「とむぼ語」の解読法は？

2005年06月19日

(2)

「トンボさんは自分がワクワクしていないと駄目な人なんだよ。」

なんて言われて、それが否定じゃなくて肯定だから嬉しかったんだけど。

・・・・・・

兄の今回の認知症の本の中で、

「不機嫌 or 上機嫌」
声のかけ方で態度が決まる。

と、云うのを提案してみたのだけれど、

言い方一つで、印象が違うように、
同じ言葉でも、捉え方一つで随分違うよね。

・・・

それは、相手との信頼関係があるかどうかで決まるのだろうか？

例えば、最初に書いたこの言葉。

「トンボさんは自分がワクワクしていないと駄目な人なんだよ。」
を

「駄目な人」が強調されると、
「ワクワクしないようなことは、いくら大切なことでもできない人だ。」
ということになる。

「いつもワクワクを探し続けていて、楽しそうで素敵だね。」
と、言われていると信じられれば、とっても嬉しい。

いつも、変化して行く自分を、
自分の内から探して、受け入れていきたいと考えているからね。
褒め言葉になっちゃうんだ。

・・・

友達ののりかは、私に、とても手間を掛けてくれる。

否定すべきことはきちんと否定してくれるけど、
考えることを促すような言い方でしてくれるんだ。
決して、頭から「駄目！」とか、「違うんじゃないの！」とは言わない。

「ちょっと待って・・・その考え方、私の中に無かった。」

と言って聞き返してくれる。

解るまで、沢山の質問をしてくれる。

それでも解らないと、

「随分違うわねえ・・・。」

と言うだけで、決して自分の考え方を押し付けようとしない。

「うん・・・やっぱり違うねえ・・・。」

私たちは、沢山のやり取りの中から、自分の心の声を選ぶ。

そうして長年にわたる時間の流れの中で、

「とむぼ語」「のりか語」

での交信のやり取りが可能になったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そろそろ枇杷摘みの季節だけど
今年は、のりかは来られない身の上
家族が事故に合ったのだ。
少しづつではあるけれど、快方に向かっている。
早く元気になあれ！

[２年前の枇杷摘みののりか]の日記

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最終更新日 2005年06月19日 19時48分33秒
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