2007/11/25(日)11:27
今日の一枚 (Groove Finderブログ No.434)
Chris Lomheim。ジャズピアノトリオ。良いアルバムです。オススメ。最近ピアノ多いね。
【No.434】
・Chris Lomheim Trio:...And You've Been Waiting? (1994)
Chris Lomheimはアメリカ ミネアポリスのピアニスト。一聴してエヴァンスの影響下にあるのが分かります。一般にはマイナーな存在かもしれません。本作は初のリーダー作。隠れた傑作との評価もあったりして、しばらく入手困難で中古市場での価格も上がっていたようです。ちなみに今年再販されてますので現在は入手可能です(輸入盤)。やっぱり、こういったエヴァンス系の作品は、私もそうですが好きな人が多いんでしょうね。実はあまり期待せずに買ったんですが(どんな買い方だ・・・)、予想以上に良かった作品です。全曲オリジナルですが、コンポーザーとしての評価が高いのも頷ける内容。美しく繊細な旋律が印象に残る曲が殆どで、そういったピアノトリオ作品が好きな人は要チェックです。柔らかく爽やかな感じが耳に心地よいアルバム。「Romancing」、「Purple」、「Mother's Waltz」、「Love Makes Fools Of Us All」、「Lilac」、「Waltz For Tee」、「And You've Been Waiting」、「Leaves」あたりが気に入っています。エヴァンス系ですが、誰々風というのは今のジャズでは、どんな作品にも大なり小なりあるので、個人的には気にしません。好きな作品ですね。海外のサイトで試聴できます。ジャズピアノが好きな人にはオススメ。マイナーなアルバムですので、気に入った人は入手できるうちに買っておく方がいいと思います。