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2022/11/22(火)13:56

玉昭令#13 あらすじ

玉昭令 全52話(52)

玉昭令 No Boundary Season 1 第13話 展顔(ヂャンイェン)への恋心を自覚した端木翠(ダンムーツェイ)。 そこで展顔の気を引こうと講談本の恋物語を参考にして啓封(ケイホウ)府に高価な贈り物を届けた。 しかし門前に積まれたお宝は賂と誤解され、しかも前王朝の玉璽(ギョクジ)や皇帝の遺失物があったことから、啓封府は大騒ぎになる。 すると″展顔″と書かれた細花(サイカ)流のお札が見つかった。 展顔は端木翠の仕業だと気づき、咄嗟に朝廷のために端木門主が遺失物を探してくれたと取り繕う。 結局、贈り物は目録を作って朝廷に献上されたが、これを知った端木翠は激怒した。 「私が駆け回り、2度と土地神や河神を邪魔しないと約束して、乾坤袋の宝と引き換えに集めたのよ?  それを朝廷に渡すなんて…」 温孤(オンコ)は傷ついた端木翠のため取り返しに行くと決めたが、驚いた端木翠が止めた。 もし展顔が罪に問われたらかえって困るという。 「ずい分、展大人(ダーレン)に関心があるんだな」 「ぁ…啓封府には色々と助けられたから、御礼をしただけよ」 温孤は司法星君・楊鑑(ヨウカン)に連絡した。 実は端木翠がすっかり展顔に心を奪われてしまったという。 しかし展顔はまだ求愛に気づいていないため、今ならまだ間に合うはずだ。 温孤は早く展顔と李瓊香(リケイコウ)を結婚させた方が良いと進言、楊鑑も月老を急かすと約束する。 (๑•̀ㅂ•́)و✧<端木、君のそばにいられるのは私だけだ 江(コウ)公爵夫妻は展顔を呼んだ。 実は李瓊香の縁談がまとまり、自分たちの養女として啓封府から嫁がせるという。 そこで展顔に婚礼の準備を手伝って欲しいと頼んだ。 展顔は了承して任務に戻ったが、江公爵夫妻は端木翠と展顔の仲が気にかかる。 古来より神仙と人間は一緒になれず、端木門主も幽族退治が終われば蓬莱に帰るのだろう。 江伯爵は2人が結ばれる前に展顔に別の縁談を調えようと決めたが、江夫人はあきらめるのはまだ早いと訴えた。 紅鸞は端木門主と展顔の恋を応援していた。 2人が結ばれれば自分も温孤に近づける機会ができる。 そこで今度は展顔好みの装いに変えてはどうかと勧めた。 端木翠は早速、紅鸞と街の装飾店に出かけたが、そこで偶然、婚礼道具を選んでいる展顔と李瓊香を見かける。 2人が結婚すると誤解した端木翠は嫉妬に駆られ、密かに李瓊香が揃えた婚礼道具一式を燃やそうとした。 しかし展顔が現れ、端木翠を制止する。 「最近、李瓊香に絡んでばかりだ、どうした?いつから気分屋の癇癪持ちになった?」 「キーッ!ついに本音を言ったわね?」 「端木、君が心配なんだ」 「結婚を邪魔されるから心配なの?!…ふん、私はしつこくつきまとう女じゃない  これからは別々の道を行きましょう、さようなら!」 展顔はなぜ端木翠の機嫌が悪いのか分からなかった。 しかし李瓊香が端木翠は展顔を好きだからこそ嫉妬して癇癪を起こすのだという。 「神仙の端木が嫉妬するか?」 「どれほど偉大な神仙でも嫉妬はするわ」 展顔は端木翠を追って草盧(ソウロ)にやって来た。 しかし端木翠は怒りが収まらず、会ってくれない。 すると趙武(チョウブ)と張瓏(チョウロウ)が駆けつけ、民が獣に襲われたと報告した。 展顔は青花(セイカ)小仙に端木翠の世話を頼んで帰ったが、それがまた端木翠を苛立たせてしまう。 「あっさり帰ったぁ?!…もう細花流は啓封府のことに関わらないから!」 展顔たちが街へ戻ると獣に襲われ負傷した民たちが手当てを受けていた。 傷跡は猫の引っ掻き傷のように見えたが幽族の可能性が高い。 そこで展顔は肩を叩いて信蝶(シンチョウ)を呼び出したが、また端木翠は通信を切っていた。 しかしこれも嫉妬なのだと思うと展顔は思わず笑みがこぼれてしまう。 無視されたのに嬉しそうだぞ…>(*´・д・)(・д・`*)ヒソヒソ 一方、江公爵は啓封府へ戻らず、猫を探し回っていた。 すると物陰に隠れている黒猫を発見する。 「いたいた…さあ、啓封府へ行こう」 ある朝、端木翠は妖精たちの賑やかな声で目を覚ました。 「何なの?眠れないわ」 「今日、啓封府で婚礼が行われるそうですよ!」 何も知らなかった端木翠は花婿を奪いに行くと奮起、妖精たちを引き連れて出かけてしまう。 紅鸞は慌てて温孤に報告、後を追った。 啓封府で李瓊香の婚礼が始まった。 しかし拝礼の儀の途中でいきなり端木翠が現れ、新郎を引きずり出そうとする。 「結婚なんて許さないから」 すると前から展顔が現れた。 実は青花小仙に頼んで端木翠にわざと婚礼を知らせたという。 そこへ李瓊香が新郎と一緒にやって来た。 李瓊香は江公爵の義理の娘として嫁ぐと教え、今や展顔は自分の義兄だという。 端木翠は自分が誤解していたと知り、居たたまれなくなって帰ろうとした。 しかし展顔が引き止め、自分を奪いに来たなら最後までやり遂げろと笑って口づけする。 そこへちょうど温孤と紅鸞が駆けつけた。 「ついに心が通じ合ったのですね、門主は報われました」 紅鸞は端木翠の幸せを喜んだが、温孤は絶望して帰ってしまう。 展顔は端木翠を連れて遠乗りに出た。 眼下に広がる啓封の町並み、その時、たくさんの天灯(テントウ)が空に舞う。 実は展顔は前日にこの時間に天灯を飛ばして欲しいと民たちに頼んでいた。 「私の想いに気づいていたのね…」 「実は瓊香が教えてくれたんだ、私は仕事一筋で恋に疎く、君を待たせてしまった」 すると展顔は木に掛けておいた天灯を見せた。 天灯には2人の絵姿と詩が書いてある。 …賽子に小豆をはめ込むようにあなたを骨の髄まで愛す… ←何だそれ? ※玲瓏骰子安紅豆 入骨相思知不知 (温庭筠) 2人は一緒に天灯をあげた。 「天地が見守る中で想いを打ち明けたい、端木、君のことが好きだ、私と一生を共にしてくれるか?」 「展顔…もちろんよ」 端木翠は幸せだった。 しかし神仙は姻縁糸で結ばれず、こんな演出も意味はないと落胆する。 すると展顔は自分と端木翠の手をツタで結んだ。 「相思相愛ならこの世の万物が姻縁糸になる」 夜更けに突然、温孤が巻物を抱えて展顔の部屋に現れた。 巻物は全て啓封の妙齢の女子の姿絵、端木翠と縁を切ればどんな女子でも娶れるという。 「皇女の夫になることもできるぞ」 「…だが断る!端木とは決して離れない」 温孤は神仙と人間が想い合ってもは悲恋に終わると言い聞かせたが、展顔は必ず幸せになれると信じて疑わなかった。 「全て聞かなかったことにする、帰ってくれ」 「天意に背けば天罰が下るぞ?」 「端木との出会いこそ天意のはずだ」 すると温孤は必ず後悔すると捨て台詞を吐いて帰って行った。 翌朝、展顔は端木翠を連れて江公爵夫妻に挨拶にやって来た。 江公爵は神仙と人間では苦労が絶えないと心配していたが、相思相愛なら止められないとあきらめる。 「互いを大切にな」 こうして2人の仲は公認となった。 つづく (  ̄꒳ ̄)展顔のその赤い衣は…制服マジックェェェ___

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