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カテゴリ:Rock
Jeff Beckの代表作。思い出のアルバム。もちろんジェフ・ベック・グループも好きです。
意外な200枚目かもしれませんね。今聴いても最高にカッコいいアルバム。 【No.200】 ・Jeff Beck:Blow By Blow (1975) まだ私がギター小僧だった頃に出会って、いまも聴き続けている作品。20年以上になります。ですので、聴いた回数で言えば、かなり上位にランクされる作品。ジェフ・ベック=ロック・ギタリストということで、この作品を単純にロックとして、あるいはギターアルバムとしてしか評価しないのは間違いでしょうね。本作は、60年代後半以降のジャズロック、クロスオーバー・フュージョンの流れの中に位置していますが、それまでにないオリジナリティーを持った作品であるという点が素晴らしいと思います。ジェフ・ベック、プロデューサー:ジョージ・マーティンのセンスに脱帽です。ギタープレイに関しても、やたら早弾きが目立つ当時のジャズロック・クロスオーバー系の作品にあって、ツボをおさえたプレイはさすがだと思いますね。後、忘れてはならないのが、リチャード・ベイリーのファンキーなドラム。このグルーヴがあるからこそ、レアグルーヴとしても注目を集めたと言えます。リチャード・ベイリーのドラムはファンクバンド:ゴンザレスやジェス・ローデンのソロ作品でも聴くことが出来ます。特にジェス・ローデン(Freeのギタリスト:ポール・コゾフのソロ作で歌っていた人です)のソロにおける2曲「On Broadway」「I'm On Your Side」はオススメです。共に過去CD化されていますね。肝心の本作ですが、そのグルーヴ感が次作「Wired」と決定的に違います。アルバム全体の躍動感、曲の良さ、全体を包む独特の雰囲気(名盤に不可欠な要素です)、統一感という点でも優っていると思います。名曲「Scatterbrain」「Cause We've Ended As Lovers」「Diamond Dust」はモチロンですが、冒頭「You Know What I Mean」から最高です。これからも聴き続ける作品。名盤。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.08 01:40:07
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