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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(904)
カテゴリ:旅行
4月25日(金)1975年
朝雨が降っていた。Bossが来て、 「日曜に仕事をやる代わりに今日はDAY OFFにしたらいい」 と言ったので、すぐに寝た。 すぐ晴れてとてもいい天気になってしまったのだけれど、1時まで寝ていた。Bossが10時頃入って来たみたいだったが、みんな無視して寝ていたら行ってしまったようだ。何しろよく寝た。 午後はCitrus Schoolに行った。Englishも、少しは前よりわかるようになったような気がする。でも、気がするだけかも・・・ 家へletterを書いた。 サンディエゴの教会から来たletterをBossが持って来て、日曜日にサンディエゴへ行ったことがバレバレになってしまった。封筒に、 FIRST BAPTIST CHURCH 930 TENTH AVENUE SAN DIEGO, CALIFORNIA 92101 と書いてあるんだもの。でも何も訊かれなかった。letterの中身は来週の日曜日の催しの案内だった。 「宗教はこれだから嫌なんだ。行けるわけないじゃないか!」 まさかletterが来るとは夢にも思ってなかったので、あのとき住所と名前を書いたのだ。 何しろ、もう11時半で、今日はシトラスの勉強を2ページやった。それに、Bossの家に行って今日の学校のことについて少し勉強したけど、予習をやってないとやはり難しいもので、授業の内容が解らないと痛感した。だから時間を割いてでも予習だけはやらなくてはいけないと思う。でも本当に時間がない。困ったことなのだ。いろいろやりたいことはあるのだけれど・・・ と言いながら、今日だってOFFになって寝てたのだからどうしようもない。まあ、体が一番大切ではあるのだが・・・ 今日のテープレコーダーはあまりよく録音できていなかった。場所が近すぎたのだ。Bossはとても眠そうだった。 来週は明日から始まって8日間働くので大変だ!! ガンバロウ。 無事(?)手紙がこっちに着きました。S水先生には手紙を出したら返事も来て、帰国したらぜひ福井へ遊びに来いということでした。枇杷の接木はあまり着いていないようで残念ですが、帰ったらまた接ぎましょう。 20日の日曜日に、カリフォルニア第3の都市・サンディエゴへ行きました。養鶏の実習生が車を買っているので一緒に行ったのですが、約1時間の距離です。 第3の都市といっても、まあ高松くらいで、そんなに大きくもないので、メインストリートを歩いて、公園(バルボア・パークと言う)へ行って、港へ行って、それでおしまいです。まだどんなところが面白いのかも全くわからないので、どこか日本の観光地へ行ったような気分です。 それでも、外出はめったの出来ないので(何しろ山の中に住んでいるから)楽しかったのです。アメリカの道はものすごく良くって、フリーウェイはみんな100km/hで走っています。それでも、道が広いし風景も大きいので、日本の60km/hくらいの感じです。 英語は何とか・・・食事をすることとか、買い物をすることでは不自由しないのですが、先週から「みかんの学校」へ毎週金曜日に行っているのですが、その英語はなかなか難しいのです。今日も今行ってきて、帰ったところです。若木の世話とか、新植の注意などについてでした。来週は見学旅行があって、40分くらい離れた、ランチョ・サンタフェの園を見に行くのです。 今日は朝起きたら雨が降っていて、ボスが来て、「今日は休みにして日曜日にやればいい」と言うので、又ベッドに入って寝て、1時頃起きて外を見たらすごくいい天気でした。あとでボスが言うには、「今日は仕事が出来たね」というのですが、それでも起こしに来るでもなく、やさしい人です。 今やっている仕事は除草で、今度はウィードオイルをかけるのです。そうすると草が日焼けを起して枯れてしまうのです。1タンクは、オイルが60%で水が40%。1ガロン40¢で、1タンクにはオイルが120ガロン入るので48ドルですが、2人でかけると2時間で空っぽになります。園にもよるけれど、10エーカー(約4ha)で3タンクの除草用オイルを使っています。3時間に1時間はトラクターに乗ってタンクを引っ張るのですが、その時が一番眠たくって、半分寝ながら乗っています。ボスに言わせると、除草剤は結構コストがかかるそうですが、日本に比べるとどうですか? それで、こっちは潅水の水代がかなり要るので、今日雨が降ったのは、ボスは大変気分が良さそうでした。こっちへ来て毎週1回は多かれ少なかれ雨ですが、こんなことは珍しいそうです。 すぐ隣の家は馬を飼っていて、13日の日曜日にそこをブラブラ通ったら、ちょうど主人に会って、写真を撮ったりしたら機嫌が良くなって、家へ入ってビールを出してくれて、メキシコ料理を食べに連れて行ってくれました。そして今週の水曜日の夜も遊びに行って、とても親切です。全部英語で話すので、少しは勉強にもなります。それで日本のものをプレゼントしたいので、500円か1000円くらいのもので、日本のものだとわかるようなものを3つか4つ(種類)郵送で送ってください。船便でいいです。郵便局へ持って行けば送ってくれます。送り代の方が高くつくかも知れないけれど、だいたい1500円くらいのものだそうです。(送料は・・・) 子供たちの誕生日にも何かやりたいので・・・でも、こけしみたいなのはたくさんあるので、何か考えてください。そしてなるべく早めに送って下さい。 今のところはそんなところで、別に変わったこともありません。それから今からはだんだん雨が降らなくなるそうです。 ここの給料は、1時間2ドルで、「働いた時間」×2ドルの月計算です。1ヶ月155ドル農友会へ払って、あとは全部くれるので、先月は251$61¢手許に入りました。今月は300ドルは入るでしょう。食費は1ヶ月80ドル(タバコとか洗剤も含めて)それに写真代が20ドルくらいと、ちょっと遊びに行くのが20ドルくらいで、後はほとんど使わないのです。研修旅行のときにはかなり使うようですが、それでも前の実習生たちは最後の旅行の前に1,000ドル貯まっていたそうですから・・・日本から持っていった金は使わずに持って帰りそうです。 今日は今からボスの家に行って、みかんの学校の授業をテープに録音してあるので、それを説明してもらうのです。 今週は今日休んだので日曜無しです。それでも何とかなるでしょう。今頃は1週間の経つのがとても早いのでびっくりしています。 それでは 4月25日7時40分 Citrus school Root stockについて、品種との関係の質問があって、15分くらいそのことについての話だった。 Tree Selection stimulation mother cell tissue sexualのは小さくて弱いのでnurseryで選ばない。 genetic strong newseller seedlingを植える。 キャメル・バレンシアは例外らしい。 budunionの位置が日本より高いのはdeseaseを避けるため。 2年生の苗木の根は大きくなっている。 苗木は18インチ(45センチ)に幹を仕立てて、その上はpuruningしない。 銀色のラップを巻いて日焼けや寒さから防ぐ。 Planting the New trees 植えて2ヶ月間はボウルを作って水を溜める。 6月~9、10月まではイリゲーションが必要。 Care of Young trees puruningとtrainingについて。 新植から3~4年は無剪定。 マクロフィラ台木のユーレカレモンの剪定。 木が下がってくると枝が折れるので早くからpuruningやtrainingをする。 バレンシアを植えるときは、上部の葉を取り除く。 マルチについて。 地面が乾かないというのが一番重要。藁を使うのがbestだろう。 特に粘土質の土壌には水がよく浸透するようになるので適している。 土壌と施肥について。 mecanial protection. 黄色表紙のtext bookの5pについての説明。施肥について。 frost protectionは12月に行う。 亜鉛の散布について。 イリゲーション パウマバレイは水質がとてもよい。 インディオやインペリアルバレイでは土管で塩の蓄積を防いでいる。 イリゲーションのスタートについて。 4週間間隔。最初はたくさん水をやる。塩を地面の下へ下げるため。 サルフェートとボロンはcitrusに悪い。 年間4エーカー/フィートの水が必要。 コロラド川とカリフォルニア・ウォーター・プロジェクトの水がmixされると、 cl-の量が減り良い水になる。 スライド ナーセリーのイリゲーションと苗床 苗木全部に支柱を立てている。 土をmixしている。ブルドーザーみたいな機械で。50インチの厚さで混ぜる。 アボカドとオレンジでは最適な土質が違う。 zinc欠乏の木・・・葉脈の間が黄色になる。 weed control gopher 古い木の間に新植することもある。 バレンシアの場合、1エーカー175本植え(レモンは100本) 苗木(3$75¢) 656.25$ 穴を掘る 175$ ドリップシステム 800$ ブルドーザー 200$ ----------------------------------- 合計 1,831.25$ 4年間で管理費が2,000$必要。(水代、年間150$を含む) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月25日 12時34分21秒
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