老門主が烈火山荘から覇権を奪おうと準備したものでした すると舵主はふと思い出し、老門主の他に少主にも火器を渡したと教えます これではカールも雷驚鴻をかばうことができず、戦楓は打倒、霹靂門を掲げ、霹靂門と関われば烈火山荘の敵と見なすと告示するのでした カールが病と知った玉自寒は軍紀を破ってまで烈火山荘へ戻ります 玉師兄が帰って来たと知ったカールは一目散に竹院へ… (TㅅT)<ししょん… カールは父の亡骸と対面できなかったと話し、これまで堪えていた涙が一気にあふれだしました ![]() 玉自寒は早く病を治さないと師父の御霊も安堵できないと慰めましたが、カールは仮病だと教えます 父の死が不可解なため、弱ったふりをして密かに父の事件を調査するつもりだと… 玉自寒は道すがら告示を見て霹靂門の件は知っていましたが、実はカールが戦楓を疑っていると気づきます カールの話では戦楓が烈明鏡を自分の両親の敵と信じ込み、恨んでいたとか それがカールとの縁談を破棄した理由だったのです 玉自寒はもし戦楓が下手人ならカールが危険だと考え、軍営に一緒に連れて帰ると決めました しかしカールは自分の身なら自分で守れると訴え、絶対に真相を明かすと拒否 仕方なく玉自寒は黄琮を残して行くと決め、師父を弔問してからとんぼ返りとなりました 玉自寒は見送りに来たカールに、実は東海へ出立する時、師父が自分にカールを託したと教えます 「こんな身体の私に求婚する資格はないが…」 「そうじゃないわ、私が釣り合わないの」←正しい断り方w すると玉自寒は困惑するカールに凱旋した時に答えを聞きたいと頼み、軍営に戻って行きました 戦楓は姫驚雷に雷驚鴻の捕縛を命じます 姫驚雷は自分を追い出してカールを孤立無援にするつもりだと疑いますが、戦楓は山荘を預かる身として荘主を守ると断言 するとこの話を知ったカールが松院を訪ね、3師兄に任務を引き受けるよう頼みました 姫驚雷が雷驚鴻を捜索するなら好都合、見つけ次第、自分と会わせて欲しいと言うのです しかし問題は雷驚鴻が交流のない姫驚雷を信用するかどうかでした そこで梅院に戻ったカールは薫衣と蝶衣に相談 蝶衣はふと雷驚鴻が手に書いてくれた霹靂門の門符を思い出し、紙に書きます その絵が何かは言えませんが、きっとこれを見せれば信じてもらえると… その夜、碧児は姫驚雷に自分も同行したいと申し出ました 実は碧児はただの侍女ではなく、先代から姫驚雷を守るよう命じられた使い手 「青龍堂の三堂主・碧海秋(ヘキカイシュウ)がご挨拶を」 青龍堂は山荘の耳目、万が一、鍾離堂主に何かあっても人の手に落ちないように3人も堂主がいたんですね~ ちなみに二堂主は暗河宮との戦いで亡くなっていました すると姫驚雷は先代が実は前々から戦楓と裔浪を警戒していたのだと気づきます こうして思いがけず頼りになる味方を得た姫驚雷は奮起、翌朝、烈火山荘を旅立つのでした 戦楓はカールの長患いを心配し、新しい医者を招いて診察させます 仮病がバレず安堵するカールたち すると戦楓はそれから毎日、楓院で自らカールのために薬を煎じることにします ↓24話目で初めてのニンマリ ![]() 当然、周りから不気味がられ、youカールと結婚しちゃいなよ~なんて戯言まで どうやら刀無暇(トウブカ)も裔浪もガラスのハート@戦楓に呆れ気味と言ったところでしょうか 一方、有琴泓(ユウキンオウ)は銀雪(ギンセツ)を連れて辺境の小さな村の民家に留まっていました 師匠を救うため自分の内力を全て使った有琴泓は髪が真っ白に… 近所では孤独でかわいそうなお爺さん扱いです( ̄▽ ̄;) その甲斐あって銀雪は意識を取り戻し、かつての元気な姿に しかし銀雪は有琴泓が自分のために内力を使い果たしたと気づき、自分の仙力が残り3割、暗夜羅が来たら自分たちには死あるのみだと呆れます そんな中、梅院に珍しく慕容(ボヨウ)堂主がやって来ました 最近、暗河宮に不穏な動きが見られ、今や水面下ではなく堂々と動き回っているとか 「各門派が一枚岩となり暗河宮を排除したのは、烈火山荘が圧倒的な勢力を誇っていたからこそ だが今は事情が異なり、各門派は三大門派の共倒れを望み、自らが覇者となる機を得んとしている それは暗河宮とて同じだろう」 暗夜羅(アンヤラ)は相当の手練れ、そして血のように紅い衣をまとい、傲慢で残虐な男だとか 慕容堂主は先代の死に暗河宮が関わっていると考え、カールを訪ねたと教えます もはや戦楓も信用できず、先代の死に関与していると疑っているとか 実は慕容堂主は先代から戦楓を見張るよう命じられていました 段雷荘の件も全て知った上で先代は戦楓を見逃していたのです 烈明鏡はそれでも戦楓を信じ、今一度、機会を与えていたんですね~(TㅅT) こうしてまた思いがけず味方ができたカール、そこで雷驚鴻の疑惑を解きたいと伝えます 玉自寒は東海で倭寇に3連勝し、皇帝は間もなく駆逐できると上機嫌でした 2皇子・敬陽(ケイヨウ)王は褒美に婚礼を賜ったらどうかと進言 しかし面白くない3皇子・景献(ケイケン)王は玉自寒が軍営を離れて烈火山荘へ帰ったと告発します 皇帝は急に顔を曇らせますが、敬陽王は幼少から烈火山荘で育った玉自寒が亡くなった荘主を弔いに戻るのは道理だとかばい、皇帝も結局、不問に… 暗夜羅に呼び出された戦楓は現在の武林の状況を報告します 烈火山荘の支持が33、霹靂門の支持が19、残り20門派は様子見だとか 暗夜羅は戦楓の働きに満足し、左耳の蒼玉(サファイア)に手を伸ばします 「この蒼玉は、そなたの母親に出産祝いとして私が贈ったものだ」 戦楓の生母・暗夜冥(アンヤメイ)は暗河宮の二宮主で絶世の美女でした まだ少年だった暗夜羅は姉の暗夜冥を愛し、天下一になったら結婚したいと懇願 暗夜冥は姉だと笑いましたが、暗夜羅は実の姉弟ではないと訴え、暗夜冥の銀釵に結婚の誓いを立てたのです しかし暗夜冥は烈火山荘に嫁いだせいで、無残な死を遂げることに… ![]() 暗夜羅は戦楓がカールを愛していると見抜き、母の敵の娘だと釘を刺しました 戦楓は思わずその場にひざまずき、カールだけは見逃して欲しいと訴えます すると暗夜羅は鼻で笑い、帰ってしまいます 一方、姫驚雷はついに雷驚鴻の船を発見していました 雷驚鴻の上陸をじっと待っていた姫驚雷でしたが、船に来いと連絡が来ます その夜、雷驚鴻に警戒されないようたった一人で船へ向かった姫驚雷 そこで蝶衣が書いた門符を見せると、雷驚鴻は話を聞くことにしました 姫驚雷は自分とカールは雷驚鴻が先代殺しの犯人だとは思っていないと話し、苗河(ビョウカ)鎮でカールと会うよう勧めます 自分の手勢と雷驚鴻の手勢を戦わせるので、その間にカールに会いに行き、自分自身で潔白を証明しろというわけ 雷驚鴻は父が殺されても自分を信じてくれるカールの信頼に応えるため、危険を承知で会いに行くと決めます 話を聞いた鳳凰(ホウオウ)は雷驚鴻がこの機に乗じて刀冽香(トウレツコウ)と駆け落ちするつもりだと嫉妬して見せますが、雷驚鴻が自分の配下たちを守るために行くのだと訴える様子を見て頼もしくなったと見直していました 雷驚鴻は配下2人を連れ、人目につかないよう深夜に移動します ちょうど露店を見つけて麺を食べることにしましたが、いつも客の噂話を聞いている店主から思わぬ話を聞くことに… 実は烈火山荘の先代は極悪人で、戦飛天(センヒテン)と暗夜冥夫婦を手にかけたとか それに比べ暗河宮は上納金を巻き上げていたやつらを退治してくれたんだぜ~♪ 烈明鏡が亡くなった今、武林一の使い手は暗夜羅、時代は暗河宮だよね~♪ すると面白くない雷驚鴻は代金を置いて行ってしまいます その話を静かに聞いていた白髪の客が有琴泓だと知らずに… つづく (^ꇴ^)ちゃんと髪の毛を押さえて麺を食べる雷驚鴻w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.20 22:13:32
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