テーマ:DVD映画鑑賞(14163)
カテゴリ:その他いろいろ
いまさらながらですが、マトリックスの3作目、Revolutionsを見ました。
これだけ今まで見ていなかったんですねぇ。 2作目を見たのはもう何年も前で、内容忘れています。 なのに、解説も何もなく思いっきり続編っぽく始まったので、当初困惑しました。 マトリックスの結末が見たかったというのはもちろんですが、 やっぱりこのDVDを見たかった一番の理由は、DVD版のNeoの吹き替えが24のジャックの人だからです。 ただ、前回みた「ステルス」と違い、ジャックっぽさは薄く(若干だけど)、Neoの雰囲気に合わせようとした努力のあとが見えます。 いや、これは単にセリフの数が少ないだけだからかもしれない・・・ なんてことを考えながら見ていましたが、ストーリーの方がよく分かりませんでした。 なんだこの終わり方は・・・? 結局のところ、ご都合主義になってしまったような気がしないでもありません。 その名もずばりデウス・エクス・マキナが出て来て終わってしまいました。 そのまんまやん。 結局これかい。 (まあ、エバンゲリオンとかガンダムSEEDに比べれば何倍もマシですが) 機械と人間の関係の顛末をもう少し深く掘り下げて考えてほしかったです。 つまりは、機械は人間と共生することを選択したわけですが、どうもこの判断が人間臭くって、納得できないんですよね。 ネオ(救世主)やザイオンまでが機械によって企画された存在であったにもかかわらず、自ら生み出したものを認め共生するだろうか? 行き詰ったマトリクスを再生するために、予言者がエージェントスミスの暴走を考え付いたワケですが、そんなことしなくても過去に6回マトリクスを作り直しているんだから、いままでどおりやればいいだけのことじゃないだろうか? それに、エージェントスミスが機械にとって脅威である(人間にとっても)、というところの描写が弱いような気がします。 ネオのジャマにはなっているでしょうけど、具体的に機械側に被害が及んでいるわけでもなさそうですし。 反乱する機械と抵抗する人間という、SFではよくあるテーマなのに、これだけマトリックスがもてはやされているということは、それなりによく考えられた結末なのかと期待していましたが・・・。 結局のところ、斬新な映像効果だけが一人歩きしてしまった感じですね。 ちょっと残念。 続編に期待(って、もうないって) ではごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.21 10:02:28
コメント(0) | コメントを書く
[その他いろいろ] カテゴリの最新記事
|
|