|
カテゴリ:最近読んだ本
今夜やっと本が届いたので、まずこちらの本から読んでみた。
"It”と呼ばれた子は、虐待を受けた少年の話であるが ここまでひどい虐待を受けた子というのは、 稀であろうと思われるくらいひどい虐待を受けていた。 概要はこんな感じ。 ディビットはごく普通の子供として産まれた。 本当に小さい頃は、両親の仲も良く幸せな家庭だった… だが、いつの頃からか母親が変わり始めた。 たたく殴るはもちろんのこと。 普通の食事は与えられず、 吐いた物や赤ちゃんのオムツの中身まで食べさせられる。 ガス室の虐待は、ナチスの行ったガス室を彷彿とさせた。 そんなディビットだったが、ついに学校のおかげで自由の身となった。 大きくなり、自分も親となったディビットは、 子供と一緒にロシア川の思い出を振り返るのだった… こちらの本は青年期などに分かれており、 完結編も読むのが楽しみである。 一見虐待ばかりを描いた暗い話のようだが、 巻末まで読むと、生きるという事がどういう事なのかを 教えてくれるような気がしたのだった。 彼はきっと生きていて良かったと思っているにちがいない… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[最近読んだ本] カテゴリの最新記事
|