|
テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:子供たちのこと。
アデノウイルス感染症による高熱と肝機能の低下で18日金曜から入院しているじなんこっこ。
当初の予想に反して結局日曜の夜まで高熱が続きました。 月曜の朝には微熱に下がったものの、続いて両膝下からくるぶしにかけ、うっすらと赤い発疹。 朝、主治医が診察に回ってきたら相談しよう、と思っていたら… ??あら?どうして??主治医の先生が忌引きで本日お休み…とほかの先生が回ってきた! しかも点滴が下手で、イマイチ私の中でまだ信頼が置けない彼。 発疹を診てくれたけど、薬を出すほどじゃない、そのうちおさまります。と取り合ってもくれなかった。 でもすごく痒がって、かきむしり、発疹がどんどん広がり醜い様になってきたので、お願いしてか痒み止めを出してもらった。熱は下がってきて、採血の結果肝機能も無事回復してきたので晴れて点滴からは解放。 これで帰れる!とこっこは錯覚したみたいだけど、退院の許可はおりず。 昨日の夕方また微熱が出てドキドキしたけど、今朝はようやく平熱。 でも発疹はおさまるどころか昨日の夜頃から腕に広がり、今朝は太ももや肩、四肢の大半が発疹で占められ痒そう。 かきむしって大変。 ようやくみえた主治医は「溶連菌に感染していると熱の終わりに四肢(特に足)に発疹が出るから、それにも感染していたのかも。でも溶連菌の最大の特徴は口の中のただれ。それがないからちがうのか。はたまた別の菌によるものか。肝機能に障害をきたしたときにも皮膚に症状が現れる。そのどれに当たるのか見極める意味でももう1日入院したてたら??」と言われたが、点滴もはずれ、しんどさもやわらできた本来暴れ猿である彼が、ここにじっとしていられるはずなどなく… 昨日なんて1日中「おうちにかえりたい、おにいちゃんにあいたい(父のことには触れず…)」の繰り返しで、私自身ももううんざり。 そう話すと先生も、皮膚症状に関しては外来でも充分フォローして行けるので、金曜の予約まで自宅安静、急変したらすぐ受診の約束が出来るなら…と退院の許可が!! こんなやりとりを朝8時半にし、退院予定(旦那くんが迎えに来れると言った時間)15時までのんびり、最後の二人の時間を楽しむ。 こっこのかきむしりが激しく、お昼が近付くにつれ頬やお尻にも症状が広がってきて不安が募ったり… 外来の診察を終え病棟に戻った主治医に、皮膚科受診の必要性を問う? なんなら明日受診しようと思って。 さすがに症状の広がりの早さに主治医も驚き、皮膚科の先生に頼んで急遽退院前に診ていただけることに! 診察の結果強いウイルスが入り込んでいたことにに対するアレルギー反応の典型的なものと。 かゆみも増すし、今後もう少し症状は広がり、治るまで時間が掛かるとのこと。 こっこにとっては辛いことに替わりないけど、親としては発疹の原因がわかっただけでもすっきり退院できると言うもの。 思った以上に長い入院でした。 感染症ゆえ、こっこは部屋から1歩も出ることを許されません。 寝ている時間は長くても、鼻水鼻づまりがひどく、いびきがうるさくうなされ寝言も多く、隣で横になれどほとんど眠れず。 寝ている間は息苦しそうで、鼻水を吸い出してやったり、熱の上がり具合とかあれこれ気にかかることばかり。 洗濯機が止まっているから乾燥機に移動させにいかなきゃ、と部屋を出ようとしたところへ起きて「おかーさーん」。次の人が待ってるし、でもすぐそばのランドリーにさえこっこを共に連れ出すことが出来ず。 売店にも自販機にも気楽に行けず、ひたすらあみあみして時間をやり過ごしました。 汚いけどシャワーにすら1度しか入れず…大好きなビールともお別れ。コーヒーでさえも好きなときに飲めるわけでもなく。 でも子供の病気と真正面から向き合うことが出来たと思います。 こっこの症状、どんな小さなことも逃さず、彼の思いも多くを受け止められたと思います。 あのまま家にいたら、私は間違いなく、いろんな事を見過ごしていただろう。 もっと長引いたかもしれない。そうなる前に入院と言う決断が出来て良かった。 心配だった長男ひなひなもすっかり大人。 何事もなくこの入院期間を過ごしてくれました。 そればかりか、こっこの大好きなゲキレンジャーを描いた手紙を届けてくれたり(感染の懸念から中学生以下は小児科病棟には入れません)「おかあさん、ほしいものがあったらジュースとかとどけてあげるから、とうさんにメールして」って主人の携帯からメールをくれたり。 頼もしく育ってくれてるんだー、と改めて感じました。 退院したらシチューが食べたい、と言っていたこっこだけど、おうちに帰ったら気が変わったみたい。 「みんなでおなべがたべたいね」だって。 あったかい食事も久しぶりだね。 大好きな白ご飯に豆乳スープをかけると「さいこう!」のひと言。 ウインナーをお鍋に入れるのはこっこのお仕事だもんね、とっても楽しそうな夕食でした。 そして、ひなひな「やっぱりお母さんのお鍋の方がスープがうまい」だって。 主婦の面目が保たれたそららでした。 夜少し熱が出てひやひやしたり、発疹をかきむしらないよう、薬を塗ったり冷したりさすったり、まだまだおうちでも大変だけど、でも4人家族一緒にいるってやっぱり良いね、そう実感しています。 すべてのことに意味がある、そう思います。 こっこの病気は、家族を強くつなぎとめてくれたと思います。 病気は辛いけど、でもその病気にもありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子供たちのこと。] カテゴリの最新記事
|