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ビッグバンドジャズ。Clarke-Boland Big Bandの傑作アルバム。MPSレーベル。
ソウルが4枚続きましたので、ジャズにしました。 【No.149】 ・Kenny Clarke-Francy Boland Big Band:All Smiles (1968) 私がビッグバンドものが好きなことは、昔のアルバム紹介を見れば分かると思います。クラシックもそうですが、大人数ならではのアンサンブルのおもしろさ、パワーがあるんですよね。今回紹介するClarke-Boland Big Bandは欧州のみならず世界のジャズビッグバンドの中でも有名な存在。前にも少し触れた記憶があります。このグループは知名度が高いのにCD化が中々進まなかったのですが、2004年にMPS時代のものが何枚かリイシューされました。本作は中でも人気作で、私も好きな一枚です。演奏も素晴らしいですが、歌もの(歌入りではないです)が多くメロディが良いのも人気のある要因でしょう。このバンドはメンバーが豪華。詳細はショップ等のページで確認できますので、ここには記載しません(手抜きです)。多すぎるんです。アルバムによってメンバーは変わっており、本作には参加してませんが、以前紹介したDusko Goykovich(tp)も一時メンバーでした。さて本作ですが、捨て曲はありません。「Let's The Face The Music And Dance」「I'm All Smiles」「You Stepped Out Of A Dream」「By Strauss」「When Your Lover Has Gone」「High School Cadets」等お気に入り多数。切れのある演奏が楽しめる傑作だと思います。比較的古い作品ながら音質がいいのもポイント高いですね。この辺はMPSレーベルなので、さすがといった感じ。ちなみに本作にはジャズファンク的な要素はありません。ビッグバンドジャズです。ジャズと言えば、ピアノ、トランペット、サックス等をメインにしたトリオやクァルテットが注目されがちですが、ビッグバンドも、一般に聴かれてほしい気がしますね。カッコいいし楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.18 01:42:02
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