イマ解きの眼

2005/05/15(日)21:05

レジ日記その3

レジ日記(12)

いつもの人からの伝聞である。 ナイトレジ勤務中の出来事を記す。 前に記した酔っぱらい氏がまた来た。 チェックインの途中、ポイントカードを提示した。 と思いきやなんと診察券を提示。 冗談めいた口調で”診察券いりませーん”といったそう。 そしたら酔っぱらい氏、”ここ一番の気迫で”俺を馬鹿にしてんの か?”と、宣ったそう。  レジにはその人一人、他の客はいない。 それでもメンツを潰さ れたと思ったのか”店長を呼べ”と言ったそう。  そのとたんに次の客がレジへ。  とりあえず納得行かないながらもここは、と思いグッと気持ちを 押さえた。 そしてとりあえずお詫びの一言を言った。 そうして おいて店長呼び出しのサインのボタンを押下。  レジ氏次のお客を処理。 そうしているうちに当日の遅番担当の副店長登場。 レジをすませ、経緯を簡潔に話し酔っぱらい氏に対処してもらった そう。 再建中のスーパーの副店長氏、理不尽な酔っぱらい氏の要 求に平謝り。 レジ氏もそれに倣ったふり。 従来ならそれで終わりだった。 レジは次のお客が来ている。 それに感謝してあるいは申し訳内気持ちを伝えてその作業に取り組 もうとした。 レジ作業を中止して店奥の事務所に来いと副店長氏。  もう一人のスタッフにそれを任せる旨を伝え、それに従ったとの 事。 そしたらくどくど反省を求める言を吐いたそうだ。 管理職 としての当然の行為かと見える。 けど、モニターを見ると一台の レジで同僚がこの時とばかりに押し寄せる客の処理に汗だくとなっ ている姿が映っている。 気が気でない。 公式論を唱えている副 店長氏。 その狭間で苦慮している二人のレジ氏。  この構図理解できるだろうか。        2005/5/15(日)9:03 PM了

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