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テーマ:中国旅行(113)
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tetywestがその風景に感激したのは「五一街」と呼ばれている通りで、古城の中心から東へ延びる街道だった。麗江古城には他に「七一街」、「四方街」、「東大街」、「光文街」、「新文街」、「新華街」というメインストリートがあるのだが、なぜ「五一」や「七一」なのかは不明だし、「四一街」や「八一街」はない。
そして、古城の北の入り口で「東河」、「中河」、「西河」と呼ばれる3本に別れた水路が、さらに無数に枝分かれしながら古城の中を流れている。 「五一街」に架かるアーチ型の石橋まで来たとき、whさんが、 「これは有名な石の橋です。ここで記念撮影をしましょう」 と教えてくれる。そう言われて見回すと、観光客はみんなこの橋の欄干に座って記念撮影をしている。ほんの10メートル程の長さの小さな橋なのだが、橋の袂の看板には「大石橋」と書かれている。おそらくかなり古い橋で、古城の中では一番大きな橋なのだろう。長崎の眼鏡橋と同じように真ん中に橋脚があり、半円を二つ並べた形をしている。水の流れに浸かる部分が船の形をしているのは福建省泉州で見た洛陽橋と同じだった。 観光地を訪れるたびに思うのだが、中国人は記念撮影をするのが好きだ。昔、海外旅行で首からカメラをぶら下げているのは日本人と決まっていたのだが、今やそれは中国人なのだ。凄いのになると、首にはコンパクトカメラをぶら下げ、右手にはビデオカメラを持って、おまけに腰にデジカメを携帯しているというツワモノもいる。それも1人や2人ではなく、結構いっぱい見かける。 実はtetywestの観光地での楽しみの一つは、中国の人たちが記念撮影をしているのを見ることだったりする。何故かと言うと、彼らは「あんたはスターか?」と突っ込みたくなるようなポーズでカメラに収まるのだ。whさんにシャッターを頼んでtetywestと家内のツーショットをあっさりと撮り終えた後、サンタナの運転手、hxyさん、whさんはお互いに記念撮影を始めた。1人で、ツーショットで、それもメンバーチェンジしながら・・・欄干に腰をかけて、次は欄干の前に立って「はいポーズ」・・・なかなか終わらない。 tetywestは待っている間に、橋と水路と街並みを一枚の写真に収められる場所がないだろうかと探しに出かけた。橋の手前にちょうどそんな場所が見つかったので、かなり気合を入れて構図を決める。家並みが続いている街道を強調したかったので、ズーム機能を使って遠近感を少なくする。わざわざ今回の旅行のために、デジカメをオークションで落札したのだ。うん、我ながらいい写真が撮れた・・・・ 「大石橋と五一街」 ついでに、石橋と反対方向も一枚カメラに収める。 「五一街」 思い通りに撮れたかどうか、写真をその場で確認できるのがデジカメの便利なところだ。しかし、デジカメには致命的な欠点があることを思い知らされることになろうとは、そのときtetywestは夢にも思っていなかった・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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