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カテゴリ:My Shop
先週、私の店でちょっとした騒ぎがありました。
スタッフが客からもらったお金を暫しレジの外に放置していたらしいのです。 お客さんが販売時間とレシートプリント時間に数分の差があることに気づいて 大家のカスタマーセンターにクレームして発覚したのですが、いまのレジは 誰が何時何分、何秒間レジを開けっ放しにしていたかまで分かるんですね。 それで、過去のレジ状況データをだしたところ、販売から入金に時間差が あることが多い。そしてレジのドローワーを無意味に空けたままにしている 時間が目立つということが分かったのです。しかし、販売金額と入金金額は 合致しているのです。違っていたら大問題なのですが。 早急に状況を確認し、大家の店長に報告。騒ぎを起こしたことと、商売での 金銭授受においてレジの基本行動ができていなかった事に侘びを入れました。 しかし店長は「貴社との金銭授受に関して信用が出来なくなった。そのスタッフ は解雇して新しい人を入れたほうがいいのではないか?」という言葉。 そのスタッフは会社に対しては献身的で、会社の指示から行動までがお店でとに かく一番早い人物であったものの、お客のクレームは数回あり、マネージャー レベルの人からの印象ははっきり言って悪かったです。しかし、過去日本でいう 厳重注意処分等は1回も出していません。しかも大家は「顧客クレーム」のレコードを残していない。前述の事で疑われることはいたし方無いとは思いますが、「金をちょろまかしたのでは?」、「かもしれない」では、感情を持った人間ですよ。そう簡単に「解雇」という結論にはならないのではないでしょ?人を切ると言うことがどれだけ辛く、もめた時にどれだけの時間と労力負担になって来るのか分かっているのでしょうか。 1日考えた結果。そのスタッフにはWarninig Letter(解雇予告)を発行し、追加で 「無期限でレジの使用を不可。触れた場合は即刻解雇」という2枚のレターを出し ました。 まず。。。 私: 「レジ係りとしての基本動作を怠って、大家からのお店の信用に傷をつけたことは 反省しなさい。」 スタッフ: 「わかりました。仕方ないです。」 私: 「それから、これは命令です。私がよいと言うまでレジには触れないで下さい。 大家さんはあなたを解雇したほうがいいと言ってますが、わたしはあなたを 信用してますし、法的にもあなたをいま解雇することは出来ません。でも大家 さんは嬉しくないです。大家さんの最低限、面子を保つ為です。暫く我慢しな さい」 スタッフ: 「はい、わかりました。すいませんでした。」 こんなに流暢に広東語で説明をしたわけではありませんでしたが、「●×的面子。 耐心(●×のメンツ。我慢)」これは一発で理解してくれました。 これをお灸に、またしっかり頑張ってくれればと祈るばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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