フライブルク日記

2015/08/30(日)23:35

紫蘇ジュース、ゆかり、杏の梅干し風

料理・パン焼き・菓子・食材(214)

葉を採取したばかりなのに、まだ育ってくる赤じその葉 posted by (C)solar08 紫蘇って、採っても採っても葉が出てくるのね。 去年はスイス人の友人に赤じそを一株もらいました(スイスでは紫蘇とか水菜とかの種を売っているらしい。ドイツでは見かけない)。 去年は葉を収穫したあとに、種もとっておいて、今年の春にベランダのプランターや植木鉢数個にばらまいておいたら、出るわ、出るわ、紫蘇だらけ。 間引きをして、全部で15株ぐらいを生長させた。 7月初めの二週間、旅行で留守にしていた間はまったく雨が降らなかったので、一部は枯れた(出かける前に葉を収穫しておいて助かった)。 でも、数株はこういうひどい仕打ちにも耐え、乾燥に耐えてくれて生き延びた。 かれらは、とても丈夫で元気がいい。 一昨日、昨日と葉を採ったのに、また葉が出て来ている。 すごいなあ、生物の生命力。 7月に収穫した赤じその葉は、塩揉みしてから、前々前回に紹介したプルーン梅干しといっしょに漬け、8月に収穫した葉は杏といっしょに漬けた。 アメリアさんが杏でも梅干しみたいになったとおっしゃったので、特売の杏1キロでやってみた。 今回は塩を15%ぐらいにし、クエン酸も控えめにして漬けた。 杏の梅干しもどきといっしょに漬けた紫蘇 posted by (C)solar08 今日は日中最高気温が35度で、今夏最後のカンカン照りのなので、お日様に当てた。 陽光が当たるところはお湯がわかせるくらい暑い(熱い)ので、殺菌または滅菌効果もあるだろう。 元がでっかい杏だったから、でっかい杏干しになった。 塩分が控えめだから、かびるのが怖いので、杏干しペーストにしてしまおうか。 それに、ペースト状の方が使うのに便利だし。 でも、杏の梅漬けとして日本でも売られているのを今、ネットで見たら、このままでいいかな、とも思ってしまう。 「とてもジューシー」だって。 いっしょに漬けた紫蘇もかりかりになるまで干して、フードプロセッサーで粉々にしてゆかりにしよう。 一昨日、昨日、今日と収穫した赤じそは、もう一緒に漬けるものがないので、はじめて紫蘇ジュースなるものを作ってみた。 紫蘇ジュース(右は3倍に薄めたドリンク) posted by (C)solar08 水で煮出して、汁に砂糖とクエン酸とレモン汁をくわえただけ。 見た目はきれいだけれど、紫蘇の香りは少ない。 ジュースというよりも、紫蘇エキス入りシロップだな。 シロップといえば、今年はニワトコの花シロップ、ショウガシロップ、ニワトコの実シロップとシロップ続き。 どれも、煮出し汁に砂糖とクエン酸とレモン汁を混ぜるだけだから、味はあんまり変わらない。香りだけが違う。 ふだんジュースを買わない習慣(重くて運べないし、甘味をとりすぎるしで)なので、こういう保存飲料があれば、ちょっとジュースっぽいものを飲みたくなったときに便利。 そして、このジュースのしぼりカス紫蘇も塩でもんで、杏を塩漬けしたときに上がってきた杏酢に漬けた。 明日もお天気だったら、この葉もほしてゆかりにしよっと。 ゆかりと言えば、わたしが生まれたときに両親はわたしの名前をゆかりにしようか、と考えたこともあったらしい。 それなのに、あの我がまま祖母が自分の母親の名前を勝手につけちゃったようだ。だから古風な名前、いまだに好きになれない。 あー、ゆかりにくれたら良かったのにー、と後で両親をなじったことがある。 理性的に考えれば、こんな歳になって「ゆかりちゃーん」、なんて呼ばれたら、さぞこっ恥ずかしいだろう。 こうして、ゆかりを食べたり作ったりする度に、名前のことを思い出してしまう。 娘は5才ぐらいのとき、「いちごっていう名前にしてほしかった」と言って、自分のパンツにマジックで名前をxxxxxイチゴと書いてしまった。今では「いちごでなくって、良かったー」と安心しているに違いない。その後、小学校の頃にはバーバラっていう名前にして欲しいとも言っていたが、あまりに顔と合ってないよなあ。 ネギの根元を植えておいたら、、、こんなに育った posted by (C)solar08とても便利。 ネギの鉢にも赤紫蘇が生えている。 どこもかしこも、今年は赤紫蘇。 葉を採取したての赤じそ、まだある葉っぱ posted by (C)solar08

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