韓国紙おむつ事情調査
ここ数週間紙おむつをどこのにしようかということで悩んでいました。一応布おむつも日本帰省時に用意はしてきたのですが、韓国の場合、自然分娩だと2泊3日で退院、私の場合はその後すぐ自宅で義母の産後ケアを受けるということを考えるとはじめは紙おむつのほうがよいかなと思いまして・・・(慣れてきたら布おむつも紙おむつと一緒に併用していこうと考えています)紙製品が高い韓国。今まで周りからも聞いてきましたが、やはり日本に比べて紙おむつも高いという印象です。ネットでいろいろ検索していくうちに、安い紙おむつのメーカーもあることが分かりましたが、安かろう悪かろうという感じです。でも新生児の時期は1日に平均10枚ほど紙おむつを替えるとのことですし、(15~20枚ぐらいかえるという意見もありました)経済的に負担にならないようにいろいろ考えていかなくてはいけないなぁ…と。その子の肌質によって、高い紙おむつでも合わない場合もあるし、安い紙おむつを使っても肌が荒れてしまって困ったなどという意見などなど。やっぱり日本製を・・・と日本から送ってもらおうかとも思いましたが、送料や手間などを考えたら韓国でネットで購入したほうが良いことも分かりました。(その場合、日本から送ってもらうのと値段も差がありません。)品質が良いということで、韓国でも日本の紙おむつは大人気で、ネットなどでも購入できるんですよね。ありがたいです。それでもやっぱり韓国国内販売の紙おむつよりは割高になってしまい、夫とも相談のうえ、最初は韓国の紙おむつを使ってみてもいいんじゃないかという結論に至りました。自宅に、日本のムーニーマンとメリーズの新生児用の紙おむつサンプルが10数枚ほどあるので、これもお試しで使用してみようと思います。やっぱり日本製のほうがいいということであれば、ちょっと高くはなるけど韓国の紙おむつを使いきってから日本製の紙おむつを購入してみようと考えています。今回、韓国の紙おむついろいろネットでみてみた感じの口コミなどをまとめてみたいと思います。(1)白鳥おむつ 病院や産後調理院などで使用している紙おむつのようです。下の写真をみると分かるように・・・ただの縦長の一枚型のおむつで上のほうにテープがあって止めるだけ。横漏れしそうです。(※韓国語で一字型(イルチャヒョン)おむつという言い方をするようです)紙おむつを支えるゴム製バンドや、オムツカバーなどを一緒に使用してこの点をクリアする韓国ママたちもいるようですね。吸収性は本当に良くないようです。ネットの販売サイトでも吸収性は良くありませんという説明がありました(苦笑) 安くても頻繁に取り替える不便さ、横漏れしてしまう可能性が大きいことを考えると安かろう悪かろうになるなぁと感じました。それと、結構おむつかぶれしてしまうという口コミも気になりました。このようなタイプは他のメーカーからも出ているようです。日本ではこういったタイプの紙おむつはみかけたことがなかったので、ある意味でこういうのも売ってるんだなぁと新発見(?)でした。価格は、オークションで安いところだと、なんと300枚で22,700ウォンでした。(一枚あたり75ウォン)(2)ナビチャム社 「コージー」おむつを頻繁に取り替える新生児の時期はなるべく紙おむつの経済的負担を軽くしたい、でもある程度の吸収力と品質は期待したいという韓国ママが多く選ぶのがこの商品のようです。大型マートでの販売はせずにネットで販売することでコストを抑えているみたいです。テープ型で漏れる心配もなし。 192枚(1パック64枚入り3個)で、25,800ウォン(一枚あたり134ウォン)同じナビチャム社から新生児用ということで、「チョンサスホ」というおむつも販売されています。こちらは、もっと安くて200枚で18,800ウォン。コージーとの違いは、テープ部分がコージーのほうがしっかりしていることと、コージーには吸収力を高めるジェルが入っているという点です。(3)ボソミ社 「天然コットン」ハギスに続いて韓国で人気のある紙おむつメーカーボソミ社。新生児用の紙おむつとして人気のあるのは、「天然コットン」シリーズの新生児用タイプ。2009年からのニュータイプとして、オリーブ油保護コーティングでさらにお肌にやさしいとのこと。おむつ自体の素材は、他社より薄いけれど吸収力はそれなりに良く、なんといっても肌さわりが良いという口コミが多かったです。140枚(1パック70枚入り2個)で、25,900ウォン(一枚あたり185ウォン)(4)ハギース社 「ゴールド」韓国で人気の根強いメーカー。P&G社(パンパース)と並ぶアメリカの紙おむつメーカーのようですね。吸収力も断然良く、おむつかぶれの心配も他社よりないという意見が多かったです。でも、人によっては、おしっこの吸収力が弱いという意見もあり・・・これは、他社より価格が高い割にはということでしょうか。サイズは韓国で売られている他社製品よりも同じサイズ展開でも小さめだという意見がほとんどでした。140枚(1パック70枚入り2個)で、31,100ウォン(一枚あたり222ウォン)ハギース社にも、「ゴールド」以外に、「ボソンボソン」「グリンベベ」などのシリーズがあります。「ボソンボソン」は「ゴールド」に比べるとテープのベルト部分の伸縮性や通気性の部分で多少劣るということでした。また、オークションだけかもしれませんが、ネット上で新生児用の小サイズが売られてなかったです。(中、大サイズがほとんど)「グリンベベ」は、白鳥おむつと同じくいわゆる縦長の一枚型(一字型)のおむつです。168枚(1パック84枚入り2個)19,700ウォンで一字型としては値段も高く(白鳥おむつの2倍弱)、グリンベベを使用するならテープ型のおむつ(ナビチャム社のコージーなど)を購入するという意見が多いです。(5)日本製紙おむつちなみに日本製紙おむつ(新生児用)の韓国での価格です。(韓国オークションで私が検索してみて安いところの価格です)グーン 90枚で23,000ウォン(一枚あたり255ウォン)メリーズ(花王) 94枚で26,400ウォン(一枚あたり280ウォン)ムーニー(ユニチャーム)93枚で24,400ウォン(一枚あたり258ウォン)値段の安い順に、わたしがこれはどうかなと思った韓国の紙おむつを中心に紹介してみました。もちろん、これ以外にも韓国にはさまざまな紙おむつがあります。☆新生児用のおむつ準備のポイント☆1.赤ちゃんの肌との相性があるので、口コミを鵜呑みにせず、最初は2パックほど そろえるのが無難。 (できれば1パックごとに違うメーカーで揃えたほうが良い。)2.産まれた赤ちゃんの体格や大きさにより合うおむつも違ってくるので様子をみて メーカーやサイズを替えること。紙おむつ選び、本当に難しいですね。在韓の先輩ママさんたちの意見なども聞かせていただければと思います。