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カテゴリ:最近読んだ本
以前の幼年期の続きとなるこの作品。
概要はこんな感じ。 幼年期の時に勝ち取った自由のおかげで 里子に出されるディビッド。 だが、母親はそれでもしつこくディビッドを家に帰らせようとする。 裁判が2回行われ、里子に出されるか否かの問いに ディビッドは一世一代の勇気を振り絞り 家に帰りたくないと叫ぶ。 ソーシャルワーカーのおかげで、 やっと母親の呪縛から逃れることが出来たディビッド。 それからは里子に出された家での内容が語られる。 最初の家での仲間。 ビッグラリーやラリージュニア、クリスなどと一緒に 一年以上の長い時間を過ごす事が出来た。 だが、里子は長くはいられないのが常。 次の家に里子に出される。 電話番号を教えてもらっては、それを塗りつぶす毎日だったが 最初の家の時、学校で放火事件が起こる。 ディビッドは犯人と親しくしていたため、 犯人と疑われてしまう。 それ以外にも、孤独から逃れるために万引きを繰り返していた。 教護院に入ったディビッドだったが ある時里親のリリアンが面会に来る。 そこで母親の張り巡らした 罠にかかろうとしていた事がわかるのだった。 4度目の里子に出された所では ディビッドは初めて仲間と呼べる者たちに出会い 近所のおじさんとおばさんとも知り合いになる。 おかげで本を沢山読むことが出来、空挺部隊に入るという夢も出来た。 18歳になると里子ではいられなくなる。 ディビッドは働きながら夢をかなえる努力をし、 空軍に入ることが出来たのだった。 そして何より、彼にとって初めて帰る家が出来たのだった… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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