2019/08/21(水)00:11
windows98のHDDを交換(クローンコピー)FDD不要 後編
昨日の続き。
ミレニアムなんて言葉も忘れられた2019年8月、windows98の再インストールやっています。
back to the 20th century!
windows98の再インストールには、フロッピーディスクの「起動ディスク」が必要です。
しかし今時、マトモに動くFDDなんてありません。軒並み壊れてる。
そこでFDDを使わずインストールできる方法がないか探したところ、パソコン付属品のCD-ROMのwin98セットアップディスクならフロッピーディスク不要で、CDのみでブートできるらしいことがわかりました。
そんなディスク、FDD以上に無いんじゃないか・・・?と思っていたら、なんと、頑張って探すとあったんですね、これが!
確か、Gateway2000のパソコンを買ったときについてきたディスクだと思います。捨てないで取っておいてよかった。
なんでもかんでもダンシャリすればいいってもんじゃないね。
USB2.0 DVDドライブ 外付け CDドライブ USB書き込み対応 読み込み対応 ポータブル Windows 98SE/ME/2000/XP/WIN7/VISTAなど対応
で、寄せ集めdimensionパソコンに新HDDをつなぎ、CDドライブにWin98セットアップCD?ROMを入れ、BIOSのブートメニューでCDブートを選択して起動すると!
めでたくFDなしでwin98インストーラーが起動しました。
ちなみに、CDブートできるCD-Rを作る方法もあるらしいです。今回は試しませんでしたけど、win98のシステムが完全になくなるまでは、1枚ぐらいあっても良いかも。
第11章 ブート能力のないWindows 9X系インストールCDを組み込む
http://uiuicy.cs.land.to/bootcd/bootcd11.html
あとは懐かしい画面を見ながら、win98をインストールしていけばいいだけ・・・・なんですが、
なんとプロダクトキーが分からない。メモってある番号を入れても弾かれてしまう。
おそらくパソコンのケースか、マニュアルに貼ってあったんだろうと思うが、今度こそ見つけることが出来ませんでした。
しかし、落胆するにはまだ早い。
旧環境をクローンニングするのであれば、プロダクトキーの入力はしなくていいことに気づいたのです。
実はプロダクトキー入力画面まで進んだ時点で、もうHDDからブートできる環境になっているのです。
とりあえずプロダクトキー入力画面でキャンセルを押します。するとインストーラーが終了します。
そこで再起動すると、CD-ROMを抜いてあってもwin98の旗画面が出て、プロダクトキー入力の画面までは進むのです。
つまりHDDからwin98(の基本部分?)が起動しており、インストーラーはその上で走っているようなのです。
というわけで、この状態で元Cドライブの内容を上書きコピーしてやれば、クローンニングできるってわけです。
(なのでライセンス的にも、別PCのwin98のCD-ROMを使っても問題ないと思う)
プロダクトキー入力画面でキャンセルして、パソコンの電源を切ります。
寄せ集めdimensionから新HDDを取り外し、旧HDDのデータをバックアップしてあるwin8.1マシンに再びUSB接続ケーブルでつなぎます。(またEドライブとFドライブになります)
そしてバックアップしてあった元Cドライブの内容を、新HDDのCドライブ(Eドライブとして認識されている)に上書きコピーします。単純にコピーするだけです。
途中までインストールされたwin98を、昔のwin98のファイルで上書きするってことです。
同様にDドライブの内容も、新HDDのDドライブ(Fドライブとして認識されている)にコピーします。
コピーが終わったらHDDを取り出し、再び制御用パソコンにつないで起動すると・・・・今まで通り起動した!
良かった? とりあえずちゃんと動いている模様。
めでたくHDD換装(クローンニング)完了。
やっぱりHDDがダメだったらしい。良かったマザーボードじゃなくて。
いまどきもう、ISAバスのマザーボードなんて見つからないよ・・・
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win98環境クローンニングの要点(笑)
・パソコンに付属していたwin98セットアップCD-ROM(メーカー不問?)を使うと、起動ディスクなるフロッピーディスクは不要。
・プロダクトキーが分からなくてもいい。そこまで行ったらキャンセルして、クローン元のCドライブの内容を上書きコピーすればいい。
ではごきげんよう。