[活字中毒]の記事一覧 | 晴れた空、そよぐ風

苦手部門　『お掃除』　に一票！

今日は　日記リンクさせていただいている　mi-yu mamaさんのお宅にオジャマして来ました。ママは４人、３歳児４人（♂２人・♀２人）、０歳児２人（♂１人・♀１人）という大勢で、ワイワイ・ガヤガヤ取り留めのない話を楽しんできました。ずうずうしくお昼までご馳走になって・・・ありがとうございました。また、ゆっくりお話ししましょうね♪で、彼女の日記にもあったのですが、気になる本を発見。え～ワタクシ、掃除や整理整頓が　大　の苦手。この本を読んだ mi-yu mama　さんも、あゆっぺちゃんも絶賛してて読みやすいし、読んだ直後から掃除したくなったそうな・・・私も買って読んで、すっきりきれいで快適な生活空間を手に入れたいと思います。そういえば、maiさんも以前に日記でこんな本を紹介してたっけ・・・みなさんもいかがですか？

「お花を飾る習慣が子どもを育てる」　著　内田順子

今、気になる本の中の一冊。独身時代、フラワーアレンジメントを習っていたこともあり、お花大好きはい、はい、キャラにないでしょ？わかってるって。初めて知ったんですが　フラワーセラピー　というものがあってそれに基づいて、書かれてあるそうです。きっと即効性はないと思いますが、花を飾ることによって自分にも余裕が出てきて選ぶ花によって子供たちにも良い影響を与えるのなら、一石二鳥！ぜひ読んでみたいと思います。もう既に読んだことのある方、実践している方、いらっしゃいましたら感想を教えてください。お花を飾る習慣が子どもを育てるお花が運ぶ愛のメッセージ。健やかに、伸びやかに育てるフラワーアレンジメントと花瓶の生け方４８。オールカラーで見るだけで楽しめる！プロローグ　愛を伝えることの大切さ第１章　優しい子に、素直な子に　　・パパ、ママを尊敬する、黄色のスイセン　・友達思いになれる、ピンクのネリネ　他第２章　協調性とコミュニケーション力を身につける　・好感度アップの白いトルコギキョウ　・学校が楽しくなる、オレンジのマーガレット　他第３章　好奇心いっぱい、想像力どこまでも　・明日を夢見る、アンスリム　・未来の扉を開く、白いデンファレ　他第４章　集中力とやり抜く力を育てよう　・くじけそうな心を応援する、ブルースター　・実力を発揮できる、ブルー＆ピンクのブルーレースフラワー　他第５章　積極性と自律心を育てる　・チャレンジしよう、オレンジのユリ　・甘えっ子さようなら、赤いバラ　他第６章　癒してあげよう　・叱られたあとに、白いカスミソウ　・傷ついた心に、紫のスイトピー　他

弘道お兄さんの本　「子どもはぜんぜん悪くない」　　著　佐藤弘道

子どもはぜんぜん、悪くない。遅ればせながら、読みました。しかも、支援センターの本棚から借りてきて。ＮＨＫの「おかあさんといっしょ」は見てたけど、とくに弘道お兄さんファンではなかったなぁ。が、根っからの子供好きそうな感じとあの笑顔は好きでした。そのお兄さんの本。卒業されてすぐに出版した本らしいです。比較的薄い本なので、１時間足らずで読んじゃいました。（私、読むのものすごく速いです）良かった。ファンの人じゃなくても、子育て中のママ＆パパにおススメです。とくにパパ。　そのなかでもとくに　うちのダーリン！　読めっ！本の内容は４章に分かれてて・「体操のお兄さん」時代のこと・生い立ち・番組を通して感じたこと、子ども論・親子のコミュニケーションの必要性弘道お兄さん自信も２人の息子さんのパパなので指導者としてだけじゃなく、等身大の子育て中の親としての意見もわかりやすい、丁寧な言葉で綴られてありました。編集の人やいろんな人の手を通って、出版されるのはそうなんですが「ああ、この人はきっちり育てられた人だなぁ」という感じの文章というか、お硬い文章ではないんです。語り口調に近い、人柄を感じる言葉です。そのなかでも「大人が楽しければ、子どもも楽しい」という言葉。気持ちって、良くも悪くも伝染してきますよね？ママが毎日楽しくて笑ってると、家の中は明るいんじゃないかな？なんでもそうです。今、私は、英語サークルで子供たちやママちゃんたちの前に立って歌ったり、踊ったりしています。自分に余裕があって、今日は楽しむぞ～～～～！って時は周りもノってくるけどあたふたしてると、それが伝わって、グズグズになってしまう。まずは自分が楽しまなくっちゃ！そのためには事前の打合わせと、下準備があってこそなんですが…「親子のふれあいの時間が減っているのでは？」ファンレターに混じって「子どもとどうやって遊んだらいいのかわかりません」という手紙があったそうです。これこそが、この本の言いたいことだ！と思いました。弘道お兄さん曰く「最近の子はキレやすい、と言われるが運動不足からくるストレスが原因か？」とのこと。『運動』というと体育でやった鉄棒や跳び箱を想像して、苦手！って思うかもしれないけどお散歩や追いかけっこも子どもにとっては、立派な運動なんだそうです。子どもって何が楽しいんだか部屋の中をただクルクル走り回ってることってあるでしょ？あれって『走りたい！身体を動かしたい！』って本能かも？住宅事情もあるけど、お部屋を走っててもしばらくは黙認かしら。あと、遊び方がわからないのは、子どもの頃遊んでもらってないから。今の２０代後半～４０代くらいの親世代って、いわゆる「団塊の世代」ってヤツでしょ？高度成長期の一生懸命、家庭よりも仕事！って感じだったんでしょうね。なので、お父さんにキャッチボールとか山登りとか遊んでもらった記憶のない人が多いのかも。うちのダーリンなんて、その典型だなぁ。遠出なんてしなくていいの、一緒に公園に行くだけでも子どもにはうれしいのに。わかってないなぁ～なので、時間の空いてる時に読んでもらおうと無理やりダーリンのかばんの中に入れました。弘道パパの書いた本だから、読みやすいと思うんだけど…今の私には、とっても参考になる本でした。もっともっと、大人としてがんばろう！と思いました。

陰陽師　おんみょうじ　　（著　夢枕　獏）

『陰陽師』　といえば最近の日記で私が、こっぴどく凹まされた占いを思い出しますがこれは、ＮＨＫの子供番組で「ややこしや～、ややこしや～」と、謡い舞っている　野村　萬歳　さんが主演した映画の方です。１冊に短編６編が入ってたんだけど、映画と同じ話は１編だけ。人魚の肉を食べて永遠の命を得た白比丘尼の話。キョンキョンがエピソードの１つとして演じてました。陰陽師 -DVD-〔送料無料キャンペーン中〕陰陽師 II 【通常版】-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕今回読んだのはたくさんある「陰陽師」シリーズの中の最初に書かれたものみたいです。陰陽師（おんみょうじ）一冊全部読んだ感想をひとことで表すと「粋やなぁ～」まず、メインの登場人物である２人が魅力的。安倍　晴明　（映画では　野村　萬歳さん　が演じてる）源　　博雅　（　　　〃　　伊藤　英明さん　　　〃　　　）読んでると晴明は映画の方が、色っぽいし妖しい感じ。萬歳さんの魅力なのかな。本の晴明は、もっともっと、人間味があって情も深いように感じた。博雅は、伊藤　英明さんよりも、もっと年齢が上の設定かな？それから、情景の描写がとてもきれい。みやびやかな雰囲気が上品です。そして、落語のような粋なオチ。「梔子の女　（くちなしのひと）」ある僧侶が親の供養のために、一日十回、一千日、般若経を写経しようと考えた。今で百日あまりたったが、八日前ほどから口のない美女の幽霊に悩まれていると博雅が晴明に相談を持ちかけた。その幽霊は７日続けて出たのだが、七日めの夜に僧侶が読んでいた「古今集」のみゝなしの山のくちなしえてし哉（がな）　　　　　　　　　　　　おもひのいろのしたぞめにせんという歌を指差して消えたという。清明と博雅がその美女の幽霊に会いに行き、そこで清明がある文字を書いた紙を幽霊に見せる。すると、その幽霊は喜んで消えた。その紙には　『如』　という文字がかいてあった。僧侶がいつも写経している部屋に行ってみると、経の文字のひとつが大きく汚れていた。「色即是空　空即是色　受想行識亦復女是」女の文字があった。その女の文字の右が大きく汚れていた。写経している最中に墨で汚したらしい。本来なら「亦復如是」と続くべき言葉。この　『如』　という文字がきちんと書いてと、化けて出てきたと清明は言う。女の右側の汚れたところに、のりで紙をはって、「口」を書き足す。博雅が手を打って言う。「だから、あの女の幽霊には口がなかったわけだ」それ以来、幽霊は出なくなった。もっと、おどろおどろしい話かな、と思ってたけど、思わず「うまい！」と言ってしまいたくなりました。歴史モンは苦手だったけど、最近は毛嫌いせずに興味のあるものから読むようにしてます。何かおススメがあれば、ご紹介ください。　

北の豹、南の鷹　グイン・サーガ　101巻　（著　栗本　薫）

出ました、買いました、読みました。100巻の感動も冷めないうちに、続きが読めるなんて、めっちゃうれし～！この巻が出る、はるか前から「北の豹と南の鷹が相会う時、巨大なる会がおこるであろう」との予言があったのよね。きっと北の豹＝グイン　　南の鷹＝スカールだとは思ってたけど、この２人は全くと言っていいほど接点がない。共通の知り合いのカメロンがきっと絡んでくるんだろうと思っていたのだが大ハズレ！あのグラチウスがお膳立てするとは、思わなかった。かわいそうなイシュトヴァーン…自業自得と言えばそれまでやけど。記憶を失ってるとはいえ、さすがグイン。やる時はやるなぁ。それにしても実際、急所をはずしてわき腹に剣でさす、なんてことできるのかしら？達人ならできるのかなぁ。この巻、話は進んでいってるものの、なんとなく遅い感じがするわ。グインとケイロニア軍が出会うところを早く見たいけどいったい誰が一番先に会うことができるのか？リンダなのか、マリウスなのか…あ～早く、102巻が読みたい！予定では、６月に出るらしいので、今からたのしみです。

真夜中のユニコーン　伊集院大介の休日　（著　栗本薫）

久しぶりに図書館に行ってきて、３冊借りてきた中の１冊。栗本　薫さんの本は「グイン・サーガ」がきっかけで読み始めてほとんど読んでみたけど、この伊集院大介シリーズは好きなものの１つ。探偵の伊集院大介の周りで起こる殺人事件なんだけど恨み、ねたみのそのまた、心の深い部分まで人物の描写があって共感できる部分も、そうでない部分もある。読み終わって爽快！というより、どちらかというと、いろいろ考えてしまうことが多いかな。誰もが持ってるそういった暗い場所に、スポットを当ててるんだけどこの主人公の伊集院大介という人物の人柄というか、人好きするというか魅力があって、ホッとする。ああ、この人が解決してくれて良かったな、と思うからまた、読みたくなるんだと思う。この「真夜中のユニコーン」も読み終わった感想はそういう、愛情もあるのか…でもそれを自分の中で消化できずに、全く関係のない人を巻き添えにしてしまうのは迷惑だし許せない。殺人事件とは別にレイプの話もあるのだが、これも許せないことの１つ。読みながら、背筋がぞっとした。私にはそれで快感を得る人が理解できない。いろんな嗜好の人がいると思うけど、セックスは合意のもとで行ったほうがいろいろ、気持ち良いんじゃないかなって思うけど。生きていくうえでいろんな経験をするけどその時はもう立ち直れないくらい辛いと思ってたことも、過ぎてしまえば笑って話せるようになる。そんなことを繰り返しながら、強くなっていくのかもしれないなぁ。それにしても、今回の話には伊集院大介は最後にちょこっと顔を出す程度。すごく残念だけど、やっぱり存在感あるなぁ。「やさしさは強さ」なのか、「強いからやさしい」のか。また、シリーズの新作が出たら読みたいです。

遅ればせながら、祝！グイン・サーガ１００巻！

栗本　薫先生、ならびに、グイン・サーガのファンのみなさん、おめでとうございます！とうとう、１００巻ですよ！じ～～～～～～～ん…ほんま、感慨深いもんがあります。思い起こせば、私とグイン・サーガの出会いは、高校の時。同級生のＨさんが「これおもしろいから、読んでみ。」と、貸してくれたのが始まり。（Ｈさん、どうしてるかな～。２人の子育てに奮闘中かなぁ。）その時、すでに、何十巻と出てたので、それらを読むだけでも「気ぃの遠くなる話やなぁ。」と思っていました。まして、１００巻を目指して書いてるって聞いたときも「すごいなぁ。」くらいしか思ってませんでした。しかし、今では、Ｈさんに貸してもらって読んだものも、自分で買って１００巻と外伝まですべて持ってるし、嫁にくる時に「これだけは」と奈良から持ってきました。最新刊が出るまで、間があるときは、また１巻から戻って読んだりもしました。そ・れ・が！今、一緒に１００巻を迎えられるなんて！めっちゃうれしいです。まだまだ続きそうな勢いで、ストーリーは展開していってますが私の望むことは、栗本先生がずっとお元気で（すみません、なんか年寄り扱いみたいですね）書き続けて、グイン・サーガを完結させて下さることです。これからもずっと、ずっと、グイン・サーガを大好きで読み続けたいと思います。