テーマ:私のPC生活(7425)
カテゴリ:家電
私は仕事ではVB6使いで、RS232CやGPIBなどを使って機器制御したりデータ処理するようなプログラムを組んだりしています。
別にこれが本業じゃないのでコードが汚かろうが遅かろうが見た目が悪かろうがとりあえず動けばよく、規模もせいぜい1万行いかないぐらいなので、さっと組めてわかりやすいVB6は非常に使いやすい。 Cのように{}の対応や文末の;が不要だし、変数の型をあまり意識しないでもそれなりに動いちゃう「ユルさ」は非職業プログラマには大変ありがたい。 私としては機能的にはVB6で必要十分なのですが、しかし時代がVB6を許容しなくなってきました。 win8マシンにVisualStudio6を入れると、起動時に変なエラーが出ます。ブロック変数がどうとか、なにかが解決できませんでしたとか。 一応動作はしますが、フォームデザイナの動作がトロくて使いにくく、XP互換モードにすればサクサク動くものコントロールをドラッグしたときに出る枠線が消えたりと、何気に不便です。 いつまでもVB6にしがみつくのも限界かと思い、一念発起して.NETに挑戦することにしました。 ご存知のようにVB6とVB.NETはかなり違いマス。 VB6のソースコードをコピペしても動かず、オブジェクト指向とやらで記述方法がかなり変わって見えます。 自動変換ソフトも今はなく、そもそも一から書き直した方が早いともいわれています。 また、.NETの特徴である「オブジェクト指向」を理解しようとして解説を見るも良く分かりません。 オブジェクト?インスタンス?クラス?継承?オーバーライド?カプセル化??? そんな(昔はなかった)概念を理解しないでも使えるVB6の簡単さに負け、いままで移行を先送りしてきました。 そんな人多いんじゃないかな?アタマの硬いおじさん。というか、普通に社会人やってたら、必要に迫られない限りそんな勉強しているヒマの無いよね。 という訳で、VB.netへの移行の最初にして最大にしての壁である「オブジェクト指向」の理解に挑むことにしました。 とにかくプログラミングは習うより慣れろです。 VB.NETの開発環境であるVisual Studio 2013はExpress版はフリーなので、失敗しても金銭的ダメージはありません。 マイクロソフトのサイトからダウンロードサイトには、エディションが色々ありますが、デスクトップアプリ(つまり今までと同じようなプログラム)を開発するためにはfor Desktopを選びます。 この辺の詳細は別サイトに詳しいです。 「初心者向け!Visual Studio(Express)の使い方」(http://techacademy.jp/magazine/2696)とか。 インストール終盤にはマイクロソフトアカウントが要求されます。何でこんなものが必要なんだろうか。 それはさておき、今までのVB6とはかなり違った雰囲気の開発ウインドウにVB6プログラマの誰もが戸惑うでしょう。 スタートページってなんだ?フォームデザイナはどこにいった?ソリューションエクスプローラ?? そこでメゲないで「新しいプロジェクト...」をクリック。windowsフォームアプリケーションを選択すると見慣れたフォームデザイナが現れます。 ここから先はVB6と似てるっちゃ似てる。フォームデザイナがあり、ツールボックスがあり、コントロールをドラッグドロップしてダブルクリックするとコードがかける。 起動してから「Hello, world」を表示させるまでの実際の流れは専門書に任せるとしましょう。 私はこれを参考にしています。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】作って覚えるVisual Basic 2013デスクトップアプリ入門 [ 荻原裕之 ] 明日に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.16 23:00:02
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