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テーマ:ソフトボールスポ少(80)
カテゴリ:ソフトボールスポ少
最近、思います。
以下に、自分が無理な注文をしてきたかと。 何回いっても、打撃フォームが直らない子。投球フォームが直らない子。 悪い癖をなおそうと躍起になっていたころがありました。 才能のある子供たちが目がでないで終わった。 私のせいなんですねぇ。 私がやってきた、教わってきた型にはめようとしていました。 高校野球で主軸でもレギュラーでもなく、そんなに芽の出なかった私の型にはめようとしていました。 それでは、小さくまとまりすぎて、それ以上の結果などでない。 みんな同じ型にはめたとしたら、多様性もなく、その型に強いタイプの出現でころっとやられてしまう。 型にはめてはだめなんですね。 もちろん、スタンダードと、ここでいう型は違います。型とは思い込みにちかい。 基本は、抑えるべきところは抑える、これは原点です。 ここ数年、そしてブログをはじめて多くの人の意見を聞いて、納得して、自分で考えながら、選手もっている力を引き出すような姿勢をとっているつもりです。 「ちがう、ちがうそうじゃない!だめだめ!」 まず、それを言わない。 いい部分、優れた部分ををみる。 「うーん、いい下半身主導!」とか。 そうやって見ていくと、その子にとっては、その一見セオリーを無視したような打ち方であったり、投げ方であったりする場合があるんです。 肩やひじをいためるような場合は別として。 たとえば、手塚理論のヘッドステイバック。 こんなことは、今まで教わったことはありませんでしたが、やってみると至極、理にかなった動作だと気づきました。 それを私が気づく前から、やっていた子めらがいました。 すごく後ろの重心、後ろ足は拇指球回転ではなく、内かかとで捕らえる感じ。かかとがぱっとあがりません。ねばってうねりあがる。 まさにうねり打法! よくこのうち方で、ライナーがうてるなぁと思っていましたが、うねっていたんですね。 そういえば、3年のときに代打で出したときもいきなりホームランをうったっけ。 この子めらは自分なりの打ち方を極めようとしていたんです。 おどろきとともに、その子めらをひそかに参考にしてしまいました。 チームに多様性を持たせる。どんな相手がきても、誰かが対応できる。 そんなチームこそ強いんじゃないかと私は思います。 4番を並べても勝てない、リードオフマンばかりでもだめでしょう。 バランスの取れたチーム。 多様性を認めるチーム。それは、気持ちのうえでもそうです。 強気なやつばかりでもだめ、慎重なやつばかりでもだめ。 いろんなやつが混じりあって、ベクトルをおなじくする。 同じ薬品を濃くするよりも、雑多なものあつめる。 そこには、予測できない化学反応がおこるでしょう。 そんなチームをつくりたいんですが・・・人がいない。 せめて個性だけでも多様性のあるチームにしていこうと思います。 わが連盟では、すでに異色のチームとして、見られています。 でもそれでいい。 人まねでは、長年やってきた人に勝てない。 わがチームの色でやっていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.08 22:03:43
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