thunderbolt!

どれだけ高性能なPCでも、直に触れるのはキーボードとマウス。
私はこれらにはコダワリがあります。
いい加減なものを使うとめちゃくちゃイライラするので、気に入ったものしか使いません。

キーボードは、昔ながらのフルサイズで、全体の形状は長方形で、四隅に適度な枠があること。
ステップスカルプチュアでメンブレンスイッチ、そして鉄板内蔵のもの（持ってみれば分かる＝ずっしり重い）。適度な打鍵加重、クリック感、ストローク感があって、なるべく静かで、キートップがグラグラせず、多少斜めに押しても、抵抗なくすっと押下できること。
カーソルキーの上が横3列、スペースキー、変換、無変換がほぼ同じ長さで、V、Ｂ、Ｎの下がスペースキーのもの。

ものすごく偏屈な条件に思えますが、要するに「普通の」フルサイズキーボードです。
が、これで上質なものというと、なかなかない。

サードパーティのちょっといいキーボードは変なのばっかり。
パンタスイッチ(ぺちぺち安っぽい)とか、メカニカルスイッチ(かちゃかちゃうるさい)とか、やたら多ボタン（どうせ使わない）とか、マイクロソフトの湾曲タイプ（・・・）とか。
一方でオーソドックスな形のものはヘナヘナな激安品ばっかり。
奇をてらわない形状だけど、剛性感のある打鍵感で、キートップも簡単には剥げず、しとやかな音を響かせるような・・・職人がきっちりと仕上げた上質なスーツのようなヤツが欲しい。

高品質キーボードといえば東プレのreal forceシリーズが有名です。富士通のリベルタッチはキー荷重をカスタマイズできるというなんとも玄人好みなキーボードですが、これらを群馬の田舎の店頭で見かけたことはなく、肝心な打鍵感は不明です。


　東プレ Realforce108UBK SJ08B0


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肩透かしを食うのもイヤなので手が出せません(キーボードに2万円って、気軽に買えるような値段でもないし)。

ところが

昔のPCの付属キーボードは結構出来が良く、オーソドックスな形状ながらコストがかかってる感じがします。
私が職場で愛用しているのは、Gateway2000時代の付属キーボード。11年使ってます。やめられない。
最近では、もう手にはいらないので、会社で廃棄PCのキーボードをもらってストックしてます。

結局のところ、これで良いじゃないかと・・・貧乏人には。


コストダウンで真っ先に削られるのがマウスとキーボードみたいですが、これは、激しく間違っています。
ケースがどれだけきれいであっても、それに直に触れるわけじゃないんでしょ。
PC雑誌のレビュワーは、もっとこういう、道具としての基本的な部分に言及すべきだ。


ではごきげんよう。