thunderbolt!

しばらくlinuxbeanの導入体験記が続きます。
今までwindowsは使って来たんだけど、なんかwindows8使いにくいし、いずれ来る脱windows時代にむけてlinuxでも練習しておこうか・・・そういう感じの、パソコンのスキルはまぁまぁあるけど、linuxはほとんど知らない、そんなヤツがジタバタしている記事です。

windowsやめてlinuxにしたら実際どうなの？を地でいってるノリで見てください。


昨日は、良いところを書きましたので、今日は不可解なところ、イマイチなところを挙げます。
そのうち修正してくれたらすごくうれしい。個人的に。


・まず細かいところですが、選択状態で反転したところの文字のハイライトが薄緑で見にくい。
設定のルック＆フィールで濃い色にしました。
またチェックボックスが薄くて、チェックの状態が分からないっていうか、そもそも存在が分からない時があるのも残念。
これは環境(パソコンのグラフィックボード）に依るのかな？

・私の環境ではアイコンが全部表示されず、マウスオーバーすると現れたり消えたりする。なぜ？

こんな感じ。デスクトップのアイコンだけは常時表示だけど、それ以外のすべてのアイコンがマウスオーバーで点滅。なぜ？

・デスクトップ右下の時刻の部分を右クリックしても調整できない。いちいちコントロールパネルを開かないといけない。
欠点ってほどではないにしても、微妙に面倒。なんていうか微妙な詰めの甘さを感じる。

・フォントが、アンチエイリアシングが効いて綺麗なんですが、コントラストがはっきりしないので、逆に見にくい気がしないでもない。
なんかぼやっとして薄いんだもん。

・ファイルマネージャで、ファイル名をクリックして名称変更できない。
ここまでwindowsに似せたんだったら、ファイル名変更みたいな基本的な操作は、抜かりなくやってほしいいいい。
つか、普通、できるんじゃないの？

・日本語のユーザー辞書が、テキストファイルから一括登録できない
とおもうのですが、なんか間違ってる？ひょっとしてできるの？今まで培った鍛えた辞書使いたいよ。

・周辺機器は、使えないものもあるね。
USBメモリや外部HDD、キーボード、マウス、プリンタ、複合機なんかはほぼ無問題ですが、ちょっとマイナーなもの・・・例えばUSBリンクケーブルとかグラフィックアダプタとか・・・は、使えない可能性が高いです。

・日本語入力している時に、ちゃんとリターンキー押して確定せずに連続して文字入力ができない。
変換キーを押しただけの未確定状態（一部が反転し、下線が文節についている状態）でそのまま連続でキー入力すると、windowsでは確実に確定されてカーソルが文字列の最後尾に行き、文字入力を止めずに済みますが、anthyの場合は、半分ぐらいの割合で入力した(確定されていない)部分の前にカーソルが移動し、しかも未確定の部分が消えてしまいます。
日本語文字入力が非常にストレスなので、なんとかしてほしい。

（後日談）→解決しました。明日の記事参照。

・マウス中クリックでペーストってのが慣れない。
オフにしたいのですが、設定するところが見当たらない。linuxのことなので、多分なんか方法はあると思うけど・・・GUIでは無理だよね。
でもそこをできるようにしないと新しい人は来てくれない。




あとこれは、linuxbeanの問題ではないのですが・・・


・パッと見はwindowsに似てはいるが、やっぱりlinux。一皮めくれば全然違うのでいちいち悩む。
もうこれはlinuxの世界観なんだけど、/binとか/sbinとか/mntとかそういうのからは逃れられない。コマンドプロンプトとの完全なる決別まではいってない。
GUIで完結するwindowsしか触ったことない人は、やっぱり非常に抵抗を感じるんじゃないかな。
andoroidが可能なんだからやればできるはずなんだけどね。


・アプリケーションの名称が直感的でないので、何のソフトなのかさっぱり分からない。
左下のソラマメメニューをクリックすると、一度は日本語で「アクセサリ」「インターネット」「オフィス」・・・などが並びますが、そこを開くと「Cliplt」「GPRename」「Gtkhash」「Xfburn」・・・見慣れないソフト名がずらずら。名前からは何をするソフトか、まったく想像できません。

「Galuculator」なんて、「電卓」でええやん。「Sylpheed」も「メール」でいいのに。なんでそうできないんだろう。
きっと何か開発者のこだわりがあるんでしょうけど、windowsを捨ててlinuxにいこうかなっとか考えている人にとっては、そんなこだわりなんてはっきりいって興味ない。どうでもいい。
「linuxBean画像を一括で拡大/縮小」ってわかりやすい名称のがあるから、やればできると思うんだけどな。


・GnuとX windowsのために、ソフト名にやたらとG何某とかX何某ってのが多い（しかも略称）のも、何かマニアックでイヤ。
普通にわかりやすい名前つけられないものかね。
コマンドプロンプトから逃れなれない件とあわせ、良く言えば玄人っぽい、悪く言えば古臭くて閉鎖的でオタクっぽい。
どっぷり浸かっている人は楽しいんかも知れないけど、乗り換えようかな・・・ってふわりと思っている新規ユーザーを取り込む障壁の一つには確実になっていると思う。
linuxbeanはそれでもかなり頑張っている方だと思う。っていうかものすごく頑張っていると思う。
私はubuntuでも馴染めなかったけど、linuxbeanだとしばらく使ってみようかなと言う気になる。なってる。

まあこの雰囲気は、利点でもある（コミュニティが形成されているっていう意味で）から、決してダメとは言えない。ひとつの文化だよね。
しかし中身linuxなandroid見てるとコマンドプロンプト全廃は可能なはず。

linuxbeanは相当がんばっているので、ちょっと期待したんだけどな。



明日に続く。