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爱的二八定律 She and Her Perfect Husband 第7話「変わり者」 秦施(チンシー)が慌ててマンションに帰ると、親友で兄嫁の任梅梅(レンメイメイ)が陽華(ヤンホワ)と仲良く酒を飲んでいた。 陽華は機転を聞かせて恋人だと名乗っており、秦施は話を合わせて何とか穏便にやり過ごそうとする。 「北海道で出会ったんですって?…あの時、一緒に行ったのは私よね?!」 (´゚ω゚).:;*.’:;.. ブハッ! すると梅梅は陽華と連絡先を交換したいと言った。 秦施は焦ったが、陽華はきっぱり断ってくれる。 「アプリは使ってない、6人しか登録していなから必要ないんだ」 「6人?うっそーん」 陽華はアドレス帳を見せて証明した。 通話料が安いのでスマホに変えたが、基本、通話さえできれば十分だという。 SNSはストレスの元、むしろ知らない方が幸せなこともある。 そもそもグループに6人いれば知り合いの知り合いをたどって十分に誰とでもつながれた。 「これなら人間関係に煩わされずに済む、シンプルな生活ほど悩みも少ない」 (* ゚ェ゚)<達観してるね~大師@梅梅 梅梅は変わり者の陽華に興味を持った。 そこで今度は金銭感覚を調べようと、財産はどれくらいあれば幸せか聞いてみる。 すると陽華は迷わず1ヶ月に4500元あれば十分だと断言した。 「一人暮らしなら25平米の賃貸住宅で十分、ルームシェアなら安上がりだ 家電の使用も控えればいい、テレビより読書、ネットより運動、冷蔵庫もエアコンもいらない 洋服は数着あれば対応できるし、あとは財神(ツァイシェン)が月に500元…」 「待って、供物には500元も使うの?!」 |ω・`)<財神は神様じゃなくて亀の名前よ… 「亀?!ハァ~ったく仙人か?!それで結婚する気あるの?!」 「僕は結婚も必要な…」 オホホホ~!(^ꇴ^)ノシ☆バン!ヾノ。 ・ㅅ・)ノシ 秦施は陽華の話を止め、ボロが出ないよう外出させることにした。 「そうだ、排水管が詰まってるの、洗剤を買って来て~!」 梅梅は秦施が2年も恋人がいることを隠していたと知りショックだった。 すると泥酔した勢いで本音をぶちまけてしまう。 「陶俊輝(タオジュンフイ)と付き合っていた時も私は唯一の味方だった 彼と別れた時も懸命にサポートしたのは私よ? 心の穴が埋まったら真っ先に私に話してくれると思ってた!」 秦施は梅梅を傷つけたと反省し、事情を説明しようとしたが、興奮した梅梅に遮られてしまう。 「私が意地でも離婚しないのはあんたを失望させたくないからよぉぉぉ 世の中には真実の愛があると教えたかったのぉぉぉ なのに自分が失敗するなんて…。・゜・(ノД`)・゜・。うわ~ん!」 梅梅は顔を真っ赤にして号泣したが、秦施はその姿があまりに滑稽で失笑してしまう。 ( ๑≧ꇴ≦)_📱oO(録画しとこっとw 陶俊輝は呉菲(ウーフェイ)から秦施が自分を調べていると知った。 恐らく洛威玉蘭(ルオウェイユーラン)を担当しているか気になっているのだろう。 「えーっ?!なぜ分かったの?!」 「今や誠(チョン)&慧(フイ)が洛威玉蘭と揉めているのは誰でも知っている…君以外はね」 「ふふふ、じゃあ~あなたが担当なのね?」 「俺は何も言ってないぞ?」 陶俊輝は会社からの帰り道、ふと思い出のマンションに寄ってみた。 かつて秦施との結婚を夢見ながら改装した一室、今も部屋には明かりが灯っている。 …暗証番号は頭金を払った日だ(000725)… その時、ちょうど買い物から戻った陽華を見つけた。 「陽華?…ここに住んでいるのか?」 「ああ、秦施に用でも?」 「通りかかっただけだ」 陶俊輝は陽華の買い物袋に入っている洗剤に気づき、それでは詰まりが直らないと助言した。 「階下のU字管が詰まっているんだ、俺も以前、ここに住んでいたんでね」 すると陽華は不機嫌そうに帰ってしまう。 陽華が戻ると部屋は散らかし放題、秦施の姿はなかった。 ひとまず急いで片付けていたが、その時、シャワーから出た秦施がタオル一枚でふらふら歩いてくる。 「早く服を着て!」 驚いた陽華は慌てて視線をそらし、ドギマギしながら掃除を始めた。 すると今度は秦施がめちゃくちゃな化粧をして変な格好で現れる。 「会社に行って来る…」 陽華は夢遊状態の秦施を部屋に連れ戻し、上着だけ脱がせて寝かせた。 「優しいのね…ムニャムニャ…」 しかし陽華がシャワーから出てみると、眠ったはずの秦施が再び仕事へ出かけようとしていた。 陽華は上着を着る間もなく飛び出し秦施を引き止めたが、勢いあまって2人は抱き合ってしまう。 翌朝、秦施が目を覚ますと部屋の前で陽華が寝ていた。 聞けば泥酔して何度も仕事へ行こうとしたという。 陽華は住まいの提供に感謝していたが、昨夜のことを考えると協力関係を早めに終えるべきだと提案した。 実は秦施には酔っ払うと仕事に行きたがる癖があるという。 「放っておけばいいの、どうせ出かけてもすぐ地べたで寝てしまうから…」 陽華は呆れたが、ともかく梅梅に嘘をついた以上、対策が必要だと訴えた。 「じゃあ、まずは玄関の暗証番号を変えましょう」 「もう変えた」 「さすがね、それから梅梅と同僚にはあなたの帰省休暇が終わってボリビアに転勤したと言うわ 私の方も当分、あなたの出番はないから…でもあなたの方は? あなたには洛威玉蘭でお世話になったし、うちに住んでもらって構わないわ」 「もう少しだけ泊めてもらえると助かるよ、じゃあルームシェアの協議書を作ろう」 「そうだ、昨日の買い物分を精算するわ」 「いいよ、家賃だと思ってくれれば… 「貧乏なくせに〜ってハッ!つまり借りを作りたくないってことで…」 「いらないよ」 秦施は陽華のプライドを傷つけ気まずくなった。 すると手持ち無沙汰の陽華が昨日、買って来たミントの鉢植えに水をかけ始める。 「へえ~そうやって育てるのね、ミントの花言葉って何かしら?」 秦施が携帯で調べようとするとなぜか陽華が止めた。 「確かめたいだけよ…ミントの花言葉は…″永遠の愛″?」 結局、2人は一層、気まずくなり、秦施は新しい暗証番号を聞いて仕事へ出かけた。 「000511だ…僕と財神の誕生日」 秦施が部屋を出ると唐伊慧(タンイーフイ)から連絡が来た。 噂の件で趙丹平(ジャオダンピン)が事務所へ来るという。 「大荒れになりそう、夫は出張中だし、すぐに事務所に来て」 一方、陽母は上海の法律事務所に片っ端から電話をかけ、秦施の職場を探していた。 つづく (  ̄꒳ ̄)いきなり裸でびっくりしたわ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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