窯の移動
9月も半ばを過ぎてようやく朝晩涼しくなってきました。懸案の窯の移動が10月に出来そうです。結局、搬出は窯小屋から手押しが出来ず、クレーン車で吊り、ユニック付きのトラックに乗せることになりました。畑の窯場は重機で整地し、3間(5,4m)×2間(3,6m)の小屋を作ります。パイプを組んでトタン貼りで簡単にしようと思いますが、今は業者さんの見積もり待ち。大きいので結構掛かるかも。窓、引き戸などのサッシが高いそうです。この窯は亡くなった陶仲間のK 氏のご遺族から引き継いだもの。固辞したのですが是非にということでした。今度は広く、明るい場所なので故人も喜んでくれるでしょう。鹿児島の知人でプロ陶芸家のデザインで作った大きな窯です。窯小屋を9月中~10月初に完成させ、その後搬入という段取り。こう言った段取りを付ける事は業者さんを現場確認させたり、仕様を決めたりと馬力が要ります。窯本体の他に棚板、や小物、釉薬バケツなどかなりの数を運ぶようです。この辺りは自分でやりますが。今日の写真は6月に焼いた花器です。(この窯ではありません)下は熾きに埋まって焦げており、肌には豪快にヒビが入り自然釉が流れています。高さは約30センチです。和室に置いて椿、山茶花など合いますかな。