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カテゴリ:韓国エンタ-ティメント関連
会社帰りに大学の友人と食事に行った。
お互いに読書好きなので、最近読んだ本などの話をする。 出身学科が同じというのもあってか、今日は韓国(朝鮮) 文学の話になった。 今、韓国の文学というと、ブームになっている韓国ドラマ や映画の原作本やシナリオ本が目だっている。 (これらを純粋に文学とはいえないかもしれないが…) オンライン書店で有名な、AMAZONで「韓国文学」と検索 してみたら… 「冬のソナタ」「夏の香り」「オールイン」 「秋の童話」「ホテリア-」等ドラマの原作本。 そして、「ラブスト-リ-」「子猫をお願い」 「シルミド」「純愛中毒」等の映画の原作本…。 本当にたくさんのドラマ・映画関連の本が出てくる。 (純粋な近現代文学の本は、後のほうで出てくる^^;) 思うんだけど…と友人が言う。 韓国好きの人は増えて、韓国のエンタ-ティメント、 食文化、社会事情、韓国の歴史といった分野に関心が あって詳しい人は多いけど、でもまだ依然として文学 (近現代文学)って知られてないよねェ…と。 たとえば、朝鮮近代文学の父である李光洙、それから 金東仁などは普通の日本人にどのくらい知られている だろうか? 有名な詩をのこしている李陸史、尹東柱、韓龍雲、 金素月などはどうだろう? これらの文学者、知っている人にしてみれば、「何 当たり前の事言ってるの?!名前くらい知ってるよ。」 という感じであろうが。 友人は「いくら文学に興味がない人でもさ…西洋の文学、 例えばヘルマン・ヘッセとかドストエフスキーとか 名前を知っていたり、小説のあらすじを大抵は見知って いるけど、朝鮮文学はまだそうじゃないよねぇ」と。 確かにそうだ。 韓国ブームの日本ではあるけど・・・・・ こういった文学の分野まで、幅広く韓国文化が親しまれる ようになるのには、まだ時間がかかるのかな~とも感じる のであった。 まぁ、純粋な文学ではないけれど、こうして韓国ドラマ や映画関連の小説本が、書店に並ぶようになったという 事だけでも、今までよりはいいのかもしれないなぁ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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