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2023/05/14(日)17:03

蒼蘭訣 ~エターナル・ラブ~ #11 あらすじ

蒼蘭訣 ~エターナル・ラブ~ 全36話(36)

苍兰诀 Love Between Fairy and Devil 第11話 小蘭花(シャオランファ)は激しい嵐の中、東方青蒼(ドンファンチンツァン)を中庭に連れ出した。 そこでふいをついて唇を重ね、再び2人は入れ替わってしまう。 すると嵐が収まり、急に晴れてきた。 「止まった…ふん!嵐はあなたのせいだったのね!」 東方青蒼は元に戻るため小蘭花に口づけしたが、唇を噛まれてしまう。 「ペッペッ!…無駄よ!口づけだけじゃ元には戻れない!」 「もしや…」 東方青蒼は稲光が必要だと気づいて嵐を呼ぼうとしたが、小蘭花の霊力ではどうにもならなかった。 「私の身体を返せ!殺されてもいいか?!」 激怒した東方青蒼は小蘭花の首をつかんだが、そこへ觴闕(ショウケツ)が駆けつける。 「尊上に何てことを!」 觴闕はまさか仙女が東方青蒼だと気づかず、かついで牢に連れて行ってしまう。 小蘭花はしばらく月尊になり切ってやり過ごそうと決めた。 しかし復帰祝いの儀式で拝跪する臣下にうっかり拝礼し、生贄として連行された仙族の間者も解放してしまう。 寝殿に戻れば護衛が目障りだと引き上げさせ、夜伽に押しかけて来た女たちは全員、追い出した。 そこで觴闕を呼びつけ、東方青蒼がどんな人物なのか聞き出そうとする。 「何をするのが好きで、どんな物を好むとか、普段の様子…率直に私の印象を教えてくれ」 「尊上?なぜそんなことを…」 「大戦で傷を負い、どうやら記憶にも影響したようだ…昔のことを思い出せぬ  今は霊力も途切れ途切れだし、幽王にも負けるかもしれないな」 「他に知る者は?いるなら口封じを…」 「だめーっ!…知っているのはお前だけだ!お前なら幽王から私を守れるか?」 「まあ…一騎打ちなら何とか…」 その時、突然、東方青蒼が飛び込んで来る。 実は東方青蒼は小蘭花の腕輪で業火(ギョウカ)を放ち、脱獄していた。 東方青蒼は自分になりすました小蘭花に飛びつき、口づけしようと迫った。 小蘭花は觴闕に助けを求めたが、觴闕は2人の邪魔をしないよう慌てて出て行ってしまう。 「だから稲光がなければ無駄なんだってば!」 東方青蒼は小蘭花の言葉でふと冷静になり、もし中身が入れ替わっているとばれたら2人とも死ぬことになると警告した。 驚いた小蘭花は東方青蒼の霊力で雷を呼ぶことにしたが、力はあっても使いこなすことができない。 東方青蒼は仕方なく3日後に雷が起こると教え、それまで自分の指示に従うよう命じた。 「覚えておけ、誰かの前でほころびを見せれば、私たちは共に死ぬことになる…分かったな?」 「(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク」 留芳(リュウホウ)閣に密偵が戻った。 侍女に成り済ました密偵の話では運命簿は東方青蒼が身につけているという。 運命簿と息山神女(ショクサンシンニョ)を奪うためには東方青蒼を排除するしかないが、霊力では太刀打ちできない。 しかし容昊(ヨウコウ)には崇気(スウキ)があった。 蝶衣(チョウイ)は用心深い東方青蒼には容易に近づけないと訴えたが、容昊には協力者がいた。 東方青蒼は自分の姿になった小蘭花に立ち振る舞いを教え込んだ。 しかししがない下っぱ仙女だった小蘭花はいつも頭を下げる立場、人を見下すことなどできない。 「もう疲れた~バタン!@ベッド」 「もう良い、だが忘れるな、誰も恐れず、誰も信じるな」 すると小蘭花は腹心の觴闕も信じないのか聞いた。 自分なら入れ替わったことを觴闕だけには明かし、3人で力を合わせて戻る方法を見つけるという。 東方青蒼は無邪気な小蘭花に呆れ、己しか信じないと言い放った。 蒼鹽海(ソウエンカイ)では強者を尊ぶ。 もし入れ替わったことが漏れれば月尊の座を狙い、皆が挑んで来るだろう。 「それは違うわ、觴闕は心からあなたを思っている、裏切ったりしない  あなたには他者の心も感情も分からないのね  ぁ…ちなみに勝者は敗者を殺す決まりがあるの?」 「決まってはいない」 「それなら言うけど怒らないでね…ならどうして父親を殺したの?」 容昊は巽風(ソンホウ)と接触、東方青蒼が蒼鹽海に戻ったと知って駆けつけたと言った。 「3万年前、もし殿下の率いる軍が救援に向かっていたら東方青蒼は敗れなかったはず…  それを問われて殿下の忠心を疑われたら何と弁明するおつもりで?  とは言っても血を分けた兄弟、殿下が恨みを捨てて歩み寄れば月尊も過去を水に流すでしょう」 容昊は父を殺された恨みなど忘れた方が良いと助言し反応を見た。 すると巽風は例え命を失おうとも父の敵を討つという。 実は海市の創設に力を貸してくれたのは他でもない巽風だった。 容昊は3万年前、巽風のために南北の幽王を互いに牽制させ、九幽(キュウユウ)を守った。 そして今度は敵討ちを手伝うことができるという。 確かにこの数年、首領が陰で策を巡らせてくれたおかげで巽風は父上が固めた地盤を南北の幽王に奪われずに済んでいた。 しかし相手が東方青蒼となれば話は別、一撃で倒せないのなら下手に刺激を与えるべきではない。 「お手伝いはします、では時をかけて策を練り、機会を待ちましょう…」 すると容昊は姿を消した。 巽風はまだ幼い頃、兄が父を刺殺した場面を目撃していた。 今でもその光景は昨日のことのように思い出される。 一方、小蘭花も東方青蒼の口から父を殺したと聞いていた。 しかしその表情には苦悩も後悔も見えない。 「私は夢に見るほど両親が欲しかったのに、その手で父親を殺すなんて…  皆があなたを″ろくでなし″と言っていたけど、誤解だと思ってた」 「私はろくでなしだ、お前もな…死にたくなければ″ろくでなし″になる術を学べ」 「私は善良な仙女よ!」 すると小蘭花は怒って東方青蒼を寝殿から追い出してしまう。 「この者を見張り、中に入れるな!」 ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ <はっ! つづく ( ๑≧ꇴ≦)入れ替わってる方が面白いし上手いw

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