季節風にのって

少し前の三男のサッカー大会での出来事を・・・

ご存知の方もいらっしゃると思いますが我が家は世間によく居るサッカー一家です
住んでいる地域は少年サッカーチームがかつて全国優勝をしたり、高校サッカーも優勝の常連校がすぐそばにあります。市の方針で学校の部活をなくし、地域のチームを増やしています。学校の部活は４年生から、地域のチームは遅くても１年生から活動をします。学校の部活をやろうかという子は体を動かすのは好きだけど、そんなに小さい時からサッカーをやるほどでも・・・と言う子が多いので、小さい頃からやってきた子たちには、なかなかかないません我が小学校の部活も毎回一回戦負け

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初写真、我が家の三男です。

今回の大会は４チームリーグで、総当たり戦２位以上が準決勝リーグに進めます。その内１チームはダントツ強いチーム、前回の優勝チーム残り一つの椅子を狙って３チームが三つ巴練習試合などで戦った事もあり、実力は低～い所で互角です
予選は２日に分かれて戦いました。

この大会は子どもたちにとって特別な意味があります。チームメイトのワタル君が、この大会を最後に転校します。『もしこの大会で勝ち進めばワタがもう一週間このチームで戦える』と、子どもたちは声を掛け合って盛り上がっています

１日目は1勝1敗１敗は例の強いチームコテンパンにやられました。でも、公式戦、初勝利子どもたちも大喜び

いよいよ運命の二日目この試合に勝たなくては、引き分けでは得失点差で次のリーグには上がれないこのチームは練習試合で勝っているチームだけど、子どものサッカーはあまり参考にはならない・・・子どもたちはいつにない状況に超緊張この緊張がいい方に出てくれたらいいんだけどなあ・・・試合が始まると、ゲゲッサッカーになってない・・・気持ちが前に出すぎてて、ラグビーだよただでさえ汚い家の三男のプレーは目を被いたくなるでも、気迫で先制やったやった後半も相変らずのラグビー何度もゴール前では危ないシーンが続いてる・・・嫌な予感・・・遂に相手のゴールその後、子どもたちは前にも増して頑張り？ましたが、追加点ならず1-1の引き分けで、予選リーグ敗退

いつもは、負けた途端、誰の家で遊ぶか相談をする子どもたちが今日は挨拶を終え引き返してくる顔が違っている着替える場所に戻ると皆若いお母さんもウルウルしながら『子どもたち泣いてるんですか？』私『そりゃあそうよ、ここ、泣く所だから』か何か言って冷静さを装っていたけど心中はかなりヤバイで、家の子が号泣してるのを見て遂に結界が崩壊子ども達に混ざって（本人混ざってるつもり）『よくやった！頑張った！』と・・・今思えば穴があったら入りたいその後先週の試合の時撮った写真でパネルを作ったので（家にその子が家に遊びに来たときに、オニイたちのパネルが何十枚も飾ってあるのを見て『俺は卒業まで居られないから貰えないや。』と呟いているのを見てお節介の虫が騒いだおばさんは、活き活きと東奔西走し、手づくり感いっぱいの不出来なパネルを作ったのでした）キャプテンの子からワタル君に贈呈一言が号泣で出ない周りの子も、親も号泣Ｘ３０人くらい他のチームが見たらさぞビックリだったでしょうねその後、コーチから一言。え～ッパパも言葉が出ないのぉ～

私達夫婦も落ちぶれたもんだ上の子の時は市でもベスト8に何度も入ったりしているまあまあ強いチームだったんですが、長男はその中でも思うようなプレーが出来ずにいて、いつも私の車に乗り込んだ途端、号泣していましたその長男に『泣くだけなら猫の子どもできるのよ』と、長男は一生懸命やってるとわかっていても罵声を浴びせていた私はどこに行ってしまったんでしょう

これが年をとると涙もろくなるって事なんでしょうかなんとも・・・最後のサッカーママ生活楽しみま～す