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2020.08.17
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白发 Princess Silver
第46話「雪に消えた魂」

傅筹(フチュウ)の足取りが分かった。
黎(レイ)王・宗政無憂(ソウセイムユウ)は早速、辺境へ向かうことにしたが、そこへ無隠楼(ムインロウ)が駆けつける。
実は思雲(シウン)陵が壊され、生母・雲(ウン)貴妃の遺体が所在不明になったというのだ。
無憂は傅筹の仕業だと思い込み、恨みを募らせた。
「傅筹っ…必ず仕留めてやる!」

一方、容楽(ヨウラク)@漫夭(マンヨウ)は、無憂が火傷を負ってまで血烏(ケツウ)を手に入れたと知った。
そんな無憂を失望させたくない一方で、どうしても傅筹に借りを作りたくない。
しかし蕭可(ショウカ)が血烏には容楽の毒を抑えて髪を黒くする効果だけでなく、黎王の逆雪(ギャクセツ)も解毒できると教えた。
容楽はまだ迷っていたが、その時、泠月(レイゲツ)が慌ててやって来る。
「殿下がお出かけに…無隠楼の者から話を聞き、血相を変えていらしたとか」

検問を突破した傅筹の馬車は暗闇迫る林の中を疾走していた。
「王上!この谷を越えたら回潼(カイトウ)関です!ご辛抱を!」
しかしあと少しと言うところで無憂と無陰楼が後方に追いついてしまう。
無憂は短刀を握って馬から飛び降りると、そのまま一気に傅筹の車へ、一方、無隠楼は傅筹の配下に襲いかかった。

無憂と傅筹は狭い車の中で激しくやり合った。
やがて御者を失った馬車が暴走して横転、2人は外へ放り出されてしまう。
2人は身体を叩きつけられながらも何とか立ち上がり、剣を交えた。
しかし傅筹は無理が祟って胸の傷が開いてしまい、もはや無憂の敵ではない。
そこへ救援部隊を一掃した無隠楼が駆けつけた。
「南境に足を踏み入れた以上、死は覚悟の上だろう?」
「たとえお前の手にかかろうと…ゥッ…南境に来て後悔はない…」
無憂は剣を突きつけたが、その時、容楽が馬で駆けて来た。
「やめて!」

傅筹は再び白髪の黎王夫妻と相見えることになった。

「君たちが共に白髪になっているのを見て分かったよ、すべては私の独りよがりだったのだと…」
すると容楽は未来の君主である無憂に兄弟を殺させるわけにはいかないと止めた。
「私が片をつけるわ…」
容楽は無憂の宝剣を借りると、傅筹に突きつける。
「今日こそ、お互いの恨みを一刀のもとに断ち切る…」
しかし無憂が咄嗟に漫夭の手を止め、剣を取り戻した。
「将来、後ろ指をさされようと、この手で殺したい」
傅筹も覚悟はできていた。

無憂は傅筹の胸の傷に剣を突き刺した。
「お前は皇位欲しさに父や太子、朝臣まで殺し、私怨を晴らすため漫夭を傷つけ、私を投降させた
 その上、孫継周(ソンケイシュウ)と結託し、噂を流して南境を混乱に陥れた
 筆舌に尽くしがたい罪ばかりだ…私の手に落ちながら、まだ漫夭の心に足跡を残したいのか?
 そうはさせるか?言え!母の遺体をどこへやった?!」
しかし当の傅筹は何の話か分からなかった。
なぜ自分が無憂の師匠だった孫継周と結託する必要があるのか。
何より雲貴妃の遺体なら思雲陵にあるはずだ。
憤慨した無憂はさらに剣を差し込み、母の遺体が行方知れずと密報を受けたと迫る。
容楽は卑劣な手段に唖然となったが、傅筹は例え憎しみがあろうと、死者を冒涜したりしないと否定した。
その時、苻鴛(フエン)の一行が現れる。
「宗政無憂!息子を傷つければ一生、後悔させてやる!」

いつの間にか山は雪になり、あたり一面が白く覆われた。
馬車から姿を現した傅筹の生母・苻鴛、その顔を見た容楽は、かつて馬車に逃げ込んできた気のふれた女だと気づく。
すると苻鴛は宦官に雲貴妃の死装束を運ばせた。
「急に思い立ってね~思雲陵を訪ねたくなったの~
 そうしたら貴妃は涙ながらに訴えていたわ~冷たい思雲陵はもううんざりだって~
 連れ出して欲しいって言うの~だからやむを得ず応じてあげたのよ?」
苻鴛はいきなり雲貴妃の真っ白な衣を引き裂き、無憂の前に投げ捨てた。
驚いた容楽は咄嗟に駆け出し、衣を拾って戻って来る。
激昂した無憂はついに傅筹に止めを刺そうとしたが、容楽が制止、まず苻鴛に尋ねた。
「雲貴妃の遺体はどうなっているの?」
そこで苻鴛は木箱を持った兵士を呼んだ。

雲貴妃の亡骸はすでに燃やされ、遺灰になっていた。
苻鴛は兵士が運んできた木箱を示し、女1人のために天下と両親を捨てた時点で、こうなることは予想できたはずだと嘲笑う。
烈火の如く怒った無憂は母の遺灰を残らず持って来なければ傅筹の首をはねると脅したが、苻鴛はそれより先に木箱を燃やすと言い返した。
容楽は感情的になっている無憂をなだめ、傅筹を殺す機会ならまだあるが、遺灰は今しか取り戻せないと説得する。
激しい怒りと深い悲しみに苛まれる無憂、しかし致し方なく傅筹の身柄と母の遺灰を交換することに同意した。
しかし…。



無憂は先に傅筹を引き渡した。
無事に傅筹が戻ったところで苻鴛たちの馬車が出発、すると兵士が木箱を置いて撤収する。
無憂は一目散に駆け出すと、容楽と無隠楼も後に続き、木箱の前で叩頭した。
しかし無憂が木箱を持って立ち上がったその時、木箱の底が開いて遺灰がばらまかれてしまう。
驚いた容楽は咄嗟に遺灰を集めようとしたが、雲貴妃は風と共に消散して行った。
母の遺灰を失った無憂はあまりの衝撃から、そのまま意識を失って倒れてしまう。

傅筹は馬車の窓から無残にも遺灰が舞い散る様子を見ていた。
あまりに卑劣な母のやり方に耐えきれなくなった傅筹は途中で馬車を止め、ひとりで戻ると決める。
今、戻らなければ一生、心が安らぐことはないだろう。
しかし母からどうしても戻るなら自分も死ぬと脅され、傅筹はあきらめるしかなかった。
するとこの時、偶然にも馬車の後方に北臨(ホクリン)帝・宗政允赫(ソウセイインカク)が乗っていたと知る。
傅筹は母の残酷さに唖然としながら車に乗り込むと、馬車は何事もなかったかのように走り出した。

苻鴛たちは野営で一夜を過ごすことになった。
すると侍医の手当てを受けた傅筹のもとに常堅が現れる。
「王上、あの木箱は開けた瞬間に底が抜ける仕掛けだったのです
 雲貴妃の遺灰は風で飛散したかと…」
常堅は報告を終えて下がることにしたが、そこへ兵士が入って来た。
「どうした?」
「王上、黎王と侍衛はあの場を去りましたが、王妃だけは残っています」

傅筹は母がすでに休んだと知り、すぐ馬車を用意させて引き返した。
すると報告の通り容楽が凍える寒さの中で地面を掘っている。
傅筹は容楽にもう掘るなと声をかけたが、容楽は手を血だらけにしながら一心不乱に掘り続けた。
「容楽、今さら掘っても意味がない、遺灰は風にあおられ、飛び散っている
 大きな穴を掘っても埋めるものは何もないのだ」
傅筹は容楽の手をつかんで止めたが、激情に駆られた容楽は傅筹の傷を叩いて突き飛ばした。
「忌まわしい過去から1年かけて抜け出したのよ?あなたが現れ…また全部、失った…」
「…宗政無憂が幸せにしてくれる、君は何も悪くない」
「遺灰を台なしにしたのに?!苻鴛の言う通り、無憂は私のために全てをあきらめた
 だから付け込まれたのよ!私のせいでなければ誰のせい?!」
「…私が悪い、奴は君を許す」
「もちろんよ、でも無憂の自責の念は永遠に消えない!
 傅筹!私の恨みの深さが分かるなら今すぐいなくなって!」

容楽は穴の中に雲貴妃の衣を埋めた。
愛する容楽から激しく拒絶された傅筹はもはやどうすることもできず、とぼとぼ馬車に向かって歩き出す。
「私が来たのは…間違いだったのだろうか?」

無憂は母の夢を見ていた。
しかし急に苻鴛が母の衣を引き裂いた光景が蘇り、突然、飛び起きる。
そこに冷炎が駆けつけ、この騒ぎの中、孫継周が脱獄したと伝えた。
「…両親の敵は生かしておけぬ、伝令せよ!兵を集め、食糧を準備しろ、中山(チュウザン)へ討ち入る!
 苻鴛と傅筹を一刀両断にしてやる!」
すると兵士が報告にやって来た。
「殿下、王妃が昨日から戻られぬようです」
冷炎は困惑した。
黎王が気絶したため、慌てて王府に運んだが、王妃もすぐ戻ると思っていたという。

無憂は深い悲しみの中、ひとり漫夭を探しに向かった。
すると昨夜の林の中で漫夭が倒れているのを見つける。
漫夭の身体はすっかり冷たくなり、手は血だらけだった。
無憂は漫夭を腕に抱いて懸命に声をかけていたが、その時、漫夭の後ろに母の墓標があると気づく。
1人で母を弔ってくれたと知った無憂は漫夭を強く抱きしめ涙し、王府へ連れ帰った。



孫継周の脱獄に伴い、蕭煞(ショウサツ)は孫府を捜索していた。
するとちょうど逃げ出そうとしていた孫雅璃(ソンアリ)と侍女・春泥(シュンデイ)を発見、足止めする。
雅璃は父のことなど知らないと言ったが、蕭煞は雅璃が父親と落ち合うと疑って2人を拘束した。

容楽はようやく意識を取り戻した。
しかし身体を冷やしたせいで症状が悪化し、蕭可はついに血烏を飲ませることにする。
すると容楽は血の匂いがすると気づき、薬湯を拒否した。
「定められた運命に従うしかないわ」
その時、無憂が現れ、容楽の目の前で血烏を飲んで見せる。
「傅筹は父を殺し、母の遺体を灰にした…私も心底、恨んでいる
 だがそなたの命は、私の恨みなどとは比べ物にならない」
容楽は無憂の深い愛情に思わず涙があふれ出した。
「深く考えるな…」
無憂は容楽の涙をぬぐい、その手に薬湯を持たせる。
こうしてついに容楽は血烏を飲み干し、命を長らえた。
「無憂…ごめんなさい、私のせいよ」
「いいのだ、私が自分で決めたことだから…」

脱走した孫継周は傅筹を頼った。
孫継周は悪い主を見限ったと話し、南境軍の機密と引き換えに雅璃を助け出して欲しいという。
「孫大人(ダーレン)、私が応じると確信しているのか?」
「王上は何年も前から私に助けられて来ました
 南境で功を立て、名将となられたのも孫家の力添えがあったからです」

つづく


|ω・`)今回は嫌な話やったな〜





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最終更新日  2020.08.27 11:11:42
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