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限界集落株式会社という小説を読んだ。
この本を読んで思ったことは、 あぁ、日本中、同じようなことはあるんだなってこと。 特に序盤のヒロインの発言は まさに地元しか知らない人の正論だなって感じた。 僕も同じような経験がある。 僕は、自分の政策として 八百津町の発展のためには 今、自力がある伊岐津志や和知を より活性化させることが重要だと考えている。 しかし、 それに対する反論が同級生から出た。 要約すれば、八百津の自然は素晴らしい。 それを活用した政策を立てるべきだってね。 一般的な政治家ならば そこは票をもらうために 適当に合わせるかもしれないけど、 残念ながら、 僕は政治家になりたいわけではないので ダメなものはダメと返答する。 八百津町の自然はたしかに素晴らしい。 しかし、我が国の自然はどこも素晴らしいのであって 特に八百津町が優れているという部分はない。 実に中途半端な自然環境という方が正しいかもしれない。 残念ながら、人が集まってくるようなものはない。 まず、その現実を知ることが重要だ。 自分は、八百津町にとどまっているから 八百津町がその人に合っているんだろう。 しかし、現実には半分以上の同級生は町外へ出ていった。 その結果が、半年で27人しか生まれていない現状なのだ。 1万人を超える自治体の新生児が半年で27人。 これは異常ではないか? みんな少子化の影響と簡単にいうけど そんなことはない。 なぜなら 僕が運営する学習塾の可児校には 20人に1人以上の確率で 親御さんが八百津町出身という生徒がいるからだ 1学年で1、20人くらいはいると思う。 可児市や美濃加茂市全体ならもっといるだろう。 人口が減るのは嫌だ。 でも、余所者が来るのも嫌だ。 そんな矛盾した話はない。 「八百津町はいいところだ」 そんなことは分かっている。 でも、八百津町以外だっていいところだ。 っていうか日本はいい国だってこと。 残念ながら 自然環境で勝負しても ムダでしかないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月02日 16時25分47秒
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