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2003年08月06日
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昨日の日記のことで、東京に住んでいる同級生から「東京の朝日新聞には載ってなかった」とメールが送られてきました。「清さんの記事を載せないとは、東京は文化が遅れている」のだそうです。そうおっしゃるのは誰あろう、R子さんがもう一方の手を繋いだ伸夫君です(笑)

※しばらく「同志会の旅」を書かないと、どこまで書いたのか忘れてしまいました。頭の中を「旅行記モード」に戻すのに一苦労です(汗)

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堺市博物館の次のコーナーは、「産業・文化」だった。堺と言えば「刃物」を連想するtetywestだが、予想通り「包丁の製作工程」が展示されていた。それよりも、このコーナーで意外だったのは、「山車」が展示されていたことだ。祇園の山鉾にも、長浜の曳山にも似ている。展示されていた山鉾は復元されたものだそうだが、金糸で刺繍された幕が美しい。

おそらくこの山鉾の起源もどこかに書かれてあったのだろうが、tetywestは見つけることが出来なかった。現在では祭りに山鉾は出ていないようだ。それより、もっと意外だったのは、次の「祈り・祭り」のコーナーで「ちょうさ」に対面したことだった。いや、正確には「ちょうさ」はtetywestの地方の呼び方で、大阪では「ふとん太鼓」というのだが・・・

実を言うとtetywestの感覚では、「岸和田のだんじり」があまりにも有名なために、大阪南部地方の祭りはどこでも「だんじり」が出るのだろうと思っていた。そう思いながら「ふとん太鼓」の説明書きを読むと、やっぱり昔はこの地方も「だんじり」だったのだ。ところが町の路地が狭く、祭りの度に喧嘩や怪我人が続出するので、戦後になっておとなしい「ふとん太鼓」に変わったらしい。

どうも祭りに「ちょうさ」や「太鼓台」や「ふとん太鼓」と呼ばれるものが奉納されるのは瀬戸内海一帯に限られているようだ。それぞれの地方によって飾り付けが少しずつ異なっている。tetywestの感覚では西に行くほど装飾に凝ったものが多いようだ。いつか暇になれば「ちょうさ」の由来や分布状況を調べてみるのも面白いかも知れない。

本当に時間を気にせずゆっくりと博物館をまわり、出てきたのはちょうど12時だった。I江君が、
「これから、食事に行こう」
と言うのを無理やり、
「茶室も見たい」
と付き合わせてしまい、その後「日本庭園」へも足を伸ばしてしまった。

仁徳天皇陵の付近は、堺市がかなりお金をかけて市民の憩いの場所として整備されている。「日本庭園」には、まるで深山に紛れ込んだようなせせらぎが流れているし、茶室の庭にある木々もきれいに刈り込まれて、何と水琴窟まであるではないか。じっと意識を集中しないと聞こえないかすかな音なのだが、その音色は「癒し」そのものだった。

ただ、こんなに広い公園も土曜日なのに散策する人はまばらで、絶対に赤字経営に違いない。I江君の言うように「仁徳天皇陵」を見下ろせる展望台があれば、もっと堺市の素晴らしさを世間にアピールできるのかもしれない。






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最終更新日  2003年08月06日 12時29分42秒
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