ダッチオーブン 製造国による違い
基本的に僕はスノーピーク社の製品が好きなのですが(笑)…今日は、ダッチオーブン教室で質問の多い、ブランド品とホームセンターなどの製品の違いについて少し書いてみたいと思います。ダッチオーブン教室のように大量のダッチオーブンを用意しなければならない時には、さすがにロッジだけではなく、中国製のDOも中には混じってしまうことがあります。そして、ロッジ(USA)・国産(スノーピーク)・そして中国製の鋳鉄ダッチオーブンを同時に使ってみると、その違いが本当によくわかります。一番の違いは、鉄のキメの細かさ。もちろん国産>USA>中国の順ですが、触るまでもなく目で見てもその差は明らか… 中国製の2980円で買えるダッチオーブンは、先日驚かされた土鍋じゃないですが、煮物に使うには、ちょっと気が引けるくらい(笑)ザラザラさが際立っています。くず鉄はもちろん、ほんまに鉄100%かどうかは、考えない方が良いのかも知れません(大笑)。正直、できればオーブンだけで使いたいと思います。だって、ケース・底網・リフター付のセットで店頭価格¥2980。これって原価ベースではダッチオーブンだけなら1000円未満ってことになるはず… ですよね。国内のメーカーでもショップでも、このあたりのデリカシーがない企業の製品はどうなんでしょうか。実物を見るとさすがにちょっと怖くなる気がします。これからDOを買おうかなっとお考えの方は、確かに価格は高いのですが、僕はスノーピーク社の和鉄28がお勧めです。1つでスキレット・レギュラーサイズ、ディープサイズの3役をこなせますので、考えようによってはお得かも。ぶんぶくまでは要らないと思いますので、一度お店で実物を見て見る価値はあると思いますよ。