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カテゴリ:Rock
ブリティッシュハードロックの傑作。Beckettの唯一のアルバム。ストリングスの美しさが際立つ一枚。
【No.104】 ・Beckett:Beckett (1974) 本作は、ブリティッシュハードロックの傑作として知られる一枚です。オリジナルのLPも持ってるのですが、CD化をずっと待っていた一枚で、昨年CD化されているのを見つけて即購入。LPを買ったのは15年前ぐらいだと思います(レア盤ではあるので少し高かったです)。日本盤CDは、輸入盤に帯びつきという形で発売されています(解説はなし)。Beckettは、前に紹介したJody GrindのTim Hinkley絡みということでも知られまていますが、Freeを脱退したポール・コゾフが結成したグループ:Backstreet Crawler(2ndは傑作です)のヴォーカルであるTerry Wilson-Slesserの参加作品ということでも有名です。本作は、ブリティッシュならではの旋律、泣きのギター、ストリングスの美しさが素晴らしい一枚で、ブリティッシュロックのそういう一面が好きな人は、まず買っておいた方がよい一枚です。冒頭からブリティッシュの香り全開で最高ですよ。Terry Wilson-Slesserのソウルフルなヴォーカルも良いです。オススメです。CD化に際して、アルバム未収録のシングルB面曲「Little Girl」とバージョン違いのシングルA面「My Lady」の2曲が収録されています。特に「Little Girl」は良い曲なんで、LPを持っている人も買ってみてもいいと思います。今まで紹介したThree Man Armyの「Two」やJody Grindもそうですが、ブリティッシュハードロックの真髄を聴かせてくれる作品に限って、中々世に出回らないんで、本作のような傑作がCD化されることは、ファンとしては嬉しいですね。同じような名前のグループが存在するので、購入する時は注意しましょう。気になる方は早めに購入された方がいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.30 01:48:16
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