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★★★ アメリカの影 ◆20%OFF! ★★★
★★★ 今でこそニューヨーク映画というジャンルがほぼ確立した観がありますが、やはりニューヨーク映画と言えばこの人、ジョン・カサヴェテス監督
、更にその原点というべき作品がこのアメリカの影です。役者としてハリウッド映画に出演しそのギャラを自らの作品につぎ込んだ彼の見たニューヨークとは実にクール ストリート、ジャズ、人種、カフェ、ネオンサイン。R&Rが台等してきたこの時代、この街はまだまだ白い蒸気につつまれたモノクロームだった。チャールズ・ミンガスの曲が更に街の影を濃くしていきます。クールとは?この映画を見ればわかります。 ★★★
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★★ こわれゆく女 ★★
★★★これもカサヴェテスの作品ですが、アメリカの影とは一味違う作品です。むしろこちらの方がカサヴェテスらしいかも ピーターフォーク扮する職人の親方とジーナローランズが演ずる情緒不安定な女の何だかいい感じの夫婦関係をみると、実際のジーナとカサヴェテス夫婦の日常を垣間見たような気になります。カサヴェテスは言います 観客は役者を観に来るのであって、監督やカメラマンを観に来るわけじゃない と 最近は小細工の多い映画が多すぎるとお嘆きの貴方、これなら満足できるはず ★★★
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★★★ ★★★
★★★ 子供を撮らせたらおそらく彼の右にでる者はいないでしょう。ギルバートグレイプ、サイダーハウスルールのラッセ・ハレストレム監督のスウェーデン時代の作品です。主役のイングマル君をはじめとして子供達、大人達までもが本当にいきいきと描かれています。とても人間味あふれる作品ですが、いわゆるヒューマンドラマによくありがちなちょっとわざとらしかったり、鼻につくようなところが全くありません。泣きたい人も笑いたい人も、そして純粋に映画を楽しみたい人ぜひ御覧あれ ★★★
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★★★ ★★★
★★★ 禁酒法の時代を謳歌した、あるイタリア系マフィアの人生を描いた物語。と言ってしまえばそれだけの話なのですが、とにかく役者、映像、音楽と余すところなく素晴らしい作品です。個人的には少年時代のシーンの方が好きですが、青年時代から老人となるまでのデ・ニーロの演技も見逃せません。また古きニューヨークの光と影のコントラストが見事で、ハリウッド映画によくあるべたついた照明とは一味違います。そしてなんといっても全編に流れるモリコーネの曲が、イタリア人特有の郷愁を想起させてくれます。最初はわからなかったあのデ・ニーロの笑顔、あの意味あなたはどう思いますか? ★★★
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