草米也のここだけの話

ヨーロッパ最終日。

ここまでトラブル無く過ごしてきたわけだが、
時刻表に乗るはずの電車がない。次の電車もない。次の次の電車もない。
は？どういうこと？と思ってインフォメーションに行ったら、
グレーヴ。ちょ、どんなタイミング。ここにきてストとか。働けよフランス人。
ストラスブールでストトラブールって、誰が上手いこと言えと。
大規模ストなら、事前に情報入手して移動を避けたわけだが、
小規模ストで電車が本数減ってるとかあれだ。
しかも3本余裕持って出てきたのに、その3本がちょうどスト。
この電車じゃチェックインリミットの5分前に空港駅。
未知の空港でオワタ＼(^^)／また日本帰れないお。
と思ったけど、ゆく年くる年をどうしても見たいから、
タクシーで空港。ストって保険きくのかな。
精神的負担によりヴィトンを衝動買いしたということにして、
上限ぎりぎりまで…いや30ユーロでいいです。それが実費。

フランスのタクシーの運転手はボッタクリというイメージがあるが、
乗る前にいくらか確認して乗車。
フランス語出来る人だと思ってべらべら喋らないで。
「ごめん、少ししか分からない」
と言うしかない。
多分「クリスマスだから旅行者がいっぱい来てますね」と言われたはず。
不確かだから「俺もだよ、へへ」と言うのはやめといた。

で、お待ちかねの計量。
28キロきたー。その辺の幼女より重い。幼女何匹ぶんだ。胎児に換算すると8杯くらいか。

パリに到着。
ターミナル2Gは死ぬほど遠い。
今度は予定のRERより2本も遅くなった。
RERは危ないと言われるけど、実際雰囲気だけだろう。雰囲気イケメンがいるように。
危なかったら「ポリース」と言えばおk。
アコーディオン弾いてお金せびりに来る自称アーティストとか、可愛らしく感じられる。

で、降りたのはリュクサンブール。
やはりいいね、この雰囲気。
テニスをしている地元の人たち。
ここから散歩を始めれば、遠くに小さく見えたエッフェル塔がどんどん大きくなってくるというおにんに(ry
不適切な表現がありましたのでお詫び申し上げます。野菜不足と女不足は日本で解消。

さ、日報に戻ります。

リュクサンブールからサンジェルマンデプレ、
少しメトロに乗ってシテ。
ノートルダムは相変わらずの行列。

ルーヴルまでメトロに乗ろうか迷ったが、
パリでは珍しく気持ち良いくらい晴れていたから歩いた。
ルーヴル、グランパレ、かどや、オルセー、コンコルド、凱旋門。
簡単に書いてるけど、普通は歩かない距離。
かどやの表示が日本語のくせに、店員が韓国人だった。
それなのに油断して「メニューください」と日本語で言ってしまった。
日本人は嫌われているのか、他のヨーロッパ人にはメニューと水を持ってきたのに、俺には全然。同じアジアなんだから仲良くしようぜ。
金大中みたいな顔した人だけは優しくしてくれた。

シャンゼリゼの人の多さにうんざり。
表参道に歩きタバコの人を多くした感じ。
凱旋門も人大杉で上がれず。
年末みんな大人しくしてろよ。俺もか。
シャンゼリゼの点灯の瞬間を見たけど、まぁこんな感じかと。

エッフェルまだ点灯してないなと確認してメトロ乗車で、
着いたときにはすでに点灯というリピート。
しかしやはり綺麗だな。
ダイヤモンドフラッシュを見届けて、
激混みのトルカデロは改札が機能せず、
こんなときに検札がいたらとガクブルしたが大丈夫で、
華やかなシャンゼリゼを1駅だけ歩き、
これまた激混みの1号線に乗り、
コンコルド下車でマドレーヌ、ヴァンドーム、オペラ、ラファイエット。
右手薬指に指輪をしたちょっと綺麗なお姉さんに免税手続きしてもらって、
「この書類、舐めてもいいですか？」
とは言えず、
「どこにお泊まりですか？」
の問いには、
「今晩はお嬢さんの家に」
とも言えず、
おとなしくロワシーバスで空港に。
ヴァンドームのイルミネーションが意外と良かった。

無事に出国して、
無国籍ウンコ中。

良い旅だったお。
なんだかんだ言って、パリは良い。
東京も綺麗だけど、それはクリーンな感じの綺麗で、ビューティフルな面で完全に負けている。
とりあえず東京タワーな近くに川でも作らないか。
そして雑多な高層ビルを潰す。

んじゃあ日本帰るわ。au japonノシ

500ミリペットボトルが4ユーロはボッタクリすぎる。