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2020.06.21
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白发 Princess Silver
第4話「皇太子の陰謀」

容楽(ヨウラク)は香魂(コウコン)楼の名妓・沈魚(チンギョ)にわざと黎(レイ)王・宗政無憂(ソウセイムユウ)に触れるよう指示した。
案の定、黎王は烈火のごとく怒ったが、容楽は趙(チョウ)大人(ダーレン)が残した密書と交換に沈魚を攏月(ロウゲツ)楼で身請けしたいと申し出る。
しかし無憂は自分にとって紙切れに過ぎないと一蹴、代わりに若店主・漫夭(マンヨウ)の手と交換だと迫った。
容楽は仕方なく侍衛・冷炎(レイエン)の剣を自ら引き抜き、机の上に手を置いて振りかぶる。
驚いた無憂は咄嗟に茶碗を投げて阻止し、結局、沈魚を見逃して帰って行った。

秦(シン)女将は黎王を怒らせた沈魚をもはや香魂楼に置けなくなった。
そこで容楽は100両で沈魚を身請けすることに成功、沈魚を琴の奏者として雇い、攏月楼に住まわせることにする。
自由の身となった沈魚は漫夭に感謝し、何でも話すと約束した。
「あなたのお父上は秦丞相の配下だったそうね?″山河志(サンガシ)″という書物を知っている?」
「はい、父が編纂(ヘンサン)に関わっていました」
しかし沈魚も山河志が今どこにあるかまでは知らないという。
「官兵が家に押し入った時、父は幼い私を気絶させ、人に預けて逃がしたのです…」
容楽は辛い過去を思い出させてしまったと謝ったが、沈魚はこれも運命だと言った。

一方、陳(チン)王・宗政無郁(ソウセイムイク)は漫夭から密書を手に入れ、これで皇太子を倒して趙大人の無念も晴らせると意気込んだ。
しかし無憂はそれ以上に漫夭という若店主が気にかかる。
「あの女子は思ったより手ごわい、何食わぬ顔でその密書を見つけていたのだ
 沈魚の件もしかり…私を煙に巻こうとした、大胆不敵な若店主だ」

やがて日が暮れた。
公主府では蓮心(レンシン)が公主の薬を準備していたが、なぜか外から錠をかけられ、閉じ込められてしまう。
すると総管・秋怡(シュウイ)が回廊に置いてある藁に火を放った。
こうして厨房から火の気が上がり、使用人たちが一斉に消火に向かう。
騒ぎに気づいた侍衛・蕭煞(ショウサツ)は公主の身代わりの泠月(レイゲツ)を部屋に残し、急いで様子を見に行った。
その時、吏部尚書の息子・余文杰(ヨブンケツ)が巡回中に煙が見えたと言って公主府にやって来る。
秋怡は人手がなく困っていたと感謝し、目配せして中に入れた。



火事で使用人が出払う中、公主の寝殿に黒衣の刺客が侵入した。
しかし中庭で使用人を襲う刺客を見た秋怡は動揺を隠せない。
…刺客が出るなんて聞いてないわ、追及されたら死罪になるやも…
そこで自ら頭を打ち、気を失ってしまう。

蕭煞は燃え盛る厨房へ飛び込み、倒れている蓮心を救出した。
一方、刺客は公主の寝所に侵入し、逃げようとした泠月の首を突いて気を失わせてしまう。
そこへ刺客を追うふりをして余文杰が現れた。
刺客は剣をかんぬき代わりにして扉を閉めると、役目を終えて逃げ出して行く。
しかしちょうど公主府に戻った容楽が回廊で刺客と出くわし、後ろから殴り倒した。

容楽は異変を察し、急いでからくり窓から寝所に入った。
すると驚いたことに余文杰が意識のない泠月の衣を脱がそうとしている。

激怒した容楽は花瓶を手にし、いきなり余文杰の頭を殴りつけて気絶させた。
「泠月!しっかりして?もう大丈夫よ、ひとまず隠れてちょうだい」
容楽は泠月を逃がしてから衣を少しはだけ、助けを呼んだ。

公主府の騒ぎは北臨(ホクリン)帝の知るところとなった。
そこで翌朝、北臨帝は容楽を呼び、侍医に脈診させる。
容楽はちょうど毎月の頭痛が始まっていたため、侍医は極度に驚いたせいだと診断した。
面目を潰された北臨帝は激怒したが、余文杰はあくまで刺客を追っていただけだと釈明、公主に誘われたと見誤っただけだと訴える。
そこに慌てて父の余世海(ヨセイカイ)が駆けつけた。
するとすでに捕らえた刺客を連行し、晨(シン)国の間者で北臨と西啓の離間を狙ったと報告する。
北臨帝は直ちに打ち首を命じたが、余将軍の処分は公主に任せることにした。
容楽は激しくなる頭痛をこらえながら、穏便に済ませたいと申し出る。
「私には北臨に嫁ぐという使命があります、大ごとになれば私の名節が傷つく
 それに兄が知ったら悲しみます、両国の関係にも影響が…」
余世海は公主の寛大な対処に安堵し、さすが道理をわきまえていると称賛した。
そこで蕭煞はこの機に乗じ、公主府の侍衛を信用できる西啓の侍衛と入れ替えて欲しいと嘆願する。
北臨帝は止むを得ず了承し、どちらにしても無礼を働いた余文杰に杖刑(ジョウケイ)50回と2階級の降格を言い渡した。

公主府の侍衛は全員、交代になり、何より目障りだった秋怡も追い出した。
しかし余尚書が刺客の身代わりを使ったことから、この件は追求できなくなってしまう。
実は容楽が気絶させた刺客は泠月と蓮心が2人で縄で縛って薪部屋に運んでおいたが、蕭煞が始末していた。

泠月は元気そうに振舞っていたが、やはり心の傷は癒えていなかった。
蕭煞はそんな泠月に気づき、自分がうかつだったと謝罪する。
「余という奴は絶対に許さん!」
泠月はそんな蕭煞の言葉に心をときめかせた。

北臨帝は公主の刺客の件が皇太子と余尚書の企みだったと気づいていた。
しかしおおっぴらにすれば北臨の恥をさらすことになる。
このまま皇太子に北臨を継がせてよいものか…。
皇兄の嘆きを聞いた范陽(ハンヨウ)王・宗政玄明(ソウセイゲンメイ)は、本当は無憂を後継者にしたいのだと分かっていた。
「でも無憂は皇兄を誤解しています…」
「…また雲児(ウンジ)の忌日が巡ってきた、生前、朕は約束した、裏切るわけにはいかぬ」
実は雲貴妃は無憂が権力争いに巻き込まれないよう、爵位を与えるだけにして欲しいと遺言を残していた。

皇太子は父の機嫌を取るため、思雲(シウン)陵で待っていた。
やがて北臨帝が来たと気づくと陵墓に向かって丁重に拝跪し、雲貴妃は自分にとっても実の母同然だと告げる。
しかし父が陵墓に入ると、途端に面倒臭そうな顔になった。

無憂は美しいまま保存されている雲貴妃の棺に寄り添っていた。
「母妃…会いに来ました、いつも謙虚で耐えてばかりでしたね?
 生涯をかけて得たのは悔恨のみ…私は同じ轍は踏みません、自由に生きます
 誰にも邪魔はさせません」
北臨帝は思いがけず息子の嘆きを聞いた。
「雲児、朕が会いに来たぞ?」
「…あなたのせいで母は死んだ、お帰りください」
「符鴛(フエン)が朕の酒に薬を盛ったから…雲児が被害に…」
「誰が符鴛を北臨へ?権勢を得て成り上がるため、あなたは母を裏切り、他の妃を娶った
 母を傷つけ、死なせたのです」
「致し方なかったのだ、すべては北臨のため、宗政一族の大業のためだ!」
「陛下は強欲な方です…自分に有利と計算したからでしょう?
 他の女子を娶ると分かっていながら、母の心をつかむために嘘の約束をした、だましたのです」
「愛したのは雲児だけだ、なぜ分かってくれぬ?」
しかし無憂は父の嘘や裏切りのせいで母が生涯、苦しんだと責め、父を一生、許さないと断言する。
北臨帝は何も言い返せず、深く傷つきながら陵墓をあとにした。

容楽は唯品(ユイヒン)閣で攏月から報告を聞いていた。
公主府の火事はやはり余家父子の策略で、追い出された秋怡は郊外の屋敷で骸が見つかったという。
恐らく余家に金銭で買収され、口封じされたのだ。
余家の勢力は根強く、皇太子と癒着して利益を得ていた。
「ところで余家は山河志とつながりがあります
 余家の屋敷はかつての秦家、秦永が設計したのです
 秦家が誅滅されたあと、余世海に下賜されました」
しかし用心深い余世海は屋敷を大幅に改修し、もはや要塞のようだという。
そこで容楽は兄にも報告するよう頼み、一緒に文を託した。
すると日も暮れたというのに黎王が来たと報告が来る。
「お母上の忌日なのになぜでしょう?」

無憂は攏月楼で何度か茶を飲んだが、月並みだったと言った。
しかし容楽は茶道の神髄は味ではなく、飲む人の心持ちだと諭し、自ら黎王に御点前を披露する。
すると無憂は茶を飲んで少し口角を上げた。
「ふっ…茶の神髄は心持ちだと言ったな?私の今の心境はどのように見える?」
「恐らく何かにお困りなのでは?」
「どうやら心も読めるようだな?」
「殿下、″往者不可諫 来者猶可追″…わだかまりを捨ててお茶を楽しんでは?」
「…そなたのような女子は初めてだ、聡明で弁も立つ
 ただ時々、大胆不敵で一筋縄ではいかない」
「芝蘭(シラン)は深林に生えていても香りを放つ…殿下も同じです」
「私を褒めたのか?それとも自画自賛か?」
容楽は失笑すると、無憂は碁盤がある卓に気づいて対局しようと誘った。

無憂は碁を打ちながら漫夭を探った。
「そなたは最初はぎこちなかった、でもここ何局かは勝てるのにわざと負けている
 そしてうわの空だ」
「碁は久しぶりなのです、殿下は気晴らしに来たのでしょう?
 単なる遊びです、真剣になる必要はない」
「漫夭か、″桃の夭々たる灼々たり其の華、其の室家に宜しからん″…そなたの名も同じ意味か?」
「では殿下の名には″憂い無き人生″という意味が?」
「厳密には″無有″だ、何も持っていない、何も得られず、何も残せぬ人生だ」
容楽はまた失笑したが、その時、黒い鬼面の刺客が現れた。

黎王の侍衛・冷炎(レイエン)が飛び出し、刺客に応戦した。
しかし無憂は我関せず、そのまま碁を続ける。
容楽はなぜか安心して一緒に碁を打っていたが、思いがけず刺客が次々と現れた。
やがて刺客が背後から容楽に迫り、無憂は咄嗟に飛び出して刺客を始末する。
すると今度は前から刺客が襲いかかり、無憂は思わず漫夭の腕をつかんで助けた。

無憂は漫夭を腕に抱いたまま刺客を退け、全て片付けた。
我ながら女子の身体に触れられたことに驚く無憂、そこへ攏月が陳王を案内して来る。
「七哥?!平気になったので?女子に触れるように?禁忌を破るなんてどうしたのです?!」
すると無憂はばつが悪そうに足早に帰って行った。



容楽は攏月に後始末を任せ、ひとり公主府へ向かった。
しかし途中で再び黒い鬼面の刺客たちに襲われてしまう。
そこへ水路を進む舟がやって来た。
舟の男は女が襲われていると気づいたが、孤軍奮闘の容楽を尻目に優雅に茶をたしなんでいる。
やがて多勢に無勢、容楽はついに腕を斬りつけられた。
するとそこで舟の男が加勢し、容楽は危ないところで救われる。

つづく

※往者不可諫 来者猶可追=(論語)往者は諫むべからず、来者はなお追うべし
(過ぎ去ったことは取り返しがつかないが、未来のことは自分次第でどうにでもなるという意)

( ー̀ωー́ )<そなたのような女子は初めてだ…
もう常套句ですなw





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最終更新日  2020.06.29 21:51:33
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