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クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

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2024.04.16
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カテゴリ:バイク
HONDA SL350K0モデルは今から60年程前にまず輸出専用モデルとして発売され、国内販売店やユーザの強い要望があって、のちにウィンカーを付けてタイヤをブロックパターンからリブパターンのナローサイズにするなどの変更を加えて国内販売された当時としては何ともバタ臭く、非常に垢抜けしたカッコいいバイクでした。
私も欲しかったのですが、学生の分際ではK1を買ってほしいと頼んでいたところだったので我慢するしかありませんでした。
それから20年ほど経って、ディズニーのアナハイム本社に勤務した時に街を歩いていると何とあの憧れていたSL350が走っているではありませんか!キャンディーブルーでしたが、すぐに呼び止めて話を聞くとUCLAの学生でお金がないので、これをドミトリーの先輩から譲ってもらったが本当はスピードの出るロードバイクが欲しいとのことだったので、すぐに名刺を渡して後日交渉し譲ってもらいました。
帰国に合わせて日本にコンテナ船便に混載してもらい、自宅でレストアを始めました。ただ、当時でも希少車種でしたので、ヤフオクやイーベイを通じてキャンディレッドの新品タンク、サイドカバー、フロントフェンダー、メーターなどを5年掛かりで集めながらの作業になりました。
レストア完成後は継続車検を取って、時たま乗って昔を偲んでいます。












当時のカタログでも輸出仕様のほうが断然カッコよかったです。


これが国内版カタログ。国内向けモデル自体が太いキャラメルパターンのタイヤから細いリブパターンに変更されていることもあるでしょうが、折角のSL350の魅力が伝わらないない内容です。メインスタンドを付けなかっただけでもホンダとしては国内規制に対して頑張ったのかも知れませんが。ホンダの名誉のために言うと、当時、父兄と高等学校上げてのバイク排斥運動が盛り上がっていて、純真無垢な若者を刺激してはいけないという配慮があったと想像します。
それでもこうやって、60年後の高校生の記憶に刻まれているわけですから、当時のインパクトの大きさが分かります。




日本に里帰りした直後の姿です。シートのアンコも抜かれ、マフラーに穴が開きかけていましたが、雨の少ないカリフォルニアが幸いしてレストアベースとしては満点でした。


エンジンのOHを終えて載せた状態です。





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Last updated  2024.04.24 09:57:59
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